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更新2017.12.10
秋の横浜赤レンガ倉庫に集う名車たち。ロールス・ロイス&ベントレー大集合2017
松村 透
秋晴れの横浜赤レンガ倉庫広場に、40台近いロールス・ロイス&ベントレーが並ぶ光景は壮観です。偶然、現地を訪れた人たちも、新旧さまざまな年代のロールス・ロイス&ベントレーが列をなしていることに驚いていた様子。これほどロールス・ロイス&ベントレーが一堂に会する機会はなかなか観られないので、ラッキーだったかもしれません。
参加車輌のホンの一部ですが、会場で見掛けたロールス・ロイス&ベントレーをご紹介してまいります。
「ロールス・ロイス&ベントレー大集合2017」だからこそ観られる個体がある!
▲車齢が100才を超えている(!)ロールス・ロイス シルヴァーゴースト
▲シルヴァークラウド系のロールス・ロイスも展示。程度が良い個体ばかりなので信じられないかもしれませんが、車齢50才を超えている個体も少なくないのです
▲コーニッシュ系もモデルも展示。ロールス・ロイス/ベントレーはもちろんのこと、生産時期による個体ごとの微妙な仕様の違いが判別できるのもこのイベントならではです
▲ロールス・ロイスのリムジン。この種の個体を見掛ける機会が本当に減りつつあります。こちらも貴重な文化財として現役でいてほしいものです
▲こちらも貴重なベントレー アズール。新旧のモデルが異なっても、基本的なフォルムがきちんと受け継がれていることが分かります
▲新型が発表なったロールス・ロイス ファントム。しかし、先代モデルの存在感が褪せることはありません
▲現行モデルでありながら、どこかクラシカルな雰囲気も感じられるロールス・ロイス ドーン
▲ベントレー コンチネンタルGTやミュルザンヌなどの最新モデルも展示されていました
ロールス・ロイス&ベントレーなんて自分には縁遠い…という方にこそ知って欲しい!
ロールス・ロイス&ベントレーといえば、他の自動車メーカーとは一線を画す、誰もが疑う余地のないほどの高級車です。これまで触れる機会がなかったという方が大半でしょう。
他のクルマと比較して、あきらかに別格の存在であること、手が届かない存在であることは間違いありません。でもそれは新車でのお話し。中古車であれば、他の輸入車とそれほど変わらない価格帯で購入できるモデルも存在します。
では、一念発起して手に入れたロールス・ロイス&ベントレーの中古車で、日本ロールス・ロイス&ベントレーオーナーズクラブに加入できるのだろうか…。そんな不安がよぎることも充分に理解できます。でも、それはきっと杞憂に終わるはず。
仮にオトコの60回ローンを組んで手に入れた中古車だとしても、本当にロールス・ロイス&ベントレー好きで参加するのであれば、メンバーの方は温かく迎え入れてくれるはず。そして、入手困難な部品や一見さんお断りのような雰囲気漂う主治医を紹介してくれるなど「メンバー同士だからこそ」得られる情報や、紹介される機会があるかもしれないのです。
一般の人がロールス・ロイス&ベントレーを所有するということは、多くの人にとって、ひょっとしたらスーパーカー以上にハードルが高いかもしれません。
自宅のガレージに置いておくとご近所の目が気になるし、ガソリンスタンドで給油すれば、店員さんが目を丸くしてこちらを眺めている。それでも純粋にロールス・ロイス&ベントレーに乗ってみたい、孤高の世界を味わい尽くしてみたい…。しかし、自分1人ではどうしてよいか分からないし、維持費にも不安がある。そんな方にこそ、日本ロールス・ロイス&ベントレーオーナーズクラブの方がサポートしてくれるはず。
人生は一度きり。もし、本当にロールス・ロイス&ベントレーに乗ってみたいのであれば、その第一歩を踏み出してみてください。そして同じクルマを所有する仲間がいてこそ楽しめる世界、味わえる世界があるように思えるのです!
・取材協力
日本ロールス・ロイス&ベントレーオーナーズクラブ
Rolls-Royce and Bentley Owners Club of Japan(RRBOCJ)
WEBサイト:http://rrbocj.jp/
[ライター/江上透 撮影/CL編集部]