更新2024.06.29
テスラのリセールは崩壊が始まっている!?各モデルの残価率や高く売る方法を紹介
外車王SOKEN編集部
テスラは、電気自動車で長年世界のトップを走ってきた自動車メーカーです。また、リセールバリューが高いことでも有名です。しかし、日本での販売台数は鈍化しており、それにつられるようにリセールバリューも悪化しています。
ここでは、各モデルのリセールバリューを紹介します。また、リセールバリューが低くなっている理由なども解説していきます。
テスラの5年後のリセールバリュー
現在、テスラには、SUVの「モデルX」、コンパクトセダンの「モデル3」、高級セダンの「モデルS」という3つのモデルに加えて、コンパクトSUVの「モデルY」がラインナップされています。
ここでは、発売から5年以上経過している「モデルX」「モデル3」「モデルS」のリセールバリューを紹介します。
モデルX
モデルXは、2016年9月から販売を開始した「ファルコンウィングドア」と呼ばれる特徴的なガルウィングドアを備えた大型のSUVです。
モデルXの5年後のリセールバリューは以下の通りです。
・新車時価格(税込):1,446万円~1,666万円
・発売日:2016年9月16日
・残価率:29.1%~37.4%(※2024年5月現在)
・相場傾向:全体的に平均値を下回る相場で推移
モデル3
モデル3は、2019年に導入されたコンパクトセダンです。当初は供給が追いつかないという状況が見られましたが、現在は納期遅れは解消されています。
モデルXの5年後のリセールバリューは以下の通りです。
・新車時価格(税込):531~725万円
・発売日:2019年5月31日
・残価率:24.8%~42.6%(※2024年5月現在)
・相場傾向:ここ数年は下落傾向
モデルS
モデルSは、2013年に日本に導入された高級セダンです。同時にテスラのフラッグシップモデルでもあります。
モデルSの5年後のリセールバリューは以下の通りです。
・新車時価格(税込):1,266万円~1,566万円
・発売日:2014年9月8日
・残価率:22.3%~25.1%(※2024年5月現在)
・相場傾向:厳しい相場状況
テスラのリセールバリューが低くなっていると言われる理由
テスラのリセールバリューは、新車が潤沢に供給されるようになってから悪化が見られるようになりました。
ここでは、3つの観点からその理由をみていきます。
バッテリーの劣化
電気自動車とスマートフォンのバッテリーは、ほとんどがリチウムイオンバッテリーが使われており、基本的に同じ構造で作られています。そのため、電気自動車のバッテリー、つまりテスラのバッテリーはスマートフォンと同じように劣化します。また、一般的にバッテリーの劣化がはじまるのは新車を購入してから、約2〜3年後と言われています。
バッテリーの劣化は、航続可能距離の減少に繋がるため、リセールバリューに悪影響を及ぼすのです。
日本国内の販売台数が少ない
テスラは国内の普及があまり進んでおらず、年間の新車販売台数も鈍化しているのが現状です。
具体的には、2023年の日本での販売台数が約5,500台ほどなのに対して、同じ電気自動車の日産サクラの販売台数は3万4,083台、さらに輸入車メーカートップのメルセデス・ベンツは、51,238台を販売しています。
リセールバリューは、需要と供給のバランスで決まるため、需要が少ないことはそのままテスラ自体のリセールバリューの低下に繋がります。
新車価格の大幅値下げ
テスラは2023年7月1日に、モデル3とモデルYの値下げを実施しています。モデル3は16万4,000〜21万6,000円、モデルYは23万4,600〜30万2,600円と、円安傾向にもかかわらず大きな値下げ額となっています。
新車価格の値下げは、自ずと買取相場の下落に繋がるため、テスラのリセールバリューに最も悪影響を及ぼしている事柄と言えるかもしれません。
テスラを少しでも高く売るためには
テスラの売却の際には、業者選びとアフターサービスが大切なポイントになります。また、電気自動車の特徴も理解しておく必要があります。
ここでは、テスラを少しでも高く売る方法を2つの項目に分けて解説します。
電気自動車というだけで買取価格を下げない業者を選ぶ
電気自動車だという理由だけで、買取価格を下げる業者がいます。電気自動車は、バッテリーが劣化するという特徴があるため、低めの値段をつけられてしまう傾向があるのです。
しかし、クルマの走行距離や使用頻度によっては、それほど劣化が進まない場合もあります。
テスラを少しでも高く売るためには、電気自動車の性質を正しく理解しており、買取価格を不当に下げない業者を選ぶことが大切なのです。
新しいアップデートを必ず受ける
テスラを高く売るためには、アップデートを必ず受ける必要があります。テスラは、パフォーマンスの向上や新機能の追加などを目的としたソフトウェアのアップデートを定期的にリリースしています。
オイル交換等のエンジンに関するアフターサービスがない代わりに、スマートフォンのようなアップデートを定期的に受ける必要があるのです。
テスラを高く売りたいなら外車王がおすすめ
テスラを少しでも高く売りたい人には外車王がおすすめです。
テスラは、年間の新車販売台数が鈍化するなど、まだまだ不透明な部分が多いのが現状です。しかし、輸入車の買取に特化している外車王なら高額査定が期待できます。さらに、「二重査定」と呼ばれる契約後の減額交渉が一切ないため、安心して利用できるでしょう。
外車王は外車の買取実績が豊富で、細かな部分まで査定に組み入れるノウハウをもっているため、テスラの価値を買取価格にしっかりと反映してくれます。
テスラの買取に特化した業者に査定を依頼しましょう
ここまでテスラのリセールバリューについて解説してきました。
テスラが素晴らしい電気自動車であることは疑いようがありません。しかし、充電インフラの整備が進み、それに伴って供給量が増えると、さらにリセールバリューが下がる可能性があります。つまり、乗り換えを検討している方は、なるべく早く売却した方が良いでしょう。
また、このような市場の動向まで把握できてこそ「テスラの買取に特化した業者」と言えます。売却の際は、外車王のようなテスラの買取に特化した業者に査定を依頼しましょう。
テスラを高く買い取ってもらうには
テスラ を高値で売却したい場合は外車王がおすすめです。輸入車に精通した専門スタッフは テスラ の特徴及びセールスポイントを把握しているため、一般買取店では評価が難しい車種でも正確かつ高額査定を実現します。一般買取店で思った金額が出なかった方、ディーラー下取りに不安のある方、一括査定にうんざりの方など、愛車の価値を少しでも理解してほしいとお考えでしたら、ぜひ外車王にお任せください。