ライフスタイル
更新2018.07.10
ほかにクルマを停めるスペースがあるにもかかわらず、自車の周りにばかりクルマが集まるのはなぜか?
JUN MASUDA
それは、「空いている駐車場にてクルマを停め、戻ってきてみると、ほかにクルマを置く場所がたくさんあるのに、なぜかボクのクルマの周りにだけほかの人のクルマが停まっている」というものだ。
ボクは駐車するのに“不便な場所”をわざわざ選ぶ
ちなみにボクはこういった現象を避けるため、なるべく不便な場所へとクルマを停めるようにしている。
たとえば、商業施設であればもっとも入り口から遠い場所や、自走式立体駐車場であれば、最上階に停める、といった具合だ(これは同乗者にはすこぶる不評だ。なぜならば文字通り”不便”だから)。
これはひとえに「横の車からドアパンチを喰らいたくない」という心理が働いた結果だが、同じように考え、行動する人もほかにはいる。
だから、ボクと同じように「不便な場所」へとクルマを停める人がいるのは理解できる。
そしてそういった人々は同じようにドアパンチを避けるために、わざと左右に間隔をあけてクルマを駐車するのが通常だ。
だが、そうでない人々も稀にいる。
何十台と駐車できるような駐車場で、ボクのクルマしか停まっていないような状況において、なぜか(後から来たクルマが)ボクのクルマの真横に駐車していることがあるのだ。
その意図は理解出来ないが、とにかくこれは気のせいではなく、紛れもない事実である。
駐車時にはこれだけのことに気をつけている
ボクが駐車場所に気をつかうのは、上で述べたように「ドアパンチを嫌う」からだが、これは実際に他車のドア開閉によって自分のクルマが傷を負ったり、ほかのクルマの乗員が持つバッグや荷物との接触が原因で、塗装面に傷を受けたことがあるという経験にも起因している。
これらは塗装面を磨いたり、デントリペアで修理したり、はたまた板金修理で「もとに戻す」ことはできるが、もちろんかかった費用、そして傷ついたボクの心はもとに戻るわけではない。
だから、ボクはクルマを駐車するときには下記について注意している。
1.左右にクルマがいないスペースを選ぶ
2.駐車後に混み合ってきたとしても、左右にクルマが停めることができない場所を選ぶ
3.ミニバンやコンパクトカーの横にクルマを置かない(ベビーカーの出し入れはかなり危険だ)
4.営業車の横にもクルマを置かない(やはり荷物の出し入れが行われる可能性がある)
5.大切にされていそうなクルマの横を選ぶ(そういったクルマのオーナーは、こちらにも気をつかってくれる可能性がある)
6.4ドア車の横を選ぶ(ドアが短いと開閉に要する間隔が狭く、ドアパンチを喰らいにくい)
7.女性ドライバーが乗っていそうなクルマの横には置かない(女性という性別が問題なのではなく、女性は”金具のついた、攻撃力の高いバッグを持っている可能性が高い”ためだ。男性は”手ぶら”であるケースも多い)
8.助手席から人が乗り降りしなさそうなクルマを選び、助手席側に自分のクルマを停める(助手席に荷物が置かれているクルマは助手席に人が乗っていなかった可能性が高い)
いかがであろうか。
皆それぞれ、愛車を守るために自分に課しているルールがあると思われるが、ボクの場合はこういったことを考えている。
少しでも参考になれば幸いだ。
[ライター・撮影/JUN MASUDA]