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更新2023.11.22
BMWディーラーが初代ソアラの試乗体験をプレゼント!?「LET’s TRY 3!」キャンペーンとは
中込 健太郎
そんな声も聞こえてきてなんともさみしい限りですが、最近ではさまざまな形式でクルマを利用できる「ほぼマイカー」なサービス・商品が増えてきました。
その一方で、クルマには懐かしい想い出がいっぱい。そんな方もいらっしゃるかもしれません。気軽にクルマのある暮らしを手に入れつつ、懐かしい想い出に浸ることができたらどうでしょう。そんなインパクトのあるキャンペーンを千葉県にあるBMWディーラーがはじめたということで、ちょっとお邪魔してきました。
■まずは3か月、月々3万円台でBMWのある暮らしを。「LET's TRY 3!」
千葉県内でBMW/MINIのディーラー網を展開する株式会社モトーレングランツ。もともとは1976年に株式会社Nakamitsu Motorsとして創業した老舗ディーラーです。2015年に「株式会社モトーレングランツ」と社名を変更し、首都圏近郊という立地を生かして、より多くのユーザーにBMW/MINIの魅力を伝えるべく、独自のサービスメニューも精力的に展開。ユーザーにとって魅力あるディーラー運営を実践している会社です。なかでも特徴的な独自の購入プランが「LET’sTRY 3!」。いわゆる、最近利用者が増えてきている「サブスクリプション型の導入プラン」なので、車両本体価格のほか、さまざまな諸経費、保険をはじめ、クルマの維持管理に関する費用の多くが金額に含まれています。
■LET's TRY 3!とは、「3か月間のお試し期間」の後、正式に購入を決めることができるプラン
多くのサブスクリプションタイプの商品は、数年間の契約期間の間にかかるすべての税金当法定費用、車検代、他維持管理費用が車両価格に上乗せされ、それを利用期間で月割りにする形式が一般的です。その結果、通常の分割払いよりも負担が大きくなるケースが少なくありません。そうしたプランは「支払いのワンストップ化」という点では確かにメリットはあるものの、手放しで「手軽」とは言えないことも事実です。
それに対してこの「LET’S TRY 3!」はいったん当初の支払いプランに関しては最初の3か月のみ。そのあと、継続して乗り続ける(同じプランの延長、購入等様々な購入プランの中から選択)、あるいは車両返却などを選ぶことになります。いわば「3か月間のお試し期間」ののち正式に購入するかを決められるワンクッションになりうるプランになっているのです。
例えば、今までクルマを所有していなかった方が急に必要になった、というケースや、BMWは気になっているけれど、いきなり新車を購入となると…ハードルが高いと感じてしまうというユーザーも少なくないのが実情のようです。ディーラー周辺を一回りしただけでは見極めは難しいけれど、3か月間、BMWとともに暮らすことで初めて分かる・見えてくることを確認できれば、その後も安心して付きあえそう・・・という方はかなり増えてきているのだとか。じっくり試してから新車、それもBMWを購入する。これまでのクルマ好きに紹介していたときとは異なるユーザー像に対しても、BMWやMINIのその素直で、もっと遠くまで走りたくなる魅力を届けることに成功している事例といえそうです。
■「LET’s TRY 3!」専門のショウルームを開設
また、こうしたプランをもっと多くの方に知ってほしいとの思いから、国道16号線沿いの大型ショッピングセンター、セブンパーク アリオ柏(千葉県柏市)に「LET’s TRY 3」専門のショウルームを開設。BMWやMINIをより身近に感じてもらうこと以上に、3か月間じっくり試してから愛車を迎え入れる「買い方」に親しみを持ってもらうべく務めているのだそうです。
●「LET’s TRY 3!」セブンパークアリオ柏
住所:千葉県柏市大島田1丁目6番地1
tel:047-426-1500
営業時間:10:00-20:00
フロア:1F
アクセス:https://sevenpark-kashiwa.ario.jp/information/access/
URL:https://sevenpark-kashiwa.ario.jp/shop/2300000176/
■BMWディーラーが1泊2日の初代ソアラの試乗体験をプレゼント?
この「LET’s TRY 3!」の新規契約または既存契約済みの方のなかから抽選で、1泊2日の初代ソアラの試乗体験をプレゼントという企画がスタートしています。
日本車が欧米のクルマに追い付け追い越せで背伸びと成長を繰り返していたあの頃。経済は右肩上がりで成長していくもの。そんな1980年代に登場した、初めてアウトバーンを欧米のクルマたちと一緒に200km/hで巡行できるようになった忘れることのできない名車です。
モトーレングランツの川元潔専務は「確かに現代のクルマには快適性ではかなわないかもしれません。しかし今のクルマにはない余裕がソアラの端々から感じられます。あの頃の楽しかった思い出、今でもときどき思い出すのですが、このクルマのハンドルを実際に一人でも多くの方に握っていただき、そんな想い出にひたりつつ、もう一花咲かせようじゃありませんか。そんなささやかなエールになればと思っております」
45歳から55歳、あの頃を謳歌した世代の人口は約2200万人。しかし今回のドライブ体験に供すに際して新車のように輝く初代ソアラは、当時など知らないはずの若年層の足も大いに止めている様子。古風で豪華で電気仕掛けなその風貌はまさに「エモさ」の権化。
利便や快適性だけではなく、試しにあの頃に思いを馳せてみる。クルマはこれからも世代間のコミュニケーション中心に居続けるのかも。そんなことを感じずにはいられません。
※12月19日より、セブンパーク アリオ柏にて、初代ソアラの特別展示を実施中
■株式会社モトーレングランツ
住所:千葉県市川市原木1−2−3
URL:http://motoren-glanz.co.jp
■LET’s TRY 3
http://motoren-glanz.co.jp/special/try3/
[ライター・カメラ/中込健太郎]