GMによる乗用車ブランドの1つであるビュイックですが、そのビュイックの中型サルーンに「リーガル」があります。もともと中型パーソナルカーとしての出自を持つリーガル、有名なのはセダンやステーションワゴンですが、オリジナルはクーペなのです。1988年登場の3代目はそんな歴史を踏まえ、発売当初はクーペボディのみのラインアップでスタートします。エンジンは3.8LのV6でOHV。ダウンサイジング期のアメ車とはいえ全長4.94m、全幅1.85mのボディサイズは日本では大型クーペの格というものです。駆動方式がFFとなったのも3代目の特徴。クーペながらゆったりとした走りが楽しめます。