ドイツニュース
更新2024.02.07
仏ヴァレオ、22年の特許出願数で国内1位に
外車王SOKEN編集部
仏自動車部品大手のヴァレオは1月23日、2022年に全世界で1,218件の特許を出願し、仏産業財産庁(INPI)によるランキングでフランスの企業として最多になったと発表した。そのうち44%が国内、25%がドイツ、11%が中国での出願だった。同社は全世界で約2万8,000件の特許ポートフォリオを保有する。
ヴァレオが2022年に出願した主な特許は、◇希土類と磁石を使わない電動モーター、駆動系の自己冷却システム、車載電池冷却システムなどの電動化技術◇自動バレーパーキング(AVP)などの運転支援システム◇高精細照明と、照明にセンサーを統合したソリューションなどの照明技術◇車内人物検知などの内装関連技術――に関連している。
ヴァレオは2023年、グループのOEM向け売上高の10%にあたる20億ユーロを研究開発に投資した。研究開発拠点は世界に65カ所ある。
[画像/Adobe Stock 提供元/FBC Business Consulting GmbH]