240はボルボが1974年から1993年まで販売していた乗用車。ボディタイプはセダンとワゴンがあります。累計販売286万台以上を売り上げたロングライフモデルでありロングセラーモデルです。ボルボと言えば四角。おそらくこのようなイメージを持っている人が多いでしょう。このイメージする車はおそらく240。この240という車には現代では当たり前のように付いている装備が装着された革新的なモデル。車両前後のクラッシャブルゾーン(衝撃吸収部分)、ステアリングのラック・アンド・ピニオン機構、パワーステアリングといった装備が付いています。モデルライフ後半にはワゴンの人気が高まり、販売台数の多くはワゴンモデル。1990年にはエアバッグの装着、1991年にはABSが装備されました。モデル後半であっても安全への配慮と進化と実用化は抜かりなく行われていました。年代によりエンジンの種類などの違いやグレードの違い、特別仕様車などがあり多くのバリエーションが豊かでした。