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ドイツ現地レポ

更新2016.01.27

ゴルフ3にそっくりな、さりげなくカスタムされたVWヴェント ヴァリアント

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松村 透

ドイツから、VWヴェントワゴンの画像が届きました。こうして見ていると、ゴルフ3ワゴンの佇まいにそっくりです。クルマ好きでも、ここまでくると間違い探しの領域です。かつてのカローラ/スプリンター、マークII/チェイサー/クレスタ…よりも難しいかもしれません。

ゴルフ3にそっくりな、さりげなくカスタムされたVWヴェント ヴァリアント

日本のメディアでも「VWゴルフにワゴン(ヴァリアント)が必要なのか」議論になることがあります。

しかし、ユーザーにとっては選択肢が多いほど、さらには「ハッチバックでは容量不足だけれど、ゴルフのワゴンが欲しい」というニーズが少なからず存在するはずです。そもそも、前述のような議論は愚問なのかもしれません。

事実、日本でも人気が出ました。いまでも元気に走っているゴルフ3や4のワゴンを見掛けます。筆者も10数年前に、中古のゴルフ4ワゴンを手に入れ、大人4人と人数分の荷物をラゲッジスペースに押し込んで旅行に行きました。あれがハッチバックだったら荷物は積みきれなかったといまでも思います。現在はハッチバックのゴルフに乗っていますが、年に数回、リアシートを倒してラゲッジスペースを確保しないと積みきれない場面に遭遇します。

たとえば、実用車と趣味車の2台持ちの相棒として、ゴルフワゴン(ヴァリアント)は実に頼りになるチョイスだと思うのです。もちろん、1台で趣味と実益を兼ねたチョイスだとしても。

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さて、このヴェント ヴァリアント、良く見るとドレスアップが施されていますね。フロントグリルの中央にある「VWエンブレム」がブラックアウト化されているだけでなく、ホイールはゴールドにペイントされたBBS製と思われるものに交換されています。どうやら車高も落とされているようですよ。さらに車内に目を向けてみると、ベージュ色と思われるレザーシート。これは純正オプションでしょうか?ウッドステアリングのチョイスにもこだわりがあるかも…。

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真紅のボディも艶やかです。とはいえ、それなりに年式を経てきている個体のはず。それを感じさせないコンディションにも見受けられます。よほど保管状態がよいのか、オーナーの愛情の賜物でしょうか。

おそらく、この個体は生まれ故郷であるドイツで生涯を送ることになるのでしょう。いつまでも、大事に乗ってもらえることを祈るばかりです。

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