イベント
更新2019.05.17
朝霞の森がアメ車天国に!スーパーアメリカンガレージ 2019 イベントレポート
松村 透
こちらのイベント、実は開催地である朝霞市も後援しているのです!
CL CARSとしても3回目となるこちらのイベントの取材。普段は滅多に観られないアメ車が集結するイベントでありながら、マニアだけでなく、たまたまその場を通りかかった人がふらりと足を踏み入れていけるような「ウェルカム」な雰囲気が感じられるのです。
普段はめったに観られないアメ車が、朝霞の森に多数集結!
もはや、1950年代のアメ車はあたりまえ?と思えてくるような個性的なクルマがずらりと並ぶ一方で、向かいの列にはH2ハマーやコブラの一団も…。
移動中、たまたま朝霞の森を通りかかったと思しきお子さん連れのご家族から「何かクルマのイベントなんですか?」と尋ねられたので「いろいろな年代のアメ車のイベントみたいですよ。飲食店の出店もあるし、ふらっとまわってみるだけでも楽しいと思いますよ」とお伝えしたところ、家族会議の結果「じゃあ、ちょっと行ってみるか」と会場内へと入っていきました。決してクルマ好きでなくても、アメ車好きでなくても気軽に行けるところがこのイベントの魅力なのです。
アメ車以外のクルマも個性豊か
イベント名には「スーパー アメリカン・ガレージ」と銘打ってあるけれど、参加資格はアメ車限定…とはどこにも明記されていません。つまり、アメ車以外のクルマが並んでいてもいいわけです(とはいえ、さすがにフェラーリやポルシェは見掛けませんでした)。事実「こんなクルマが日本あったんだ…」と思わず驚いてしまうようなクルマも参加していました。興味がない人は素通りだけど、変態さんいらっしゃい(?)的な、マニアックなクルマが観られるのも、このイベントを取材する楽しみのひとつでもあります。ここでは、アメ車以外のクルマも紹介していきたいと思います。
▲コルベット スティングレーとレンジローバーが並ぶ光景は結構レアかも…
▲すさまじいまでのカスタマイズが施されたハーレー。シート部分は…?タイミングチェーン??
▲US日産 NV3500 パッセンジャー。初めて実車を観ました…
▲一見するとマツダMPVかと思いきや…、よく見ると左ハンドル仕様!
▲デ トマソ パンテーラは会場入口付近に置かれ、常に注目の的でした
ステージではライブも
スーパーアメリカンガレージの主催者である増井氏は音楽プロデューサーでもあります。…となれば、必然的にイベント会場の一角がライブスペースとなるのも不思議ではありません。この日も、さまざまなグループやライブを行い、会場の雰囲気を盛り上げていました。飛び入り参加(?)の女の子がステージにあがってもそのままライブを続行してしまい、賑やかながらも和やかな雰囲気に包まれる一幕も。
▲会場受付付近置かれた当日のタイムスケジュール。ライブが目白押しであることが分かります
▲ステージの間近でライブが観られるのもこのイベントの魅力のひとつ
スワップミートも見所満載!
スーパーアメリカンガレージの楽しみのひとつといえば「スワップミート」。自宅やガレージを飾るアイテムや、日常のファッションとしても重宝しそうなアパレル関連の商品まで…。さまざまなジャンルのブースが軒を連ねています。はじめはじっくり品定めしていたはずの人も、ひとつ買いとあっという間にタカが外れて散財…。なんてことになりかねません。思わぬ掘り出しモノが見つかるかもしれないので、衝動買い気味の人は要注意です(笑)。
▲A4サイズにプレートが1枚600円。ついついまとめ買いしたくなります
▲ワッペンもさまざまな種類が販売されており、目移りしてしまいました…
▲ワークシャツは、1着2000円。2着で3000円。…ということは、2着買っちゃいますよね〜
▲Hot Wheelsも1個300円。これはついついまとめ買いしてしまう魅惑の価格設定…
アメ車の魅力をもっとたくさんの人に知ってもらうために…
事前エントリーであれば記念シャツとステッカー付きで3500円でのエントリーが可能。当日エントリーでも5000円という、参加者にとって良心的な価格設定も魅力的。増井氏には、より1人でも多くの人にアメ車の魅力を知ってもらいたいという想いあるため、その気持ちに賛同したアメ車好きが全国各地から集まってくるのです。
日本とアメリカ。かつては敵対国として戦争を行った国同士だった時代があったことも事実です。しかし、アメリカから遠く離れた極東の地で、年代を問わずこれほどのアメ車が大切に乗られていることをアメリカ人の皆さんが知ってくれたら…。とても喜んでくれるに違いありません。
周囲にアメ車乗りの友人・知人がいない…という方、興味があるけれど、なかなか購入に踏み切れないという方はもちろんのこと、そもそもアメ車は専門外…という方にこそ足を運んでいただきたいイベントです。それはなぜか?「さまざまな年代のアメ車が一堂に会するイベントであること」「柵などで囲われていないため、間近で実車が観られること」「マニアだけが楽しんでいるような閉鎖的なイベントではないこと」が挙げられます。
スーパーアメリカンガレージ 過去のイベントレポート
◎スーパーアメリカンガレージ 2018
https://www.gaisha-oh.com/soken/super-american-garage-2018/
◎スーパーアメリカンガレージ 2017
https://www.gaisha-oh.com/soken/super-american-garage-2017/
来たる10月13日(日)には、ハーバーシティ蘇我フェスティバルウォーク(千葉県)において『スーパーアメリカンフェスティバル 2019 vol.27』が開催されます。今回はスケジュールが合わなかったという方、このイベントレポートを読んでいるうちにアメ車への興味がふつふつと湧いてきたという方、ぜひ会場へ足を運んでみてください!
【2019年10月13日開催!スーパーアメリカンフェスティバル 2019 vol.27】
・場所:ハーバーシティ蘇我フェスティバルウォーク
・URL:http://harborcity-soga.jp
イベント詳細およびエントリーに関するお問い合わせ先:
●スーパーアメリカン フェスティバル事務局
・メール:uchinonekowadebu0215@yahoo.co.jp
・FAX:048-465-6275
・URL:http://amefes-since1992.net/
[ライター・撮影/江上透]