GMがかつて展開していたポンテアックブランドの代表的な小型車、グランダム。日本では1991年から1997年まで4代目が輸入されました。このクルマは尖った表情のフロントマスクが特徴で、今見ても古さを感じない個性があります。クーペモデルは「SEクーペ」のモノグレードでの展開で、2.3Lの直4エンジンに4速ATが組み合わされ、左ハンドルモデルのみが販売されました。1995年の一部改良においてはセダンにV6エンジン車の設定がされるなどのテコ入れが行われましたが、クーペに関しては日本仕様のカタログに載ることすら叶わず、一足先に日本市場を去ることとなりました。