850シリーズから始まったボルボの方針転換の中で生まれたC70クーペ。そんなC70をベースに、ボルボの新たな取組みとして生まれたのがC70カブリオレです。2006年に登場し、ピニンファリーナデザインをまとった2代目モデルは先代のソフトトップを改め電動式ハードトップを採用。2.4Lの直5エンジンを搭載したベースグレードと2.5LターボのT5の2本立てのラインアップでした。2009年には大幅なフェイスリフトを敢行、新世代のボルボフェイスとなります。日本仕様には翌2010年からの反映となり、あわせてグレードもT5に一本化されました。しかし、5速のATなどは陳腐化も否めず、後継車もないまま2013年に販売を終了しました。