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更新2018.04.26

やっぱりアメ車はイイ!スーパーアメリカンガレージ 2017 イベントレポート

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松村 透

「4月2日、朝霞の森がアメリカになる」。

そのキャッチコピーが現実となったイベント【スーパーアメリカンガレージ 2017】を取材するため、開催場所である朝霞の森(埼玉県朝霞市)に行ってきました。

実は、3月26日に開催される予定だった当イベント、あいにくの雨模様で1週間順延となったのです。

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲東武東上線朝霞駅から徒歩でも行ける朝霞の森。春爛漫のこの日は天候にも恵まれ、多くの来場者、そしてアメ車が集結しました

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲朝霞の森の敷地内は、95%がアメ車。どこを見てもアメ車しかいません(日本車とヨーロッパ車はホンの数台・・・)。取材車であるVWゴルフで会場入りしたら、さすがに今回はちょっとアウェイ感が・・・(汗)

本物のコンボイが会場内に!


スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲お子さんはもちろん、大人たちにも大人気だったコンボイ!ひっきりなしに記念写真を撮る光景が見られました。そのサイズと堂々たる佇まいながら、威圧するような雰囲気が感じられないのもアメ車の魅力。「荷台がない」、「あんなのは飾りです。偉い人にはそれがわからんのです」という会話がどこからともかく聞こえてきました

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アメ車ならではのスケール感が味わえる!


スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲こちらはキャンピングカー!密かに憧れている人も多いのではないでしょうか?こんな組み合わせで日本を縦断しながら旅ができたら、一生の思い出になりそうです

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲こちらはなんと、アメリカのパトカー!現地の退役したパトカーを輸入したのでしょうか?こちらも子どもたちに大人気でした

会場で愛犬と触れ合ったり、ピクニックを楽しむ人も


スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲参加者および来場者の多くがワンちゃん連れだったのが印象的なこのイベント。イベントをピクニックとして楽しんでいる方も多数。これなら、家族サービスの一環としても充分に楽しめそうですよ


▲このワンちゃんたちも、人慣れしていてとてもいい子でした。はじめは遠巻きに見ていた子どもたちも、大人しいと分かった途端、一斉に撫ではじめます

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ライブでステージと観客が一体に


スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲会場ではライブも開催されていて、ロカビリー調の曲では、ギャラリーの皆さんもノリノリ。この一体感も、アメリカンフェスティバルならではの醍醐味といえそうです

スーパーアメリカンガレージ 2017会場レポート


スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲ビタミンB・C入り微炭酸飲料天然エナジードリンク「ゴー・アンド・ファン[http://www.goandfun-jp.net]」のブースでお見掛けしたキャンギャルのお2人。この日は暖かかったとはいえ、まだ4月。会場内でもっとも薄着だったのはこのお2人でしょう。おつかれさまでした・・・

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲実はちょっと遅れて登場したコブラ427。それだけに、会場の視線を独り占め。もし、雨が降ってきたら、濡れたままオープンで走る!(しかない!?)この潔さがステキです



スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲フォード クラウンビクトリア ポリスインターセプター。ニューヨーク市警で使われていた本物のパトカー(!)です。トム・クルーズ主演の映画「ジャック・リーチャー」のジャパンプレミアにも登場したクルマそのものだとか。まさかこのパトカーも、アメリカから遠く離れた日本でハリウッドスターと共演できるとは思わなかったでしょうね

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲これほどピンクが似合うクルマもめったにないでしょう。1955年式 キャデラック・フリートウッド60 スペシャルとのことです。現代のデザインでは決して再現されることがないであろう、なだらかなルーフライン、ボディのフォルム。まさに文化財といえる1台。リアガラスに張られたステッカーもステキです

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲フォード マスタング マッハ1は2台がエントリー。こちらは赤の個体。トヨタ セリカ(通称ダルマセリカ)はこのクルマを意識したところがありそうですね

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲そして、もう1台のフォード マスタング マッハ1。グリーンメタリックのボディが美しく磨き上げられていました

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲シボレー アストロの車内が和室に!?テレビがあり、囲炉裏があり、壁掛け時計、そして畳があり・・・。このギャップに驚くギャラリーも多数。誰かが不思議そうな顔で覗き込む→そのクオリティの高さに驚く→スマホで撮影→他の方も続々と・・・という流れができあがっていました。この遊び心がステキです

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲会場内ではおそらくこの個体だけだと思われる、シボレー カプリス。アストロ同様、20数年前にはあれほど見掛けたカプリスはどこへ行ってしまったのでしょうか・・・。ちなみに、この個体が履いていたタイヤサイズは24インチ!扁平率は30と、スーパーカーもびっくりの大きさです

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲色使いとカスタムの方向性で日本車離れした佇まいを放っていた、日産 ティアナ。ブラウンメタリックに、差し色のゴールドを配したハイセンスな組み合わせ。リアのトランクリッドの開閉までもがカスタムされ、トランクルームはオーディオ類で埋め尽くされています

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲会場内でも注目を集めていた、ポンティアック ファイアーバード トランザム、そしてシボレー コルベットの一団。コルベットは主に、3代目のスティングレーが多かったようです。しかも、レアなコンバーチブルモデルが多数集結。あるところには、あるんですね・・・

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲ビビットカラーリングや、オーバーフェンダー、ディープリムホイールなど、現代的なセンスでカスタムされた、ハイセンスなシボレー カマロです

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲こちらはマットブラックにペイントされたシボレー カマロ。エンジンルームもメッキパーツで埋め尽くされ、ボンネットの内側までもが鏡になっており、まさに「魅せるカスタマイズ」が施されています。筆者がエンジンルームを覗き込んでいたら、小学生くらいの男の子が「エンジンビカビカじゃん。カッケー!」と叫んでいました

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲こちらも懐かしのシボレー カマロ。ナンバーフレームを取り付けている個体が多いですね。「CAMARO 1979」のサインボードはオーナーさんのお手製でしょうか。クルマへの愛情が伝わってきますね

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲新旧ダッチ チャレンジャーも参加していました。新旧チャレンジャーをガレージに収めている方もいらっしゃるのでしょうね

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲フォード マスタングも数台が参加。大柄なボディのクルマが多いなか、マスタングのスマートさが印象的でした。ベテランのカーマニアの方は、このマスタングに憧れた方もいらっしゃるのでしょうね。もし、可能であれば、若いときの夢をぜひ叶えてください

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲残念ながら日本市場からは撤退となってしましたが、ここではそんなことは何処吹く風!こちらの現行フォード マスタングのボンネットにはスーパーチャージャー・・・と思いきや、お手製と思われる模型がボンネットに乗っていました(笑)。こんな遊び心がいいですね

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲会場にひっそりと置かれていたフォード サンダーバード。日本ではめったに見掛けることがないモデルだけに、いつまでも新鮮さが失われませんね

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲シボレー エルカミーノは会場内のあちこちで見掛けました。こちらの個体は、ボンネットにホワイトラインが印象的な1台

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲カレントライフ読者が思わず食いつきそうな、デ・トマソ・パンテーラも参加していました。アメ車のなかに混じっても、違和感なくしっくり馴染んでいました

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲アメ車のイベントには欠かせない存在の1台といえる、シボレー インパラも参加していました。微妙に異なる表情と、オーナーことにカスタマイズの方向性が少しずつ異なっていて、実に興味深い光景でした。展示するときはギリギリまで車高を落とすのもお約束ですね

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲今回、さまざまなキャディラックを見ることができて、まさに古き良きアメ車の1台であることを改めて認識しました。空力や整備性は劣るかもしれませんが、リバイバルモデルとして、この年代のキャディラックを復活してくれないかな・・・と考えてしまったのも事実。眺めていて飽きることがありません

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲こちらはキャディラック兄弟(?)の2ショット。同じ車名でも、年代によって佇まいがまったく異なります

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲会場内にはローライダー系のカスタマイズが施されたキャディラックも。ホワイトリボンの小径タイヤは、この種のカスタムにはお約束ですね

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲こちらはシボレー ベルエア‥かと思いきや、ワゴンボディの方でした。海沿いでこの2台を撮影したら、そのままポスターや絵はがきになってしまうくらい美しい個体でした。その美しさに魅了されて、今月のカレントライフFacebookページのアイキャッチ画像とさせていただきました

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲シボレー ノバかな・・・と思い込んでよく見たら、こちらもワゴンボディ!

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲会場内にはルーフを切り落とした「チョップトップ」仕様のクルマもあちこちで見掛けることができました

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲アメ車といえば、欠かせないのがバンの存在ですね。ダッジ ラムでも、カスタムの方向性で表情がずいぶんと違って見えます。部活の試合か何かでしょうか?会場の外を歩く高校生くらいの学生さんが興味深そうに眺めて行きます

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲非常に手の込んだファイアーパターンの塗装が施された個体が多かったのもアメ車のイベントならではです

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲一時期に比べると数は減りつつありますが、シボレー アストロもまだまだ元気!日本でも一世を風靡しましたし、いつまでも大切に乗って欲しい1台ですね

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲主張の強いアメ車が多いなかで、(色合いの影響もあるのか)フォード ブロンゴがイギリス車のように見えてきました・・・

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲このフォードF350、ホンの一瞬だけケーニッヒ仕様に見えてしまったのは筆者だけでしょうか。このミラーも、空力云々とか小難しいことよりも、カッコ良さを優先したカスタムがステキですね

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲1920〜30年代のフォードをカスタムしてホットロッドマシンに。いつか、オーナーインタビューしてみたいクルマの1台です

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲ボディカラーが眩しいフォード F100。ヘッドライト周りの表情かクルマのフォルムから、ゆったりしたオーラが出ていますね。ドイツ車ではこの味わいを出すのはかなり難しそうです

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲ボディペインティング(もちろん手書き!)が美しいクルマも多数。本場・アメリカ人の方にも見ていただきたいペイントというより、もはや「作品の世界」です

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲これだけカスタマイズされたアメ車が集結しているのに、SUVで手を加えているクルマたちは迫力が違います。年代・ジャンルを問わずそれだけ幅広いアメ車が観られるのも、このイベントの大きな魅力でしょう

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スーパーアメリカンガレージ 2017 表彰式


スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲会場では、参加者のなかから選ばれたクルマ&バイクが表彰されていました。いずれも大切に所有されているクルマたちばかり

スーパーアメリカンガレージ 2017を取材してみて・・・。理屈抜きにアメ車は楽しい!


スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲後ろ姿も個性がありますね

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲VWビートルもこんな風に姿を変えます

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲会場内では数少ない(?)お仲間、VWゴルフヴァリアントも、ノーズブラやホイールでカスタムされています

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲何だかかわいらしい、VWビートル カブリオレ、ホンダフィット&ステップワゴン

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲こちらは懐かしの日産 サニー。とてもきれいな個体でした

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲会場内にはスーパーセブンの姿も。そういえば、ポルシェやフェラーリなどのクルマは1台も見掛けませんでした・・・

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲会場内には、こんなカスタムハーレーもちらほら。小学生くらいの男の子が「このバイク、カッケー!」と叫んでいました。筆者はまったく似合わないけれど、この子にはこんなカスタムハーレーを乗りこなすカッケー大人になってもらいたいです

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森

スーパーアメリカンガレージ 2017 朝霞の森
▲今回、さまざまなアメ車を間近で観ることができて、年代によって個性が際立っていることをまじまじと実感しました。その絶妙なボディラインは実物を観て初めて分かるものかもしれません。来年も開催されるはずなので、ぜひ足を運んでみてください!

【2017年10月1日開催!スーパーアメリカンフェスティバル2017のお知らせ】
毎年、富士スピードウェイで開催されている【スーパーアメリカンフェスティバル2017】、今年で何と25回目となる歴史あるイベントです。2017年は10月1日開催とのことで、チケット発売とエントリー受付開始は7月1日から。イベントの詳細は以下URLをご確認くださいね!
http://amefes-since1992.net/

[ライター・撮影/江上透]

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