アストンマーティンが作るクルマの最上位モデルとなるのが「ヴァンキッシュ」です。その初代は2004年に登場した「V12ヴァンキッシュ」で、これは2007年途中まで製造販売されました。そして時をおいて2012年、第2世代のバンキッシュが登場。こちらはボディパネルのすべてにカーボンファイバーが採用され、搭載エンジンは新開発されたアルミ製の6L V12です。そのオープン版が「ヴァンキッシュ ヴォランテ」で、2016年に登場したアストンマーチン史上最高のスーパーGTが「ヴァンキッシュS」となっています。

アストンマーティンの
買取相場一覧

初代のV12ヴァンキッシュはかなり希少で、「ほとんど流通していない」と言っても過言ではありませんが、たまに良質な物件が出てくるとまだまだかなりの高値が付きます。現行世代のヴァンキッシュも同様に希少ではありますが初代ほどではなく、少数ですがそれなりの数が流通中。その買取相場は、これまた良質車である限りかなりの高値です。そのオープン版であるヴァンキッシュ ヴォランテは超希少なため明確な買取相場は形成されていませんが、これまたたまに出てくるとかなりの高額になる場合がほとんどです。

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こちらもDB11同様に「存在そのものがセールスポイント」と言えるクルマですので、特にこれといった何かはありません。ほぼすべてのヴァンキッシュが屋根付き車庫に保管されているでしょうし、走行距離も少ないはず。そしてオプションも豊富に装着されている場合がほとんどかと思われます。あまり距離を延ばさないうちに売却すれば、それだけで高値が付くモデル。それがヴァンキッシュというクルマでしょう。

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