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中古車の豆知識

更新2025.01.16

ローン中でもクルマを売却できる!手続きの流れと高値で売るコツを解説

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外車王SOKEN編集部

クルマのローンが残っている状態でも売却は可能です。ただし、売却時の手続きや注意点については、ローンの種類や契約内容によって異なります。マイカーローンや残価設定ローンなど、ローンの形態によって売却方法が異なるため、適切な手順を理解しておくことが重要です。


新車購入時には多くの方がローンを利用します。そのため、ローン返済中にクルマを売却する場面に遭遇する方は決して少なくありません。この記事では、ローン中のクルマを売却する際の具体的な手順や、高値で売るためのポイントについて、外車専門の買取のプロが詳しく解説します。


ローン中でもクルマは売却できる!売却前に確認すべきポイント


ローン中でもクルマは売却できる!売却前に確認すべきポイント


ローン中のクルマを売却する際は、まず名義と契約内容を確認しましょう。これらの確認を怠ると、売却手続きがスムーズに進まないだけでなく、思わぬトラブルに発展する可能性もあります。特に、近年は多様化するローン形態により、売却時の手続きも複雑化しているため、慎重に確認しなければなりません。


自分名義とローン会社名義で異なる売却手続き


クルマの名義は、ローンの種類によって異なります。銀行での通常のマイカーローンの場合は、多くが購入者の名義となりますが、信販会社やディーラーのローンでは、ローン完済までローン会社名義となることが一般的です。


自分名義の場合は、通常の売却手続きと同様に進められますが、ローン会社名義の場合は名義変更の手続きが必要となります。


名義が誰なのかわからない場合は、車検証の「所有者」欄を確認しましょう。ローン会社名が記載されていれば、ローン会社名義だということがわかります。なお、「使用者」欄には実際にクルマを使用している人の名前およびローンを支払っている人の名前が記載されており、通常は自分の名前が載っています。


ローン契約内容を確認しよう


名義だけではなく、ローンの契約内容も売却前に確認しておきましょう。


残債金額


まずチェックしたいのは残債金額です。銀行やローン会社のWebサイトで照会できるほか、電話でも問い合わせできます。名義がローン会社だった場合は名義変更前に一括返済しなければならず、また、どれくらいの査定額が提示されたら損なく売却できるのかの目安とするためにも残債は必ず確認しておきましょう。


中途解約手数料


契約内容によっては、一括返済時に手数料が必要な場合があります。借入先によって条件が異なるため、具体的な内容を確認しておきましょう。


期限前返済の可否


銀行ローンの場合は、通常期限前返済が可能ですが、契約書の特約事項をチェックすると安心です。


残価設定ローンの注意事項


残価設定ローンとは、クルマの将来価値(残価)をあらかじめ設定し、その金額を最終回の支払いとして据え置くローン方式です。一般的なローンとは内容が異なるため、契約期間中の売却制限の有無や残価額、中途解約時の精算方法、解約手数料の金額について確認しておきましょう。


ディーラーローンの注意事項


ディーラー名義でローンを契約している場合、売却に際して解約時のペナルティがあるのかどうかを確認しておきましょう。また、メンテナンスパッケージが付帯していることもあり、その関連性についてもチェックしておくと安心です。


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ローン中のクルマを売却する具体的な手順


続いて、ローン中のクルマを売却する手順について解説します。残価設定ローンで購入したクルマの売却の注意事項についても紹介するため、手続き時の参考にしてみてください。


ローン会社名義のクルマを売却する流れ


査定の申し込み


ローン中の売却が契約上問題ないとわかったら、買取業者に査定申し込みしましょう。申込時にローンの残債があることを伝えておくと、査定当日の話がスムーズに進みやすいです。


必要書類の準備


クルマを売るために必要書類を査定当日までに用意します。


・車検証
・自賠責保険証
・自動車税納税証明書
・リサイクル券
・印鑑登録証明書(発行から3ヶ月以内)
・実印


そのほか、譲渡証明書や委任状も必要ですが、一般的には買取業者側で用意します。印鑑証明書は自治体の役所で発行しなければならず、車検証や自賠責保険証を紛失していた場合は再発行の手続きをするため、スケジュールに余裕をもって準備しましょう。


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クルマ売却時の必要書類完全ガイド|個人・法人の必要書類から準備方法まで徹底解説
クルマ売却時の印鑑証明書について完全解説!有効期限や取得方法まで


査定してもらう


査定当日にクルマを買取業者に査定してもらい、金額を提示してもらいます。一般的には、査定から契約まで1〜2時間ほどかかります。


ローンの返済方法を決める


査定額に納得し売却を決めたら、ローンの返済方法を検討しましょう。残債と査定額を比較し、査定額が残債を上回る場合は完済が可能です。しかし、 査定額が残債を下回る場合は差額を支払わなければなりません


売却する


売買契約を締結し車輌が引き上げられた後、名義変更は買取業者が実施するため特に手続きは必要ありません。


残価設定ローンの場合の売却方法


残価設定ローンは、通常のローンとは異なる特殊な契約形態です。残価設定ローン中のクルマを売却する場合には、まずは購入したディーラーへに相談しましょう。中途解約ができるのか、違約金はかかるのか、どういった手続きが必要なのかを確認する必要があります。


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残価設定型ローンで買ったクルマを売却することはできる?


ローン中のクルマを高く売るために押さえておきたいポイント


ローン中のクルマを高く売るために押さえておきたいポイント


ローン中のクルマでも、適切に準備をすれば高値売却は十分に可能です。ここでは具体的なポイントを紹介します。


売却のベストタイミング


査定額を最大化するためには、売却時期をよく検討することが重要です。具体的には、下記のタイミングがよいとされています。


車検前


車検を受けるには、数万円以上費用がかかります。車種や状態によっては数十万円単位の負担になるケースも少なくありません。売却を控えているにもかかわらず車検を受けると、その分の費用がもったいないために車検前に売るのがよいとされています。


モデルチェンジ前


モデルチェンジ前も売却の狙い目です。モデルチェンジ後だと、一世代前のモデルとして取扱われるため、査定額が下がる可能性があります。そのため、「現行モデル」であるうちに売却するとよいでしょう。


1〜3月


3月は各企業の決算期であり、中古車も数多く流通します。各買取業者も在庫確保に注力するため、1年間のなかでは比較的高値で売却できる時期といえるでしょう。


クルマの査定額を上げるコツ


クルマの査定額を少しでも上げるためには、いくつかのコツがあります。ここでは、具体的なポイントを紹介します。


査定前の洗車と清掃


査定当日を迎える前に、洗車と室内の清掃をしておくと査定額にプラスの影響があるでしょう。特に、室内の匂いは査定時の重要なチェックポイントです。汚れが残って臭いを発している場合もあるため、念入りな清掃と消臭をおすすめします。


整備記録簿の準備


査定時に整備記録簿を提出できるように準備しておきましょう。整備記録簿には、これまでのメンテナンスの履歴が残っているため、定期的に整備をしていることをアピールできます。


純正パーツの準備


一部のパーツを社外品に付け替えをしている方は、査定時に純正パーツを引き渡しできるようにしておきましょう。純正の状態に戻せたほうが査定額が上がる車種が多いためです。


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まとめ


ローン中のクルマの売却にあたっては、事前の確認や準備が重要です。特に外車の場合、残債が高額な場合もあるため、査定申し込み前に金額を把握しておきましょう。


売却の際には、豊富な実績と専門知識を持った買取店を選ぶことが重要です。たとえば、外車王では、創業20年以上の輸入車専門の経験を活かし、下記のようなサービスを提供しています。


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・経験豊富なスタッフによる対応
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・明確な説明とスムーズな手続き


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