かつての豊かなアメリアを象徴する、大きくて力強いマリブのステーションワゴンは、日本でも人気の車種で、常に高い買取相場となっています。V8エンジン、フロアシフト、ヘッドレストのない本物のベンチシートなど、マニアはたまらない装備と機構が人気となっています。しかし、その特徴も、4代目までで、ダウンサイジングされてからは欧州車のように小型で個性のない車種になり、相場も下落してしまいます。機能性と経済性を考えれば正常進化といえますが、面白さと楽しみを求めれば、古いマリブのステーションワゴンが成功の選択です。そんな考えを持つ人がいることで、買取相場が高くなるのです。