ディフェンダーの歴史は非常に長く、源流まで遡ると70年以上もの歴史を持ちます。ディフェンダーの名称が与えられたのは1990年であり、2015年までフルモデルチェンジを行わずに生産が続けられました。期間があいたものの、2020年には2代目となる現行型のディフェンダーがすべてを刷新して登場しています。旧型のディフェンダーも中古車市場で高く評価されていますが、ここからは現行のL663型の買取相場について解説していきます。L663型には幅広いグレードが設定されていますが、基軸となっているのは3ドアでショートホイールベースの「90」、5ドアでロングホイールベースの「110」です。また、2023年モデルには、110よりもロングボディの「130」が追加されます。エントリーグレードとトップグレードでは、新車価格で500万円以上の差があります。この差は買取となっても現れているため、基本はグレードの順番で買取価格が決まると言えるでしょう。L663型の買取相場は非常に高く、今後もしばらくの間は同様の傾向が続くと考えられます。