アストンマーティンDB5 は、DB4の後継車種として1963年~1965年に製造したスポーツカーです。エンジンは、3,995ccの水冷直列6気筒全軽合金製DOHCエンジンを搭載。標準型は3基のSU製キャブレターを装備し282hpを、高性能版のヴァンテージ仕様は3基のウェーバー製キャブレターで314hpを出力しています。2年余りの間に1,023台が製造されています。歴代のアストンマーティンの中でもDB5の人気が高いのは、映画007シリーズで主役のジェームズ・ボンドが乗る「ボンドカー」として使用されたことが大きいでしょう。DB5は多くの007シリーズに登場しますが、初代ボンド役のショーン・コネリーが「ゴールドフィンガー」で操るDB5が最も人気があります。また、2018年8月にその1964年公開 された「007ゴールドフィンガー」に起用されたボンドカー、アストンマーティンDB5を25台限定で復刻生産し、販売することを発表しています。そして、顧客への引き渡しは、2020年を計画しています。