空冷ポルシェに
納得の高価買取を

空冷ポルシェの買取相場は、今も上がり続けているといわれています。15年ほど前までは350万円ほどで、まずまずのコンディションの964型ポルシェを買うことができました。しかし、世界的なネオクラシックカーブームが起こり、価格の高騰がはじまります。結果として、350万円ぐらいだった中古車価格は1,000万円超えが当たり前となり、モデルによっては当時の新車価格を優に超えるプライスタグがついています。直近ではやや落ち着きを見せてはいるものの、買取相場が高い水準で推移していることには変わりありません。つまり、今が空冷ポルシェを売却するチャンスということです。

ナローポルシェの買取相場は、300万円台のものから1,000万円を優に超えるものまで様々です。つまり、査定における評価は状態次第ということになりますが、年数の経過とともに状態の悪い個体は高額買取が難しくなってきています。一方で、入念にレストアされたモデルは1,000万円オーバーが当たり前となっており、過去の海外オークションでは約1億円のプライスタグがついたこともありました。

930の買取相場は、カレラで250～1,000万円程度、ターボで650～1,500万円程度で推移しています。しかし、15年ほど前までは500万円ぐらいの予算で手に入れることができました。つまり、当時の倍以上といっても大袈裟ではないくらいの価格の高騰ぶりを見せています。

964の買取相場は、基本的に930型と同じ流れを汲んでいます。しかし、964型には2500万円以上で買い取られるモデルが存在します。そのモデルは、カレラ2の軽量バージョンであるカレラRSとフラッグシップモデルのターボ3.6です。この2つのモデルは空冷ポルシェを象徴するモデルといっても過言ではありません。

993の買取相場は、現状では964型に若干見劣りします。しかし、4WDモデルに関しては事情が異なります。たとえば、964型のカレラ4が最高で800万円程度の買取額なのに対して、カレラ4Sは1,300万円程度で買い取ることが可能です。そして、空冷ポルシェの最終モデルであることは売却の際に大きな武器になるはずです。