ドイツ現地レポ
更新2023.11.22
ドイツの街並みに映える、ランドローバー ディフェンダー
中込 健太郎
最近知人がディフェンダーを購入しました。いままでいろいろスポーツカーに乗る機会はあったものの、彼にとって最初の所有車はそのディフェンダーでした。重たく旧弊で確かに今時の選択肢としてそれが最善のクルマか、といえば、もっと洗練されたモダンなクルマはいくらでも見つかるはず。しかしそれをわかった上で、なおも独特の世界、愛おしい雰囲気に惹かれた若い彼の嬉しそうなこと。クルマがあるというのはこういうことなんだよな、きっと。と最近改めて気づかせてくれた身近なクルマ選びでした。
そんな時にドイツからもランドローバーディフェンダーのレポートが届きました。黒いボディが引き締まってクラシックなフォルムながら、今の風景にもマッチしますね。90はショートボディ。オリジナルは前席2名掛けの他、後部には対面式の補助席が合計4席ついていて合計6名乗車まで可能、という仕様は日本でも一時限定販売され、かなり人気を博しました。日本に導入されたものは、ディーゼルを基本とするディフェンダーながら、オプション設定されていた、ディスカバリーと同じV8 4000ccのガソリンエンジンと、オートマティックの組み合わせのものでしたが、これはもしかすると一般的なディーゼルモデルかもしれません。リアハッチのところには通常スペアタイアが鎮座しますが、これはどうも外した形跡が見受けられますね。そして何か牽引できるようにしてあるのでしょうか。確かに強固なフレームと短いボディ、パワーのあるエンジンは牽引にはもってこいですね。
錆びないため、というよりは「重くなりすぎないように」とアルミが採用されたボディは実は割れたりすることも。初代は1948年から製造されているディフェンダー。そのヘビーデューティな成り立ち、雰囲気は、今ではどちらかというとファッション的な理由で依然高い人気を誇っている1台です。タイルが敷かれた路面、クラシックな印象の背景の町並みにこのクルマはよく映えますね。街がエバーグリーンであるように、クルマにもそういうキャラクターは、実は大切なのかもしれませんし、これからもっとそういう視点で語られても良いのかもしれませんね。クルマも広まるようになってようやく一世紀ほどになるでしょうか。街の風景を構成するとなれば、追わねばならない責任というのもあるような気がしますね。その点この一枚の写真だけを切り取ってみても、ドイツにはある種の先進性があるように感じるのです。
そんな時にドイツからもランドローバーディフェンダーのレポートが届きました。黒いボディが引き締まってクラシックなフォルムながら、今の風景にもマッチしますね。90はショートボディ。オリジナルは前席2名掛けの他、後部には対面式の補助席が合計4席ついていて合計6名乗車まで可能、という仕様は日本でも一時限定販売され、かなり人気を博しました。日本に導入されたものは、ディーゼルを基本とするディフェンダーながら、オプション設定されていた、ディスカバリーと同じV8 4000ccのガソリンエンジンと、オートマティックの組み合わせのものでしたが、これはもしかすると一般的なディーゼルモデルかもしれません。リアハッチのところには通常スペアタイアが鎮座しますが、これはどうも外した形跡が見受けられますね。そして何か牽引できるようにしてあるのでしょうか。確かに強固なフレームと短いボディ、パワーのあるエンジンは牽引にはもってこいですね。
錆びないため、というよりは「重くなりすぎないように」とアルミが採用されたボディは実は割れたりすることも。初代は1948年から製造されているディフェンダー。そのヘビーデューティな成り立ち、雰囲気は、今ではどちらかというとファッション的な理由で依然高い人気を誇っている1台です。タイルが敷かれた路面、クラシックな印象の背景の町並みにこのクルマはよく映えますね。街がエバーグリーンであるように、クルマにもそういうキャラクターは、実は大切なのかもしれませんし、これからもっとそういう視点で語られても良いのかもしれませんね。クルマも広まるようになってようやく一世紀ほどになるでしょうか。街の風景を構成するとなれば、追わねばならない責任というのもあるような気がしますね。その点この一枚の写真だけを切り取ってみても、ドイツにはある種の先進性があるように感じるのです。