
よもやま話
更新2023.11.22
いすゞ・ヒルマンミンクス?マンション下の物件が私を呼んでいる
中込 健太郎

今月はなんだか忙殺されておりまして、CL編集部からもせかされる始末。皆様にもご無沙汰してしまっております。なので少し手当たり次第アップしてみることにいたしましょうか。
実はテーマとしては別のところにもあげたことが有るような気がしていますが、特に都内の住宅街を歩いていると、軒先や、逐年数のそんなに新しくないマンションの一階の駐車スペースにしばしば散見される、埃をかぶった、しかし「ちょいちょい貴重な」クルマたち。まったく看過することができないですね。
先日も都内某所を歩いてふと目を移すとこんなクルマが。車種はヒルマンミンクスでしょうか。いすゞがかつてノックダウン生産していた、日本車の黎明期の名車ですね。こういったクルマが有るからこそ、今の日本の自動車が有るのです。しかも分類番号が一桁ですよ。かなり古い。新車か、少なくともかなり昔からここの主にかわいがってもらったのでしょうね。
このナンバー1つ取ってみても、かなりの歳月、太陽を見ずに過ごしてきたことが伺えます。こういうクルマが散逸したり、理解のない関係者によって廃車解体されることなく、しっかりと好事家の人に紹介されるような仕組みというのはできないものでしょうか?何か考えたいものです。
こういうのを見て歩くだけでも十分時間はつぶれますね。この時季もしそういうとない散策をされる方は、せっかくですので、美味しい喫茶店や甘味どころなどをルートに加えて、熱中症にならないばかりか、この上なく「いろんな意味でスウィートな」散策にされますことを切におススメいたします(笑)