新型マツダロードスターは、アルファ ロメオ スパイダー ベローチェの再来だ

「アルファ ロメオ スパイダー ベローチェの再来だ」

（ ※編集部追記：当記事は過去にメルマガ配信した記事です。）

皆様こんにちは。梅雨はもう少し、といったところでしょうか。先日、話題の新型マツダロードスターの試乗会に行ってきました。


撮影：中込健太郎

(そのレポートをカレントライフにも書かなくてはいけないのですが、、、)一言で申し上げると、「ドライビングプレジャーに隙がない」ということです。300万円前後で購入できるクルマで、ああいう完成度のクルマはなかなかないように思います。


撮影：中込健太郎

動かした瞬間から、ボディにどういう重量配分でものが載っているか、どんなふうにねじれるか、そんなことが用意に感じ取れるようになっていることは驚きでした。「人馬一体」は貫かれています。もっというと、クルマとドライバーの「呼応の関係」が心地よいのです。幌を閉めればちょっとしたクーペより静かなほど。そのプレジャーを求めることと引き換えにする「やせ我慢」は要りません。たいしたものだと思いました。そして、ここちよい「間」が残されていて、乗り味がどこか、アルファ ロメオ スパイダー ヴェローチェのような心地よさがあると感じました。


撮影：中込健太郎

小さなエンジンながらトルクもしっかり使いこなせるセッティングも、思えば、アルファ ロメオのツインカムに通じるかもしれません。是非一度試乗されることをお勧めします。そして、1台がアレだと、もう1台が粗の目立つクルマではちょっと不満が募るかも。色が少ないのだけがなんですが、それくらいしかすることないのではないか。すでに板についた感じ。僕はとても好き、そんなクルマでした。