リンカーンマークVIIIは1993年に登場した大型クーペです。マークシリーズ8代目となるマークVIIIはリンカーンマークシリーズ最後のクーペとなりました。全長約5m全幅約1.9mの大柄なボディで後輪を駆動される2ドアの美しいクーペ。ワイド・アンド・ローのスタイルと薄く長く広がるライトデザインにより低さと広さをより強調しています。インテリアは曲線を用いた包み込まれるような室内と余裕のある大きさのシートでパーソナルルームのような空間が広がっています。販売開始から5年後の1998年に販売が終了となりマークシリーズの歴史が終わりました。最後のマークシリーズであるマークⅧはリンカーン最後のクーペとしての希少性の高い車といえるでしょう。