740シリーズの後継として1990年に登場したボルボのフラッグシップ、940シリーズ。非常に角ばったデザインの740よりも若干丸みを帯びているのが特徴です。940エステートは直4エンジンを搭載したワゴンの廉価モデル。翌年に登場した850シリーズからは駆動方式がFFとなったため、この940/960は最後のFRボルボとしても知られています。エンジンは2.3Lの直列4気筒。NAとターボのラインアップは先代の740エステートから受け継がれています。Eセグメントのワゴンボディからくる広大な荷室も740譲り。1997年の販売終了まで古きよきボルボのワゴンとしてユーザーの期待に答えました。