更新2024.08.20
小さくておしゃれなクルマに乗りたい!メリット・デメリットや代表的なモデルを紹介
外車王SOKEN編集部
愛車にするなら小さくておしゃれなモデルがよいという方も多いのではないでしょうか。今回は、小さくておしゃれなクルマの特徴やメリット・デメリット、代表的な小さなクルマを紹介します。小さくておしゃれなクルマを探している方は参考にしてみてください。
小さいクルマとはどんなクルマ?
小さいクルマとは、一般的にコンパクトカーといわれるクルマです。全長4,000mm程度のクルマのことをコンパクトカーと呼ぶことが多いものの、コンパクトカーという言葉に明確な定義はありません。そのため、全長4,500mmまでのクルマをコンパクトカーに分類するという場合もあります。
また、日本には独自規格の軽自動車というカテゴリーがあります。軽自動車は、全長3,400mm以下、全幅1,480mm以下、全高2,000mm以下、エンジンの排気量660cc以下でなければならないと定められているクルマです。
この記事で紹介する小さいクルマは、小型乗用車(5ナンバー車や7ナンバー車など)や全長が短い普通乗用車(3ナンバー車など)、軽自動車となります。
小さいクルマのメリット
小さいクルマには、さまざまなメリットがあります。ここでは主なメリットを3つ紹介します。
燃費がよい傾向がある
小さいクルマは、燃費がよい傾向があります。ボディサイズが小さく、車輌重量が軽く、搭載されるエンジンが小さいことが多いため、燃料の消費を抑えられます。
そのため、大きいクルマより小さいクルマの方が燃費がよい場合が多いです。
狭い道路も通りやすい
狭い道の通りやすさも小さいクルマならではのメリットといえるでしょう。
小さいクルマであれば、住宅街や路地、電柱が出っ張っている裏道なども通りやすいです。狭い場所を運転することが多い場合は、大きいクルマより小さいクルマの方がよいでしょう。
駐車スペースが広くなくてもOK
小さいクルマであれば、スペースが広くない駐車場でもクルマを停めることができます。また、駐車枠が狭い場所での乗り降りがしやすいことも小さいクルマならではのメリットです。
家を建てる際に駐車スペースを最小限に抑え、1階の居住空間を広く確保することも可能です。また、外出先の停め慣れていない駐車スペースにもスムーズに駐車できるでしょう。
小さいクルマのデメリット
小さいクルマには、デメリットもあります。ここでは、主なデメリットを2つ紹介します。
耐久性が低い傾向にある
小さいクルマは、大きいクルマと比較すると、耐久性が低い傾向にあります。
近年では、衝突安全性能や乗員保護性能などの安全面の基準が厳しくなっているため、ボディの剛性そのものは高くなっています。しかし、日本独自の小さいクルマである軽自動車の耐用年数は、ロングドライブが一般的な輸入車よりも低い傾向にあるといえるでしょう。
多くの荷物を載せる余裕がない
小さいクルマは、荷室容量が限られている場合が多いです。
リヤシートの背もたれを倒して荷室を広げられるクルマが多いものの、リヤシートを倒すと乗車できる人数が限られてしまいます。そのため、多くの荷物を頻繁に載せる予定がある場合は、コンパクトカーよりもひと回り大きいクルマを選んでおくとよいでしょう。
小さいクルマが向いている人
小さいクルマが向いている人は次のとおりです。
・狭い場所での運転が多い人
・燃費がよいクルマがいい人
・狭い場所での乗り降りがしやすいクルマを探している人
小さいクルマが向いていない人
小さいクルマが向いていない人は次のとおりです。
・大きい荷物を頻繁に載せる人
・長時間運転や長距離運転をする人
小さいおしゃれなクルマ10選【輸入車】
輸入車の小さくておしゃれなクルマを10車種紹介します。愛車を選ぶときの参考にしてみてください。
フィアット 500
フィアット 500は、丸みを帯びたスタイリングや丸型ヘッドライトなどが特徴のハッチバックです。2ドア+バックドアであるものの、乗車定員は4名となっています。後席が狭く見えますが、見た目以上にヘッドクリアランスがあるため、後席に乗車しても頭が天井にぶつかることがないのも特徴です。
サイズ | 全長3,570mm×全幅1,625mm×全高1,515mm |
ボディ形状 | 3ドア(2ドア+バックドア)ハッチバック |
乗車定員 | 4名 |
ルノー トゥインゴ
ルノー トゥインゴは、小回り性能にも優れる5ドアハッチバックです。丸みがあるフォルムや四隅に配置されたタイヤなどが特徴のトゥインゴは、2ドアのように見えるものの実は4ドア+バックドアとなっています。そのため、後席へのアクセスがしやすく、乗降や荷物の出し入れがしやすい輸入車コンパクトカーです。
サイズ | 全長3,645mm×全幅1,650mm×全高1,545mm |
ボディ形状 | 5ドア(4ドア+バックドア)ハッチバック |
乗車定員 | 4名 |
ルノー ルーテシア
ルノー ルーテシアは、シャープなスタイリングが特徴の5ドアハッチハックです。燃費性能に優れるハイブリッド車からスポーティなモデルまでラインナップされていることも特徴といえます。輸入車唯一のフルハイブリッドシステムを搭載しており、WLTCモード燃費が25.2km/Lを達成しています。
サイズ | 全長4,075mm×全幅1,725mm×全高1,470mm |
ボディ形状 | 5ドア(4ドア+バックドア)ハッチバック |
乗車定員 | 5名 |
ミニ クーパー
ミニ クーパーは、丸型をモチーフとしたエクステリアやインテリアが特徴のコンパクトカーです。定番モデルは3ドアハッチバックですが、5ドアハッチバックもラインナップされています。そのため、クルマの使い方に応じてタイプを選べることも特徴です。
サイズ | 全長3,875mm×全幅1,745mm×全高1,455mm(ガソリン車の数値) |
ボディ形状 | 3ドア(2ドア+バックドア)ハッチバック |
乗車定員 | 4名 |
プジョー 208
プジョー 208は、特徴的なクリアランスランプやテールランプ、プジョーならではのi-Cockpitなどを装備するBセグメントのハッチバックです。ボディサイズはコンパクトですが、室内空間や荷室は十分な空間があります。ラインナップは、ガソリン車とEVの2種類です。
サイズ | 全長4,095mm×全幅1,745mm×全高1,445または1,465mm(ガソリン車の数値) |
ボディ形状 | 5ドア(4ドア+バックドア)ハッチバック |
乗車定員 | 5名 |
シトロエン C3
シトロエン C3は、個性的でモダンなスタイリングが特徴のクロスオーバーSUVです。外装や内装に四角をモチーフとした造形が取り入れられているため、独自の世界観を表現しています。おしゃれで個性的なモデルが欲しい方はシトロエン C3を検討してみるとよいでしょう。
サイズ | サイズ:全長3,995mm×全幅1,750mm×全高1,495mm |
ボディ形状 | 5ドア(4ドア+バックドア)ハッチバック |
乗車定員 | 5名 |
アバルト 695 ツーリズモ
アバルト 695 ツーリズモは、フィアット 500をベースとしたスポーツモデルです。搭載されるエンジンは、1.4L直列4気筒ターボエンジンで、最高出力132kW(180ps)/5,500rpm、最大トルク230Nm(23.5kgm)/2,000rpm(SPORTスイッチ使用時 250Nm(25.5kgm)/ 3,000rpm)となっています。小さくて刺激的なクルマが欲しい方におすすめです。
サイズ | 全長3,660mm×全幅1,625mm×全高1,490mm |
ボディ形状 | 3ドア(2ドア+バックドア)ハッチバック |
乗車定員 | 4名 |
アウディ A1 スポーツバック
アウディ A1スポーツバックは、アウディのラインナップの中で最もコンパクトなモデルです。小さいサイズであるもののアウディらしさを感じるエクステリアやドライバー主体のインテリアなどが特徴となっています。
サイズ | 全長4,040mm×全幅1,740mm×全高1,435mm |
ボディ形状 | 5ドア(4ドア+バックドア)ハッチバック |
乗車定員 | 5名 |
アルファロメオ MiTo
アルファロメオ MiToは、丸みを帯びたスタイリングや丸型のランプ類が特徴的なハッチバックです。これまでのアルファロメオと異なる愛嬌のあるスタイリングが魅力のモデルとなっています。
サイズ | 全長4,060mm×全幅1,720mm×全高1,475mm |
ボディ形状 | 3ドア(2ドア+バックドア)ハッチバック |
乗車定員 | 4名 |
スマート フォーフォー
スマート フォーフォーは、コンパクトモデルをラインナップするスマートの4ドア4人乗りモデルです。コンパクトで扱いやすくベーシックモデルからスポーツモデル(ブラバス)まで展開されています。
サイズ | 全長3,550mm×全幅1,665mm×全高1,545mm |
ボディ形状 | 4ドア(4ドア+バックドア)ハッチバック |
乗車定員 | 4名 |
小さいおしゃれな車5選【国産車】
国産車の小さくておしゃれなクルマを紹介します。クルマ選びの参考にしてみてください。
ホンダ N-ONE
ホンダ N-ONEは、丸型のヘッドランプや必要なもの以外を省略したインテリアが特徴の軽自動車です。軽自動車規格のボディサイズとなっているため、狭い場所も楽に運転できます。
サイズ | 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,545または1,570mm |
ボディ形状 | 5ドア(4ドア+バックドア)ハッチバック(軽自動車) |
乗車定員 | 4名 |
スズキ アルト
スズキ アルトは、立体駐車場にも入庫できる高さの軽自動車です。軽自動車はハイトワゴンやスーパーハイトワゴンが多く、高さが問題となり立体駐車場に入庫できない場合があります。アルトは立体駐車場にも入庫できる数少ない軽自動車です。駐車場選びに悩みたくない方に向いているでしょう。
サイズ | 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,525mm |
ボディ形状 | 5ドア(4ドア+バックドア)ハッチバック |
乗車定員 | 4名 |
トヨタ ルーミー
トヨタ ルーミーは、両側スライドドアが特徴の5ドアトールワゴンです。狭い場所でも開口部を広く取れるスライドドアにより、利便性が高いことが特徴となっています。子育て世代の方だけでなく、狭い場所で頻繁に乗り降りする方にもおすすめです。
サイズ | 全長3,700または3,705mm×全幅1,670mm×全高1,735mm |
ボディ形状 | 5ドア(4ドア+バックドア)ハッチバック |
乗車定員 | 5名 |
マツダ MAZDA2
マツダ MAZDA2は、かつてデミオとして販売されていた5ドアハッチバックです。マツダならではの躍動感ある魂動デザインが特徴となっています。また、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンをラインナップしていることもポイントです。
サイズ | 全長4,080mm×全幅1,695mm×全高1,500〜1,550mm |
ボディ形状 | 5ドア(4ドア+バックドア)ハッチバック |
乗車定員 | 5名 |
三菱 デリカD:2
三菱 デリカD:2は、スライドドアを持つ5ナンバーサイズのトールワゴンです。伸びやかなスタイリングと広い室内空間により、さまざまな用途に使えるコンパクトカーとなっています。
サイズ | 全長3,790mm×全幅1,645mm×全高1,745mm |
ボディ形状 | 5ドア(4ドア+バックドア)ハッチバック |
乗車定員 | 5名 |
まとめ
小さいクルマは、日本の道路事情にマッチしているクルマです。ただし、小さいクルマにはメリットとデメリットがあります。そのため、購入する際は、どのような場面でクルマを利用するのか、日常使いや休日の外出時に困ることがないかなどを確認してから、購入する車種を決めましょう。