
よもやま話
更新2023.11.22
外観はGTI風の限定車。仕事仲間が買った愛車「ゴルフⅡ」のこと
中込 健太郎
今クルマのライティングの他にもちょっとした自動車関連のビジネスの相談にも載らせてもらっていたりしているのですが、そんなかたちで今は関わっており、ここ一年ほど、別の役割であるコンテンツに携わらせてもらっていた関係で、いろいろと一緒に動くことの多い仲間が、このほど念願の初めての愛車を購入しました。

先日も打ち合わせがあり、愛車を手に入れた彼もクルマで来られる、都内のファミレスで集合して、ランチミーティングをしました。クルマはゴルフⅡ。外観はGTI風の限定車ですね。オリジナルの状態を奇麗に保ち、やみくもに手を入れて、絶対的整然と、美しくレストアされたクルマとは全く異質の、歳月を重ねてもなお現役な雰囲気に満ちたそのクルマは、ネットオークションでみつけ個人売買で購入したそうな。細かい傷はあるけれど、とご本人はいうのですが、逆にないと不自然なほど、それでも全体的には奇麗な個体でした。

これから少しずつ見てもらったりしながら、手を入れていきたいと話していましたが、いまのところ普通に乗れているとのこと。機械ですから動いて当然、とはいえ、年式を考えるとなかなかしっかり動くとは限らない。動いていることにまず感謝せねばいけない年式であるのも確か。傍らで見ていて、いいクルマとの出会いがあったようで、実になにより。そう思ったものでした。
しかし、僕が嬉しかったのは、やはりなんといっても、その「少年に戻ったような笑顔」を見れたことです。クルマのコンディションは始めよくなかったとしてもお金をかければ直ります。しかし、クルマを前にした大人がこういう笑顔にもなるのだ。知っていたつもりですが、改めてクルマの魅力ってこういうところなんじゃないかと思ったものです。(逆にわたしなんぞはどれほどにたついていことでしょうw)

自分はクルマのことはあまり知らないから、と言う彼も心動かされるクルマはあってそんな一台がゴルフだったそうです。いろんなものを考えたそうですがなんとかいたわりながら乗れば普段も使えるだろうし、最初の相棒としてはいいんじゃないか、そんな風に思ったそうです。そういう風に「クルマと向き合おう」としてくれて、実際飛び込んで、その出会いに嬉しそうな笑みを浮かべる。こういうことをまた一人、体験された証だ。その笑顔を見たとき僕はそんな風に感じたものでした。こういう場面に立ち会えたこと自体、クルマ好きとしては、幸せなことであり、この人の喜びを少し分けてもらったような、そんな気がしたものでした。
彼には素敵なカーライフを送ってほしいものです。

凛々しさがたまらないですね。シンプルながら上質。ラグジュアリーな手法を使わずに上質に見せるところに真の道具としてのクオリティの高さを感じずにはいられません。そして小さい、しかし、中は驚くほどルーミー。言葉少なながら名車の装い。京都のどこかのお寺の庭でも見ているかのようにじっとたたずみ、ずっと見れる飽きのこなさ。今なお実に奥深い。

先日も打ち合わせがあり、愛車を手に入れた彼もクルマで来られる、都内のファミレスで集合して、ランチミーティングをしました。クルマはゴルフⅡ。外観はGTI風の限定車ですね。オリジナルの状態を奇麗に保ち、やみくもに手を入れて、絶対的整然と、美しくレストアされたクルマとは全く異質の、歳月を重ねてもなお現役な雰囲気に満ちたそのクルマは、ネットオークションでみつけ個人売買で購入したそうな。細かい傷はあるけれど、とご本人はいうのですが、逆にないと不自然なほど、それでも全体的には奇麗な個体でした。

これから少しずつ見てもらったりしながら、手を入れていきたいと話していましたが、いまのところ普通に乗れているとのこと。機械ですから動いて当然、とはいえ、年式を考えるとなかなかしっかり動くとは限らない。動いていることにまず感謝せねばいけない年式であるのも確か。傍らで見ていて、いいクルマとの出会いがあったようで、実になにより。そう思ったものでした。
しかし、僕が嬉しかったのは、やはりなんといっても、その「少年に戻ったような笑顔」を見れたことです。クルマのコンディションは始めよくなかったとしてもお金をかければ直ります。しかし、クルマを前にした大人がこういう笑顔にもなるのだ。知っていたつもりですが、改めてクルマの魅力ってこういうところなんじゃないかと思ったものです。(逆にわたしなんぞはどれほどにたついていことでしょうw)

自分はクルマのことはあまり知らないから、と言う彼も心動かされるクルマはあってそんな一台がゴルフだったそうです。いろんなものを考えたそうですがなんとかいたわりながら乗れば普段も使えるだろうし、最初の相棒としてはいいんじゃないか、そんな風に思ったそうです。そういう風に「クルマと向き合おう」としてくれて、実際飛び込んで、その出会いに嬉しそうな笑みを浮かべる。こういうことをまた一人、体験された証だ。その笑顔を見たとき僕はそんな風に感じたものでした。こういう場面に立ち会えたこと自体、クルマ好きとしては、幸せなことであり、この人の喜びを少し分けてもらったような、そんな気がしたものでした。
彼には素敵なカーライフを送ってほしいものです。

凛々しさがたまらないですね。シンプルながら上質。ラグジュアリーな手法を使わずに上質に見せるところに真の道具としてのクオリティの高さを感じずにはいられません。そして小さい、しかし、中は驚くほどルーミー。言葉少なながら名車の装い。京都のどこかのお寺の庭でも見ているかのようにじっとたたずみ、ずっと見れる飽きのこなさ。今なお実に奥深い。