更新2022.07.22
ロールスロイス「ファントム」の内装は豪華絢爛!インテリアの特徴を解説
外車王SOKEN編集部
ロールスロイス「ファントム」は、イギリスの高級車メーカであるロールスロイス社が製造・販売する最高級サルーンです。また、後席にオーナーを乗せる「ショーファードリブン」の一面も兼ね備えています。そのため、フロントシート・リアシート共に豪華な仕上がりです。今回は、ロールスロイスの頂点に位置するファントムの内装について解説すると共に、他のロールスロイスとの違いも紹介します。
ロールスロイス「ファントム」とは
ロールスロイス「ファントム」は、イギリスのロールスロイスが1929年から製造している高級車です。ロールスロイスを代表するモデルとして長い歴史があり、世界中のセレブたちが愛用しています。また、日本人の所有者もおり、最も有名な所有者は故・志村けんさんです。
大型の4ドアサルーンのファントムは「コーチドア」と呼ばれる観音開きのドアを採用しています。また、分厚いドアには傘が収納されており、突然の雨でも傘がなくて困るという心配がありません。車内に入ると、レザーがふんだんに使われた豪華なシートが乗員を出迎え、足元空間が広い「くつろぎ」のスペースが広がっています。搭載されるエンジンは、V型12気筒の大排気量エンジンで、回っているのかわからないほど静粛性が高いことが特徴です。走りもスムーズで、振動や揺れが少ない乗り心地から「魔法の絨毯」と称されています。
豪華なインテリアを備え、「魔法の絨毯」と言われる乗り心地を手に入れるためには5,603万円(8代目新車販売価格)が必要です。また、全長6m弱・全幅2m超のファントムは車両重量2,700kg、平均燃費が4.0km/L程度となっています。
ロールスロイス「ファントム」の内装の特徴
ロールスロイス「ファントム」の内装は、フロントシート・リアシート共に、上質な素材をふんだんに使い、豪華に仕上げられています。ファントムの内装は、画像を見るだけでも、目を見張るほどの上質な空間です。ここからは、息を飲むほど豪華なファントムの内装の特徴を解説します。
初代〜7代目
ロールスロイス ファントムの歴代モデルの内装には、共通点があります。ここでは、初代から7代目までの内装の特徴を解説します。
デザイン
初代から7代目までのファントムの内装は、水平基調のダッシュボードやベルトラインで構成されています。また、インパネやドアシルトリムなどの随所にウッドパネルを使い、毛足の長いフロアマット・上質な素材が張られたシートやインテリアパネルを備えていることも、歴代ファントムの内装の共通点です。
サイズ
ファントムのサイズは、長い全長とホイールベースが特徴です。長い全長とホイールベースがもたらすゆとりや余裕は、リアシートの居住空間やトランクスペースに多くあてられています。リアシートの居住性は、後席の乗員が足を伸ばしてもフロントシートの背もたれに届かないほどです。トランクルームは、長い全長を活かした奥行きのあるトランクルームとしているため、旅行バックやゴルフバッグなども問題なく積載できます。
機能性
内装における機能は、リアシート用の格納式テーブル・前後席を区切るパーテーションなどが備わり、リアシートに乗車する乗員のプライベート空間を作り出す工夫がされています。ショーファードリブンの側面を持つファントムならではの装備と言えるでしょう。
8代目(新型)
8代目ファントムは、新型プラットフォーム「アーキテクチャー・オブ・ラグジュアリー」を採用する新世代モデルです。ここからは、根本から新しくなった8代目ファントムの内装の特徴を解説します。
デザイン
8代目ファントムの内装デザインは、水平基調の造形で、機能的かつ上品に仕上げられています。水平なダッシュボードやベルトラインを覆うのは、手触りがよいレザーです。インパネや前席のシートバック、センターコンソールやリアアームレストなど随所にウッドパネルを使い、温かみのある高級感を演出しています。
サイズ
車内は、ボディの長さとホイールベースの長さが十分にあるため、広い空間となっています。特にリアシートの足元スペースが広く、後席の乗員が足を伸ばしても前席に届くことがありません。また、リアシートの厚みや座面長・背もたれの広さが十分にあるため、身体を包み込むように着座できます。トランクスペースは、長い全長により、奥行きのある形状です。さらに、トランクの開口部が広いため、荷物の積み降ろしにも苦労することはないでしょう。
機能性
内装の機能としては、電動ドア開閉ボタン、リアシート用格納式テーブル・インフォテインメントシステムなどが装備され、リアシートの快適性が高められています。さらに、リアシート用のクーラーボックスやグラスホルダーを装着することもできるためワインを適温で保管しておくことが可能です。また、天井に埋め込まれたLEDにより、星空を楽しむことができる「スターライト・ヘッドライニング」もオプションで用意されています。
ロールスロイス「ファントム」と他の人気モデルとの内装の違い
ロールスロイス ファントムは、リアシートの居住性や快適性をメインに考えられたショーファードリブンの要素が強いモデルです。他のロールスロイスもファントムと同じように、リアシートのスペースや快適性が主体なのでしょうか。ここからは、ロールスロイスの人気モデル「ゴースト」「カリナン」との違いを説明します。
ゴーストとの違い
ロールスロイスの4ドアサルーンの中でも、ドライバーズカー要素が強いモデルが「ゴースト」です。最上級モデルのファントムよりもひとまわり小さいボディサイズ(全長約5.5m・全幅2.0m前後)であるため、「ベビーロールス」と呼ばれています。ゴーストは、2009年に初代がデビューし、2020年に2代目へとモデルチェンジをしました。
内装の特徴は、頂点に位置するファントムと共通で、水平基調の造形に上質な素材が使われた室内空間としています。リアシートのインフォテインメントシステムは、ファントムと同じように装着されていますが、足元スペースはファントムよりも少し狭くなっている部分が相違点です。ファントムの後席空間のように有り余るほどの余裕はないものの、窮屈感がなく十分にゆとりのある後席空間を確保しています。
カリナンとの違い
ロールスロイス初のSUVとして2018年にデビューした「カリナン」は、ロールスロイスの世界観とSUVとしての走破性・実用性を両立したモデルです。カリナンは、左右観音開きのドアに、二分割式のバックドアを備えています。ドアの開閉だけでもロールスロイスだと認識できる作りです。
ドアを開けて乗り込んだ車内は、前席・後席ともにゆとりがある空間とし、贅沢な素材が使われたインテリアパネルが特徴です。左右を繋ぐダッシュボードは、メーターやナビ画面のフードとしても機能するため、メーター類の視認性に優れています。
リアシートは、独立シートの4人乗りとベンチシートの5人乗りから選ぶことが可能です。4人乗りの場合には、センターアームレスト内にクーラーボックスやシャンパングラスストッカーが装備されます。リアまわりのインフォテインメントシステムは、ファントムと同じように前席のシートバックにテーブルやモニターが格納されているため、リアシートの快適性が良好です。リアシートの足元スペースは、ファントムほど広くないものの、窮屈感がありません。長時間の乗車でも快適といえるでしょう。
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ロールスロイス「ファントム」は、数多くあるサルーンの中でも、最高級の素材と贅を尽くした空間を持っています。ただ、贅沢な最高級車を手に入れるためには、多くの資金が必要です。中古でも値段が高額になるファントムを購入する資金を増やすためには、今乗っている外車をいかに高く売れるかがキーポイントです。外車を高く売りたければ、外車の買取を専門にしている外車王で無料査定をしましょう。
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ロールスロイスの代名詞とも言える贅を尽くした4ドアサルーンのファントムは、数ある高級セダンの中でも群を抜いて上質です。至れり尽くせりのファントムを手に入れれば、日々の生活がリッチに変わると言っても過言ではありません。ファントムは、運転手付きでリアの室内空間を満喫したり、自らがハンドルを握って最高級の乗り心地を体験したりできる最高級車です。最高級の移動空間「ファントム」で快適なカーライフを送りましょう。
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