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更新2025.01.08

5月のクルマ売却で損をしない!自動車税の還付から高額売却のコツまで完全ガイド

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外車王SOKEN編集部

5月にクルマを売却しようとお考えの方は、自動車税(種別割)の取扱いについて気になっているのではないでしょうか。5月は、自動車税(種別割)の納付時期と重なるために税金面で特に注意が必要な時期です。


この記事では、5月のクルマ売却における自動車税(種別割)の取扱いから、損をしない売却のタイミング、高額売却のコツまで、役立つ情報を詳しく解説します。


5月のクルマ売却と自動車税(種別割)の基礎知識


5月のクルマ売却と自動車税(種別割)の基礎知識


5月は自動車税(種別割)の納付時期と重なるため、クルマの売却を検討している方は、税金に関する正しい知識を持っておくことが大切です。特に輸入車の場合、国産車よりも税額が高いことも多いため、より注意が求められます。


自動車税(種別割)の納税義務者と納付時期について


自動車税(種別割)は、毎年4月1日時点でクルマを所有している方に課される税金です。納付時期は5月で、都道府県から送付される納税通知書を使って納付を行います。


自動車税(種別割)は、排気量により税額が異なります。たとえば、排気量4,000ccを超えるクルマの年間税額は7万5,500円です。一方、2,500cc以下の国産車は4万3,500円と、排気量によって税額の大きな差があります。(いずれも2019年10月1日以降に新車登録している場合)


なお、自動車税(種別割)の納付は下記のいずれかで実施します


・金融機関窓口での支払い
・コンビニエンスストアでの支払い
・クレジットカード決済
・スマートフォン決済アプリ
・ペイジー(Pay-easy)


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5月にクルマを売る場合でも自動車税(種別割)の納付は必須


納税通知書は5月に届くため「売却タイミングと重なれば納税しなくても問題ないのではないか?」と考える方もいるでしょう。しかし、自動車税(種別割)が未納の状態だと、クルマを売却できません。


クルマを売る際には、自動車税(種別割)を納付したことを証明する「納税証明書」を提出する必要があります。そのため、自動車税(種別割)を納めていない状態だとクルマの売却は不可です。


すぐにクルマを売るから、と放置せずに、必ず自動車税(種別割)を納めてから査定申し込みを行いましょう。


▼関連記事はこちら
自動車税の未納があるとクルマは売却できない?対処法を解説


5月売却時の自動車税(種別割)の還付の仕組み


5月売却時の自動車税(種別割)の還付の仕組み


売却後に抹消登録する場合のみ、支払い分の還付を受けられます


還付される際には、売却後の期間分(6月から翌年3月まで)が返ってきます。たとえば、年間税額が7万5,500円の場合、10ヶ月分の還付相当額は約6万2,900円です。計算方法と具体例は下記のとおりです。


還付額の計算式:年間税額 ÷ 12か月 × 未経過月数


<具体的な計算例>
・年間税額7万5,500円のクルマを5月に抹消する場合
・未経過月数:10ヶ月(6月~翌年3月)
・還付額:7万5,500円 ÷ 12 × 10 = 約6万2,900円


なお、還付制度があるのは普通車のみで、軽自動車では還付を受けられないため留意しておきましょう。


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高額売却を実現するためのベストな売却時期とは


5月のクルマ売却における、自動車税(種別割)での注意点について解説しました。しかし、クルマを売る際には、税金面だけではなく市場の動向も考慮することをおすすめします。


ここでは、市場動向もふまえてより高額にクルマを売却できる時期について紹介します。


税金面で損をしない賢い売却タイミング


税金面では、下記のポイントを考慮した売却時期の選択が効果的です。


自動車税(種別割)の納付前後


税金面でスムーズに売却できるのは、3月でしょう。4月1日時点の所有者に自動車税(種別割)の納税義務があるため、その日までに買取業者に売却および名義変更を完了できれば、税金における手続きは発生しません。


車検切れ前


車検では、車輌重量に応じて課税される自動車重量税を納めます。そのため、車検前に売却すると税金分の負担を減らせます。


年間の売却相場の変動と狙い目の時期


クルマの売却相場は、季節や時期によって下記のような変動があります。


 3月(年度末)


買取業者の在庫確保ニーズが高まる時期であり、各企業の決算期と重なるために買取価格が比較的好条件になりやすい時期です。


9月


年度の折り返し時期でクルマの需要が増加し、夏のボーナス商戦と重なり、相場が上昇傾向になります。


12月


年末商戦に向けて買取業者の在庫確保ニーズが高まることに加え、冬のボーナス時期と重なり、中古車市場が活性化します。


このように、年間を通じて市場の需要には変動があります。ただし、あくまでも一般的な傾向であり、実際の買取価格は車種や状態、市場環境などさまざまな要因によって変動します。


▼関連記事はこちら
【税金対策ガイド】3月のクルマ売却で損をしない方法と高額買取のコツを徹底解説


クルマ売却の基本フローと必要書類


クルマ売却の基本フローと必要書類


最後に、クルマ売却の基本的な流れと必要な書類を紹介します。売却前にチェックして準備しておくと安心です。


クルマ売却の基本フロー


クルマを売る基本的な流れは下記のとおりです。


1.必要な書類をそろえる
2.査定申し込みをする
3.実車を査定してもらう
4.査定額を提示してもらう
5.査定額に納得したら売買契約を締結する
6.クルマを引き上げられる
7.代金が振込される


まずは書類をそろえてから査定に申し込むと安心です。スムーズな業者だと、最短当日や翌日に査定予約が可能ですが、書類に不備があると後々の手続きが滞ってしまいます。書類のなかには発行に時間を要するものもあるため、まずは準備を整えてから査定に申し込むのがベストでしょう。


クルマ売却の必要書類


クルマを売るのに必要な書類は下記のとおりです。


・自動車検査証(車検証)
・印鑑証明書(発行から3ヶ月以内)
・実印
・納税証明書
・自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険証)
・リサイクル券


※下記は原則買取業者が用意します。


・譲渡証明書
・委任状


 


納税証明書は、クルマの売却手続きに不可欠です。紛失しないように保管しておきましょう。なお、クレジットカードやスマートフォン決済アプリで納税した場合、証明書が発行されるまでに1週間程度かかる場合があります。スケジュールに余裕をもって、手続き方法を各自治体にて確認すると安心です。


なお、印鑑証明書の取得は自治体の役所で行う必要があり、車検証や自賠責保険証を紛失していた場合は、陸運局や保険会社に再発行申請しなければなりません。万が一に備え、早めに準備を始めるとよいでしょう。


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クルマ売却時の必要書類完全ガイド|個人・法人の必要書類から準備方法まで徹底解説


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まとめ:5月のクルマ売却で押さえるべきポイントと外車王のおすすめポイント


5月のクルマ売却では、自動車税(種別割)の納付と還付に関する正しい知識を持ち、必要な書類を準備することが重要です。正確な手続きの実施と、市場動向を踏まえた売却時期の選択が、高額売却のカギとなります。


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