アトムは、一般的なスポーツカー、スーパーカーとも大きく形が異なり、フォーミュラカーのような装いです。公道を走って良いような見た目ではなく、初めて見た方は驚くかもしれません。フェンダーは最小限の作りで、フロントガラスやサイドパネルなどもなく、とにかく軽量化を優先しています。1999年に初代が登場しており、初期はローバー製のエンジンを搭載していました。2003年からはホンダ製、直列4気筒の2.0Lエンジン、その後もホンダ製のエンジンを基本は採用しており、最強モデルではスーパーチャージャーの搭載で300psオーバーを達成しています。さらに限定車ではありますが、スズキのバイク用エンジンを2基搭載した「アトムV8」も登場しています。独特な形状のアトムですが、その分乾燥重量は600kgを切るほど軽く、まさに異次元のスポーツカーです。