アメリカンスポーツカーの代名詞、コルベット。今でこそクーペがメジャーかもしれませんが、1954年に登場した初代はオープンのみのラインアップでした。エンジンは伝統のV型8気筒のOHV。このクルマのアイデンティティのひとつとして、独自の進化を続けます。現行7代目のコンバーチブルには電動ソフトトップを採用。50km/h以下であれば走行中に開閉できるという仕様で、ゲリラ豪雨などにも対応できるスグレモノです。またオープンカーは重くなりがちですが、コルベットはクーペ比10kg増にとどまっています。オープンモデル出身のコルベットだからこそ、設計にも非常に力が入っている証左といえます。