CTSの弟分として登場したキャデラックのDセグメントサルーン、ATS。そのクーペモデルは、セダンよりも全高を15mm抑え、全幅を40mm拡大したワイド・アンド・ローのプロポーションを特徴としています。日本仕様のエンジンは2.0Lの直4ターボ。これに6速AT(2016年モデル以降は8速AT)がつきます。一見セダンと似た雰囲気ですが、各部にクーペらしいグラマラスなデザインを採用。一昔前までFF化が推し進められたキャデラックも、CTSとこのATSは競合にならいFRとなっています。ダウンサイジングターボをはじめ、最新のプレミアムカー事情に対応した高級クーペです。