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更新2023.01.22

モーニングクルーズ・スーパーカースペシャル

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きもだこよし

去る12月25日、クリスマスの早朝から絵描きは旧山の手通りに来ておりました。代官山T-SITEにて少し特別なモーニングクルーズ「スーパーカースペシャル 前澤友作スーパーカープロジェクトコラボイベント」が開催されるためです。


モーニングクルーズは月イチに開催されていた代官山T-SITE駐車場を会場として行われているイベントです。とはいえ、昨今の諸事情により一時期は当面見送りの状況が続いていました。それが徐々に解除されるに従って、不定期ではありますが順調に再開されつつあります。



今回のテーマはスーパーカー。編集部より行ってみませんか?の言葉に浮かれてクルマを走らせます。クリスマスに開催ということもあり特別なクルマに集まってもらおうと企画されました。



さらに今回は前澤友作氏とのコラボイベントとしてコレクションから選りすぐりの車両を展示。後半にはスーパーカー・クリスマスクルーズと称してプロドライバーの手によるドライブを行います。抽選による7組12名ですが助手席でその走りを楽しむことができるとのことです。


■モーニングクルーズ参加車両 



絵描きも早朝から準備をして待機していたのですが、早い方は6時を過ぎるともう現れていました。


事前エントリーにより参加車両は決められていましたが、50台前後のスーパーカーが参加。実際には飛び込みも数台いたそうです。T-SITEには早朝から美術品のような車両達が整列します。


代官山T-SITEの駐車場にはフェラーリ、ランボルギーニをはじめホンダNSXといった国産のスーパーカーも参加。その多くがハイパフォーマンスエンジンを搭載したガソリン車である中でフェラーリのハイブリットモデル、ラ・フェラーリも登場しておりました。 


またランボルギーニが並ぶスペースにはどことなく見慣れないカウンタックがありましたが、こちらはレプリカモデル。しかしただのレプリカではなく、ショーモデルとしてデビューしたプロトモデルLP500のものになります。実際のオリジナルは、カウンタックの生産を始めるうえで、クラッシュテストに供されてしまい現存はしませんが、オーナーの方は可能な限り忠実に制作をしてもらったとのこと。


こうしたモデルがあることを絵描きもうれしく思います。


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■MZスーパーカープロジェクトとは 



クリスマススペシャルとしてモーニングクルーズで企画したのが、前澤友作氏とのコラボでした。企画自体は前澤氏サイドから持ち込まれたそうですが、T-SITEもこれに呼応して実現となりました。


前澤友作スーパーカープロジェクトは、『クルマを通して未来への夢と希望を創造する』をテーマにクルマを通じて本物に触れる感動体験を届ける活動です。


このプロジェクトメンバーには主宰の前澤友作氏のほか、レーシングドライバー横溝直輝氏、車ギークやまけん氏等が参加しています。



先に紹介した通りブガッティ始めとするスーパーカーに同乗し東京の街を疾走する。この企画に応募してきた人は3千件にも上ったという事です。その中から厳選の結果選ばれし12名ですから、まさにプラチナシートと呼んでも差し支えないと思います。


■今日の1枚 



今日の1枚はパガーニ・ゾンダ。パガーニ・アウトモビリはイタリアのスーパーカーメーカーで、2010年まで生産された車がゾンダです。


それ以降も生産をされているようですが、そのクルマのほとんどが特注車両として顧客の好みに合わせて個別に制作されるようになっており、シルエットこそ同じですが、ワンオフモデルといってもいいクルマばかりです。前澤氏のクルマもゾンダZOZOという特注車両となっています。


今日の1枚に選んだ理由は会場で出発前に漏れ聞こえてきた、プロであるレーシングドライバーでさえ「乗りにくいんだよなあ」と唯一溢されていたのがこのパガーニ・ゾンダだからです。


プロのドライバーをも、てこずらせるという印象を与える。だけれど、それにあこがれる。それこそがスーパーカーのお題目にふさわしいのではないか。そんなことからこの1枚にさせてもらいました。


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■スーパーカーとは何者だったのだろうか? 



会場である駐車場をスーパーカーで埋めていられるのは9時まで。時報を持って前澤氏のロールス・ロイスを先頭にクルマ達は次々と街に解き放たれて行きます。


絵描きはそれらを見送りながら、スーパーカーの定義とはなんだろうと考えます。前にエンジンが無いことか、車高が低いことか?ケレン味があることが条件なのか。金額が法外ならばか?どれも当てはまりそうで微妙に違っている気もします。


かつてスーパーカーしか作らなかったメーカーもSUVを発表する時代です。ですが、それらはまたスーパーカーとは別のものだと思うのです。ならばどこでその定義をつければよいのか?絵描きはこれをままならないモノとしたいと思います。


走らせるのに意外に手を焼いたり非常に高額であったり、もちろん家族の理解なんて得られない。しかし、そのすべてを差し置いても圧倒的である存在感。それこそがスーパーカーに求められるものではないのだろうか?そう思うのです。


だからこそその姿は憧れであり、時代や年齢を問わずに注目を浴び続ける理由なのではないでしょうか。そんな事を考えながら絵描きはまた旅を続けます。 




■【車好き必見】超豪華!! これがMZ SUPERCARクルーズ!
https://www.youtube.com/watch?v=BxvBERMsCQ0
 
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[ライター・撮影/きもだ こよし]   


 
 
 
 
 

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