サーブ 9000は、1997年まで日本でも輸入されていたスウェーデンメーカーの車種で、発売当時には数あるサーブブランド中でも全く新しいフラッグシップモデルとして発表され話題を生みました。初代の9000は2リットルエンジンを搭載した4ドアセダンがポピュラーでしたが、後期型のモデルでは上級仕様のグリフィンが追加されたことでその進化の過程は目まぐるしく、後の自動車業界に多大なる影響を及ぼしました。このサーブ 9000には、サーブブランドの最大の特徴でもありますセンターコンソール上のキーシリンダーが搭載されておらず通常のステアリングコラムの右部に配置されている事が特徴です。