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更新2015.10.19
今度の限定車は映画祭をイメージ。ルノー「キャプチャー カンヌ」発表
まつばらあつし
世界3大映画祭のひとつと言われている「カンヌ国際映画祭」。この映画祭にルノーは32年間にわたりオフィシャルパートナーとしてクルマを提供。2015年もキャプチャーやトゥインゴ、エスパスなど200台以上のクルマを提供している。その「カンヌ国際映画祭」をイメージしたルノー「キャプチャー カンヌ」を限定40台で販売開始した。
ヨーロッパの映画では、時として街の風景という役割だけではなく、クルマそのもののキャラクターを活かす描かれ方をしている。登場人物が運転しているクルマのメーカーや車種によって、その人の性格や趣味、生活などを間接的に表したりするように、古くから映画の中でクルマは存在感を発揮している。そして、ルノーは1946年にフランス政府が開催して始まった「カンヌ国際映画祭」に、1983年以来、32年間オフィシャルパートナーとしてクルマを提供し続けており、映画スターやセレブリティの送迎、会期中のスタッフの仕事に利用されるなど、運営にも深くコミットしている。ルノーは他にも、リヨン、ドーヴィル、アングレーム、ヴェネツィアなど数多くの映画祭をサポートしており、日本でも毎年6月に開催されている「フランス映画祭」でももちろん公式なサポートを行っている。すなわち、映画の画面の中だけではなく、映画という文化そのものをバックグラウンドで支えている、と言ってもいいのかもしれない。
今回発表された限定車ルノー「キャプチャー カンヌ」は、ルノー キャプチャーの上級グレード「インテンス」をベースとして、ノーマルモデルより1インチ大きな、映画館をイメージした8インチ大画面SDナビゲーションシステムに、FOCAL社製のMusic Liveスピーカーで、劇場のようなオーディオとビジュアルを楽しむことができる。内蔵もアイボリー/ブラックのCABANA製レザー&レザー調ジップシートで上品なイメージを醸し出し、リアクオーターにはカンヌ国際映画祭の公式エンブレムが埋め込まれている。
外装はアイボリーのボディにルーフがブラックのイヴォワール/ノワール エトワール(30台)、ボディがブラックでルーフがアイボリーのノワール エトワール/イヴォワール(10台)が用意されている。価格は289万円。全国のルノー販売店で6月26日から発売中。
映画とクルマ、というテーマはなかなか興味深い。クルマを前面に押し出した作品も数多く、「ワイルド・スピード」シリーズや「トランスポーター」シリーズなど、クルマが主役的な見せ方もあれば、旧い映画だが「死刑台のエレベーター」のようにクルマがストーリーの重要なポイントになっている場合もある。フランスの旧い映画では、街中に現れるルノー4CVやシトロエンDSなど、単なる風景にとどまらない「風情」というものを感じたり。そのような中でルノーは単にクルマを提供する、と言うだけではなく、もっと根っこの部分からコミットして文化としてのクルマと映画を支えてゆく。そんな「気概」を、このキャプチャー カンヌから、少し感じ取ることができるような気がするのだ。
ルノー キャプチャー カンヌ
http://www.renault.jp/car_lineup/captur/cannes/index.html
カンヌ国際映画祭(日本語)
http://www.festival-cannes.com/jp.html
フランス映画祭2015
http://unifrance.jp/festival/2015/
[ライター・カメラ/まつばらあつし]
ヨーロッパの映画では、時として街の風景という役割だけではなく、クルマそのもののキャラクターを活かす描かれ方をしている。登場人物が運転しているクルマのメーカーや車種によって、その人の性格や趣味、生活などを間接的に表したりするように、古くから映画の中でクルマは存在感を発揮している。そして、ルノーは1946年にフランス政府が開催して始まった「カンヌ国際映画祭」に、1983年以来、32年間オフィシャルパートナーとしてクルマを提供し続けており、映画スターやセレブリティの送迎、会期中のスタッフの仕事に利用されるなど、運営にも深くコミットしている。ルノーは他にも、リヨン、ドーヴィル、アングレーム、ヴェネツィアなど数多くの映画祭をサポートしており、日本でも毎年6月に開催されている「フランス映画祭」でももちろん公式なサポートを行っている。すなわち、映画の画面の中だけではなく、映画という文化そのものをバックグラウンドで支えている、と言ってもいいのかもしれない。
今回発表された限定車ルノー「キャプチャー カンヌ」は、ルノー キャプチャーの上級グレード「インテンス」をベースとして、ノーマルモデルより1インチ大きな、映画館をイメージした8インチ大画面SDナビゲーションシステムに、FOCAL社製のMusic Liveスピーカーで、劇場のようなオーディオとビジュアルを楽しむことができる。内蔵もアイボリー/ブラックのCABANA製レザー&レザー調ジップシートで上品なイメージを醸し出し、リアクオーターにはカンヌ国際映画祭の公式エンブレムが埋め込まれている。
外装はアイボリーのボディにルーフがブラックのイヴォワール/ノワール エトワール(30台)、ボディがブラックでルーフがアイボリーのノワール エトワール/イヴォワール(10台)が用意されている。価格は289万円。全国のルノー販売店で6月26日から発売中。
映画とクルマ、というテーマはなかなか興味深い。クルマを前面に押し出した作品も数多く、「ワイルド・スピード」シリーズや「トランスポーター」シリーズなど、クルマが主役的な見せ方もあれば、旧い映画だが「死刑台のエレベーター」のようにクルマがストーリーの重要なポイントになっている場合もある。フランスの旧い映画では、街中に現れるルノー4CVやシトロエンDSなど、単なる風景にとどまらない「風情」というものを感じたり。そのような中でルノーは単にクルマを提供する、と言うだけではなく、もっと根っこの部分からコミットして文化としてのクルマと映画を支えてゆく。そんな「気概」を、このキャプチャー カンヌから、少し感じ取ることができるような気がするのだ。
ルノー キャプチャー カンヌ
http://www.renault.jp/car_lineup/captur/cannes/index.html
カンヌ国際映画祭(日本語)
http://www.festival-cannes.com/jp.html
フランス映画祭2015
http://unifrance.jp/festival/2015/
[ライター・カメラ/まつばらあつし]