V50は2004年から2012年まで製造販売していたステーションワゴンです。伝統のフロントグリルとキャラクターラインを受け継いだ外観。角が丸く削り取られ良くも悪くも普通の車という印象になってしまいました。対して内装はさすがボルボと言える質感の高さが見られます。シンプルでフラットをベースとしたインテリア空間。センターコンソールからダッシュボードにかけて繋がりのあるパネルは家具のような美しさがあります。シートは長時間座っていても疲れにくい形状で遠出をするのも苦痛はないでしょう。ワゴン特有の使い勝手も手助けし、乗員スペースが荷物で犠牲になることはなく乗員全員がストレスなく長距離ドライブを楽しめます。長距離移動となると疲労もたまり集中力が切れてくることもあります。そんなときV50であれば充実した安全装備により万が一のときの被害を最小限に留めてくれる。安全面はフラッグシップセダンS80と肩を並べるほど充実。衝突安全性をはじめとするボルボ独自の安全への考え方が盛り込まれています。