ACコブラは、「ACエース」の後継車として1962年に登場しました。ACエースに搭載していたエンジンが手に入らなくなったことにより、フォード製のエンジンへ変更することに合わせて「ACコブラ」へと進化しています。モデルとしては年代ごとに3つあり、「MkⅠ」が初代、続いて「MkⅡ」「MkⅢ」へと移行していきました。どのモデルも基本はロングノーズ・ショートデッキの特徴的な外観ではあるものの、多少の変化が見られます。それでも、車好きでなければ違いには気づけないほど微妙な変化です。また、エンジンもモデルによって異なり、後半になるほどエンジンの大排気量化と最高出力を向上させています。