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更新2019.12.04
200台のなつかしい昭和の車が南港に勢揃い!大阪レトロカー万博2019レポート
小嶋あきら
しかしみんなレトロカー好きなんですね、渋滞するクルマの中にも普段の路上であまり見ないような車種が目に付きます。いすゞ117クーペ、セリカXX、ケンとメリーのスカイライン、さらにはランボルギーニ・カウンタックなど。会場に入らずに一日道路を眺めていても楽しめそうなくらい、レトロなクルマが往来しています。
いざ、大阪レトロカー万博2019に潜入!
ゲートをくぐると、いきなり懐かしいクルマ達が並んでいます。中でも最も懐かしいのは、やはり子供の頃以来一番よく目にした国産の旧車達でしょう。
中にはこういう特殊なクルマも居ました。これを見て思い出したのですが、むかしKさんという非常に座高の高い先輩が居ました。彼が同僚のプレリュードXXに乗せてもらった時の、あの開放したサンルーフから頭が半分ほど出ていたシーン。このクルマだったらあんなにみんなに爆笑されずに済んだのになあ、なんて。いや、もっと爆笑だったかも知れませんね。
今では「背の高いワゴン」が最適解のようになってしまった軽自動車も、ちょっと前はいろいろと面白いのが居ましたよね。
そして、ちょっとスペシャルなクルマ達。
レトロなのに未来感漂うスペースエイジなDSも
そしてそのご先祖様も
未来感というとこの方々もすごいですね
憧れのスーパーカー
ミリタリー代表はウィリス・ジープ。機銃も積んでました
懐かしいプラモデルの即売やラジコンの体験会も盛況でした
さらにはいきなり塗装の実演をやってしまうブースも
ロータリーエンジンも
そして、もはやレトロすぎてよく分からない面々も
帝王メルセデス・ベンツ
最後に、その初代のご先祖様です
以前取材させていただいた産業技術短期大学からも出展が!
産業技術短期大学ものづくりチームの皆さんが、トヨタ博物館にあるレプリカを研究して、車輪からエンジンまでフルスクラッチで造り上げたパテント・モトール・ヴァーゲンです。
クランクがケースではなくオープンになっているという、このプリミティブさ
試乗したり、
エンジンをかけてみたり、
ちょっとだけ動いてみたり。
晴れ渡った晩秋の空の下、来場者みんなが思い思いにレトロなクルマを楽しんでいる。そんな素敵なイベントでした。
[ライター・撮影/小嶋あきら]