イギリスの名門スポーツカーメーカー、アストンマーティン。アストンマーティン・ヴィラージュは、かつてアストンマーティンが生産していた2+2のスポーツカーです。初代モデルは1989年に登場し、1996年にV8クーペと改名され、2000年まで製造が続けられました。2代目モデルは2011年に登場。実に11年ぶりの復活となりました。元々はDB9とDBSの中間モデルでしたが、2013年にDB9のビッグマイナーチェンジとともに消滅。わずか2年しか生産されなかった短命のモデルとなってしまいました。

アストンマーティンの
買取相場一覧

アストンマーティン・ヴィラージュは、2代目モデルの生産終了からすでに5年が経過、初代モデルに関してはデビューから約30年が経過しています。買取相場に関しても、その個体個体の状態でかなり上下することが多いようです。アストンマーティンはもともと生産台数が少ないブランド（年間総生産台数は5,000台前後）ですが、日本に入ってきている数もやはり少なく、ヴィラージュの2018年10月現在の国内中古車市場で流通しているのは5台前後となっています。

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アストンマーティン・ヴィラージュの美点は、その美しい内外装の仕上げと、強力なエンジンです。特に2代目モデルに関しては、現在では貴重なV12エンジンを搭載しています。6リッターの自然吸気エンジンは497馬力を発生。アストンマーティンの至宝とも言えるこのオールアルミエンジンは、ドイツのケルンにてハンドビルドされていました。このエンジンを味わうことができるというだけでも、このモデルの存在価値は十分にあるでしょう。

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