ボルボは、2030年までに全ての車両を電気自動車化する計画ですが、その第一弾としてC40 リチャージは登場しました。クーペスタイルのSUVで、現在はフルタイム4WDはラインナップになく、後輪のモーターのみで駆動するRWDを採用しています。4WDが設定されていないことにより、人によってはSUVらしさを感じにくいかもしれません。搭載されるバッテリーは73kWh、モーターは1基のみで最高出力は238psを発生させます。航続距離はWLTPで476kmと非常に長く、日常使いだけではなく、長距離移動も十分可能にしました。グレードは2種類と少なく、動力性能の違いはありません。そのグレードは、ベースグレードにあたる「Plus」と、上位グレードの「Ultimate」です。UltimateはPlusの装備から、ハーマンのオーディオシステムやピクセルLEDヘッドライトなどが追加されます。他にも追加される装備は多く、価格差だけの価値があるグレードです。さらに、より航続距離を伸ばし最高出力を向上させた「エクステンディッドレンジ RWD」も登場予定になっています。