イベント
更新2018.04.28
貴重なアメ車が朝霞の森に集結!スーパーアメリカンガレージ 2018 イベントレポート
松村 透
今年は「米軍跡地である『朝霞の森』で自慢の愛車を見せびらかしましょう」と題されたスーパーアメリカンガレージ 2018、イベント開催当日は天候に恵まれ、たくさんのアメ車、そして来場者でにぎわっていました。
スーパーアメリカンガレージの会場は、米軍跡地である「朝霞の森(埼玉県朝霞市)」
周囲には50台分の駐車があり、東武東上線朝霞駅南口下車徒歩約10分の位置にある朝霞の森。ボール遊びやバーベキューなどもできる他、広々とした会場は家族連れで行っても楽しめそうです。
新旧、オリジナル度の高いものからカスタムされた個体まで…。偶然、会場付近を通りかかった外国人の方が目を丸くしていたほど、たくさんのアメ車が朝霞に集結しました!
▲天候に恵まれたイベント当日は、たくさんのアメ車が朝霞の森に集結しました
▲会場内は見渡す限りアメ車!(アメ車のイベントだから当然なのですが…)不思議と適度なゆるさもあり、不思議とゆったり観られるのも、このイベントの魅力のひとつです
*昨年開催されたスーパーアメリカンガレージ 2017の模様はこちらです。
https://www.gaisha-oh.com/soken/super-american-garage-2017/
ライブでステージと観客が一体に!
会場内ではさまざまなライブイベントが開かれ、雰囲気を盛り上げます。そして、ワンちゃんが多いのも、このイベントの特徴です(ペット可です)。
会場の入口ではディープなクルマがお出迎え!
会場の入口付近にはディープなクルマが集結!普段、なかなか目にする機会がない貴重なクルマが一堂に会するとあって、注目を集めていました。展示車のなかには、オーナーインタビューで取材させていただいた1923年式フォード モデルTも見つけることができました。
▲三橋 了太さんが所有する1923年式フォード モデルTも会場入口付近にて発見!
*三橋 了太さんが所有する1923年式フォード モデルTオーナーインタビューはこちらです。
https://www.gaisha-oh.com/soken/ford-model-t-mitsuhashi/
▲昨年も参加していたコンボイトラックが今年も会場にやってきました。圧倒的な存在感に、お子さんはもちろん、大人たちも興味津々です
▲スカイブルーのボディカラーと、真っ白な内装のコントラストが眩しいキャディラック
▲アメリカ警察の払い下げ車輌と思われるパトカーが今年も参加。オーナーさんもアメリカンポリスの衣装でキメていました
▲懐かしのウルトラ警備隊で活躍したポインター号も参加!地球防衛軍の衣装に身を包んだ隊員が、アメリカンポリスから職務質問を受けていた模様…というのは冗談で、オーナーさん同士が談笑している様子なのでご安心を…
スーパーアメリカンガレージ 2018会場レポート
会場内を埋め尽くしたたくさんのアメ車のなかから、いくつかのモデルをピックアップしてご紹介します。
▲会場内でも目を引いていたシボレー インパラ ワゴン
▲鮮やかなオレンジのボディカラーのフォード エコノライン E-150。よく見ると、ハンドメイドのペインティングでした
▲懐かしいシボレー カマロも参加。90年代のカマロは見掛ける機会も少なくなってきましたね
▲日本でも人気の高いシボレー エルカミーノ。このモデルは3代目にあたり、SSはスポーティなモデルとして設定されたモデルなのです
▲これも懐かしい1台、キャディラック アランテ。オーナーさんの手作りと思われるPOP類が目を引きます
▲かつて日本国内でもかなりの数が生息していたと思われるシボレー アストロ。スーパーアメリカンガレージでは、当時を思い起こさせる元気な姿を見せてくれます
▲最近ではかなり個体数が減ったと思われる、クライスラー PTクルーザー
▲いわゆる"calルック"なカスタマイズが施されたVWビートル。たくさんのアメ車に囲まれてもまったく違和感なく溶け込んでいました
▲一見するとアメ車?かと思いきや…、こちらはロールスロイス-シルバークラウド Ⅰ シューティングブレイク。つまり、ロールスロイスのワゴンなのです
▲根強い人気を誇るH3ハマー。なぜか会場内ではハマーは少数派でした
▲トヨタ セコイア。日本では販売されていないSUV。つまり、逆輸入車です。エンジンの排気量も5.7L(4.6Lもあり)と、まさにアメリカンサイズ!
▲キャディラック リムジンも会場内で存在感を放っていた1台。ヤナセが正規輸入していた時代もありましたね
スワップミートも大盛況!
会場脇ではスワップミートが開催され、雑貨やファッショングッズ、アメ車および自動車関連のパーツなどなど…。アメ車オーナーやアメ車好きの物欲を刺激するアイテムが多数販売されていました。まずはスワップミート会場をじっくりチェックしてから会場内へ…という人も多数いたようです。今年は見逃してしまった…という方が、来年はこのエリアも要チェックです!
▲フィアット ムルティプラ 600がキッチンカーとして参加していました。VW Type-2は見掛けることがありますが、ムルティプラ 600もまた素敵でした
▲スワップミート会場で見掛けた、シボレーのロゴがあしらわれたヴィンテージベンチ。価格は20万円。シボレー車オーナーでなくてもガレージに飾りたくなる逸品
スーパーアメリカンガレージ 2018を取材してみて…。実は家族で訪れても楽しめる!
日本車、ヨーロッパ車、そしてアメ車など…。各国のクルマには熱狂的なオーナーやマニアがいます。普段、アメ車に触れる機会がない方にこそ、スーパーアメリカンガレージをオススメしたいです。会場内でピクニックを楽しむ人、愛犬を連れて散歩する人、気になるクルマのオーナーさんに声を掛けて談笑する人‥、来場者、参加者の皆さんが笑顔!心からこのイベントを楽しんでいるんだと感じたのです。実は、こういうイベントって案外少ないのです。マニア同士で盛りあがり、近寄りがたい雰囲気を発しているイベントを取材したこともありました。
その点、スーパーアメリカンガレージは、マニアからクルマにまったく興味がない人まで…。思い思いに楽しむことができる空気感が何より魅力的です。
▲スーパーアメリカンガレージのイベントを主催している増井淑博氏
このイベントの主催者である増井淑博氏の「アメ車の魅力をもっとたくさんの人たちにアピールしたい!」という想いに共感し、関東圏はもちろんのこと、全国から自慢のアメ車を持ち込んでくるオーナーたち…。次回のイベントは2018年8月26日開催される「スーパーアメリカンフェスティバルお台場2018 vol.26」とのことです。アメ車の魅力を知るまたとない機会です。こちらもぜひチェックしてみてください!
【2018年8月26日開催!スーパーアメリカンフェスティバルお台場2018 vol.26】
イベント詳細およびエントリーに関するお問い合わせ先:
●スーパーアメリカン フェスティバル事務局
・メール:uchinonekowadebu0215@yahoo.co.jp
・FAX:048-465-6275
・URL:http://amefes-since1992.net/
[ライター・撮影/江上透]