
ドイツニュース
更新2019.12.20
VW、中国で新ブランド「ジェッタ」の販売好調
外車王SOKEN編集部
独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は5日、中国で立ち上げた新ブランド「ジェッタ(JETTA)」の出荷台数が9月の市場投入から約3万台となっており、好調なスタートを切ったと発表した。新ブランド「ジェッタ」では特に中国の若い年齢層をターゲットとしている。

VWはジェッタから現在、SUV「VS5」とセダン「VA3」を販売している。近く2番目のSUVも市場投入する予定。VWによると、ジェッタの出荷台数のうちSUVが約80%を占めている。ジェッタの車両はすべて、VWと第一汽車(FAW)との合弁会社である一汽大衆(FAWVW)の成都工場で生産している。
VWは中国市場で、既存のVWブランドを上級の量産車(TopofVolume)と位置付ける一方、「ジェッタ」ではこれまで対応できていなかったエントリーセグメント、特に若い世代に注力する。VWによると、エントリーセグメントは中国の乗用車市場の約3分の1を占めており、現在は中国ブランドが多い。また、エントリーセグメントの顧客層のうち、人生で初めて自動車を購入する人が約80%を占めている。
中国では、初めて自動車を購入する人の平均年齢が20歳と、欧州や米国に比べて若い特徴がある。また、エントリーセグメントで初めて自動車を購入する人は、8,000~1万5,000ユーロの車両を購入している。
VWにとって中国は世界販売の約50%を占める最大市場。VWブランドの中国市場の出荷台数は2017年から2年連続で300万台を超えている。同社では2019年も300万台を超えると見込んでいる。
[提供元/FBC Business Consulting GmbH]

VWはジェッタから現在、SUV「VS5」とセダン「VA3」を販売している。近く2番目のSUVも市場投入する予定。VWによると、ジェッタの出荷台数のうちSUVが約80%を占めている。ジェッタの車両はすべて、VWと第一汽車(FAW)との合弁会社である一汽大衆(FAWVW)の成都工場で生産している。
VWは中国市場で、既存のVWブランドを上級の量産車(TopofVolume)と位置付ける一方、「ジェッタ」ではこれまで対応できていなかったエントリーセグメント、特に若い世代に注力する。VWによると、エントリーセグメントは中国の乗用車市場の約3分の1を占めており、現在は中国ブランドが多い。また、エントリーセグメントの顧客層のうち、人生で初めて自動車を購入する人が約80%を占めている。
中国では、初めて自動車を購入する人の平均年齢が20歳と、欧州や米国に比べて若い特徴がある。また、エントリーセグメントで初めて自動車を購入する人は、8,000~1万5,000ユーロの車両を購入している。
VWにとって中国は世界販売の約50%を占める最大市場。VWブランドの中国市場の出荷台数は2017年から2年連続で300万台を超えている。同社では2019年も300万台を超えると見込んでいる。
[提供元/FBC Business Consulting GmbH]