
ドライブ
更新2023.11.22
19で29(ジュークで肉!笑)鈴鹿市にある「焼き肉一升びん」で味噌ダレ松阪牛を食べてみた!
中込 健太郎
「アーバンセレクション」拝借していてなんですが、155センチにおさまってぐっと身近になったかもしれませんが「間違いなくGT」そんな「手乗りGT」だからこそこんな使い方もいいのではないでしょうか?
焼き肉が食べたいなら行けばいいのです…松阪牛を食べに!

せっかくジュークを借りたんだから「19より29…もとい、ジュークで肉(笑)」ということでもないのですが、そのときの感想を少々。
意を決して出る旅ばかりがグランドツーリングではありません!フタ筋向こうのコンビニに夜な夜な買い物に行く延長でふらっと行けたらどうでしょう。足のいいクルマを手に入れたら、ぜひ「ちょっくら旅に行ってみる」そんな風に出かけてほしいのです。
前から時々通っても、そうそういつもは行きませんが、今回はせっかくなので松阪牛を頂いてみようと思いました。そんな高級食材、ですが、毎週関西を往復するということが念頭にあると、気持ちが大きくなる、というより目線が変わる感覚があったのです。翌朝は伊勢神宮に行くし、幸いにも道中一緒に持ち歩いている、〆切原稿などもあるので早々ホテルに入る…その前に、この辺りの人気店だそうで、県内のあちこちに見かけるお店「焼き肉一升びん」(http://www.isshobin.com/)さんに行くことにしました。
味噌ダレでいただく松阪牛が最高です!!

夕方5時から夜の部の営業がスタートしますが、少し早かった模様。お店の前で待っていると、時間より前にクルマが1台、また1台。「早とちりさん」は地元にも多い様子。みんな楽しみなんですね。メニューをおそるおそる見ると、さすがに豪勢な内容です。しかし、少し考えていたのですが、なかなか決められず。みんな美味しそうだし、全部食べる訳にも行かないので、選ぼうにも選びきれないもので、「松阪牛三種盛り」を頼むことに。中落ちカルビ、ロース、そしてホルモンまで網羅、とりあえずここからだろうというので待つことに。

ほどなくすると運ばれてきた肉の大皿。きれいな松阪牛のオンパレード!です。包み野菜(サンチュのようなもの)も頼み焼いては食べる私。松阪牛というと泣く子も黙る高級食材。それを食べるんですから「うん、松阪牛食べてる!」というある種の重い、こってりした感覚を期待しているのですが、匂いも臭い煙たさはなく、口に運んでも妙に食べやすい。
さくさくという擬態語を使うと語弊があるのですが、どんどん食べられてしまうので。脂もさらっとしていて、すっきりとして、甘さもある。結局、さらに肉を二皿ほど追加したりしましたが、松阪牛を「もういいかな」と思うまで食べることができました。すみません、ブログに載せようと思ったのですが、久しぶりに高級和牛、テンションが上がってしまい、焼きの写真を失念してしまいました(笑)
お肉はいい意味で軽さがあり、焼き肉独特の「打ちのめされた感じ」がないのが驚きでした。だから「またやっちまったな」という肉を食べたあと独特の蹉跌、後悔もない。額面通り、明日からの新たな日々の為の活力になるパワーフードといえるでしょう。

そしてこれ、このお店自慢のみそダレ。焼き肉のタレですが、肉を焼くという舶来の文化を、しっかりと我々の手中に収めるそんな気高さ、そして説得力、日本人のたくましさを感じるもの。味噌のコクが肉にも野菜にもよくあいます。クルマで行く焼き肉としておススメなのが、このタレ&肉がご飯にもあうということ。ビールがないんじゃ、とは言わせない「ふらっとグランツーリズモ」でクルマに乗って出かけてしまった丸腰の旅人ドライバーにもとても嬉しい味と言えるでしょう。これがあるんだから、ビールじゃなく、飯です。白い飯も食べましょう(笑)
お肉もおいしく、お会計の時に思いました。「今日はこんな美味しい肉を満足いくまで食べたのだから大台行ってなければいいな…」と。そしたら、こんな感じでした。

安くはないです。安くはないですが、これは納得。
東京から名古屋まで高速乗らずに行った私。これに変わったと思うとさらに得な感じのする金額ですね。いつもの大通りに出たところにあるチェーン店の焼き肉屋さんも悪くはないでしょう。しかし、確実に違います。ぜひみなさんも「クルマで松阪牛の焼き肉を食べに」ぜひやってみてください。
ちなみに鈴鹿店はすぐ横がこんな会社

S660の生産で大忙しでしょうね。たくさんボーナスをもらって、松阪牛をたくさん食べて、たくさん作って、たくさん売れるといいですね。
ごちそうさまでした。毎回、とは行かないでしょうが、鈴鹿に行くときにはたまに寄ろうかしら…

[ライター・画像/中込健太郎]
※当記事は過去公開した記事の再編集版です