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更新2025.02.06

ジープは故障しやすい?故障したときの対応を解説

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外車王SOKEN編集部

オフロードモデルとして高い人気を誇るジープ。ジープは故障しやすいと聞くことがあることから、購入をためらう方も多いのではないでしょうか。この記事では、ジープが故障しやすいか解説するとともに、故障したときの対応方法についても紹介します。ジープを検討している方、ジープの故障を心配している方、乗っているジープが故障したときの対応を知りたい方は参考にしてみてください。


外車は国産車よりも故障しやすい?


ジープを含む外車は故障しやすいと聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。確かに、年式が古い外車の中には、国産車より故障しやすいクルマもあります。しかし、近年の外車は、技術進歩や品質管理などが国産車並みになってきているため、故障する頻度は低くなりました。


ただし、絶対に故障しないと断言はできません。また、定期的な点検やメンテナンスなどをしっかり実施していない場合、不具合やトラブルが発生する可能性が高まります。このようなことから、今でも外車は故障しやすいといわれることがあります。


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ジープが故障しやすいといわれる理由


外車の中でもオフロード走行や悪路走破性に優れるジープは、壊れやすいといわれています。ここからは、ジープが故障しやすいといわれる主な理由を紹介します。


道路環境がアメリカと異なる


アメリカは、日本と道路環境が異なります。アメリカでは、休日に長時間・長距離移動することが多いだけでなく、舗装されていない道を走ることも珍しくありません。


一方、日本は舗装された道が多く、短時間・短距離移動、ストップ&ゴーが多いです。このような使い方を想定していないジープにとって日本の道路環境は過酷な環境となります。


この使用環境の違いが駆動系をはじめとする各部の負荷となり故障につながってしまうのです。


長期間乗車による経年劣化


ジープは、長距離走行や悪路走破などを想定しているため、耐久性が高いモデルが多いです。しかし、どのようなクルマでも経年劣化は避けられません。


もし、経年劣化による部品交換やメンテナンスをしなかった場合、取り付け部やボディ骨格に深刻なダメージを与えてしまう可能性があります。経年劣化によって故障した場合、早めに修理しておく必要があります。定期的な点検・メンテナンス、部品交換は確実に行っておきましょう。


ジープの故障しやすい部位


ここからは、ジープの故障しやすい部位を紹介します。


水漏れ(ルーフやドアまわりなど)


ジープを代表する人気モデルであるラングラーやジープの各車種は、水漏れする可能性があります。


たとえば、ラングラーであれば、取り外しができる部位の気密性が低くなったり、正しく取り付けられていなかったりすると、水漏れが発生します。また、その他の車種でも、ウェザーストリップ(ドア周辺などに取り付けられているゴム部品)の劣化が進行した場合、水漏れします。


電装品のエラーやトラブル


ジープは電装品のエラーや不具合も発生する可能性が高いです。


クルマそのものの作りが頑丈で耐久性が高いジープのウィークポイントといえる部分が電装系です。


ナビ・オーディオ関係やパワーウィンドウなど、電装系の部品はジープの中でも故障しやすい部位であるため、異常な動作をしたり警告灯が点灯したりしたときは、早めにディーラーや整備工場で点検・整備を受けましょう。


エアコン


エアコンも故障しやすい部位として挙げられます。コンプレッサーの故障、作動時の異音、エアコンが動かないなど、さまざまな故障事例があるため、エアコンに少しでも違和感を覚えたときは、ディーラーや整備工場にクルマを持ち込み点検してもらいましょう。


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ジープの人気モデルにおける故障の特徴


ここから、ジープの人気モデルにおける故障の特徴を解説します。気になっているモデルの故障の特徴を知りたいときは参考にしてみてください。


ラングラー


ジープ ラングラー


ジープを代表する人気モデルのラングラーは、ルーフやドアまわりからの水漏れ、エアコン・電装系部品の不具合やトラブルが発生する可能性があります。


水漏れが発生すると、車内の電装系トラブルを誘発する可能性があるため、水漏れが発生したときは早めに点検し、必要に応じて修理しましょう。


レネゲート


ジープ レネゲート


ジープのコンパクトモデルであるレネゲードは、電装系部品のトラブルが発生する可能性が高いです。


ナビ・オーディオ、パワーウィンドウなど、電装系部品に違和感やトラブルが発生したときはディーラーや整備工場などにクルマを持ち込んで点検・整備してもらいましょう。


コマンダー


ジープ コマンダー


コマンダーは、電装系の故障が発生する可能性が高いです。


また、初代コマンダーでは、電装系の他にエンジンやトランスミッションのトラブルも発生することもあります。


世代によって故障が発生しやすい箇所が異なるため、初代・2代目のどちらを手に入れるかによって故障しやすい箇所、これまでのトラブル履歴などを確認しておくとよいでしょう。


パトリオット


ジープ パトリオット


パトリオットの故障しやすい箇所は、エアコン、オルターネーター、CVTです。


オルターネーターやCVTの故障は走行する際に影響する重要パーツであるため、パトリオットを購入する際は今までオルターネーターやCVTをはじめとする駆動系に不具合やトラブルがなかったか確認しておきましょう。


チェロキー


ジープ チェロキー


チェロキーは、電装系、雨漏れ、オイル漏れ、センサー故障などが発生しやすいです。


雨漏れが発生すると、車内の電装系の故障を誘発してしまう可能性があるため、雨漏れを発見した際は車内だけでなく、電装系に不具合がないか確認しましょう。


グランドチェロキー


ジープ グランドチェロキー


ジープのなかでもラグジュアリーなモデルであるグランドチェロキーは、電子制御が多く使われているため、電装系にトラブルが発生しやすいといわれています。なお、近年のモデルではトラブルが少なくなっているため、さほど心配する必要はないでしょう。


コンパス


ジープ コンパス


コンパスは、エアコンやオルターネーターなどが故障しやすいモデルといわれています。


エアコンが正しく作動しなかったり、電装系に違和感を覚えたときは、早めにクルマをディーラーや整備工場に持ち込み、点検・整備してもらいましょう。


また、オルターネーターの故障は、エンジントラブルに発展する可能性があるため、定期的な点検を欠かさずに実施し、トラブルが発生しないよう予防整備しておくことをおすすめします。


ジープが故障したときの対応


ジープの故障は、いつどこで発生するかわかりません。ここでは、もしジープが故障したとき、どのような対応をすればよいのか解説します。


故障した箇所をマークで確認する


ジープが故障したり、違和感を覚えたりしたときは、警告灯が点灯しているか確認しましょう。


メーターパネル内に警告灯がでている場合は、故障した箇所と理由がわかるため、早期に対処できます。


ジープに限らず、故障したときは、まず警告灯が点灯しているか確認しましょう。


故障したときのクルマの状況を把握する


ジープが故障したときは、故障前に行った操作や場面などを覚えておきましょう。


故障したときの状況を把握しておくと、点検に持ち込んだ際のトラブルシューティングが早まる可能性があるだけでなく、適切な対処をしやすくなります。


クルマが故障すると焦ってしまうこともあるかもしれませんが、落ち着いて状況把握するよう心がけましょう。


修理にかかる費用を見積もりする


ジープが故障したり、異常が発生したりしたときは、修理の見積もりを取りましょう。


ディーラーだけでなく、整備工場や修理業者など、複数の業者から見積もりを取り、修理内容を確認したり、相場感を把握したりすることをおすすめします。


業者に相談する


ジープが故障した時は、無理に自力で直そうとせず、業者に相談しましょう。


クルマの多くは、電子制御で動いています。専用の機器や専門的な知識がない人が無理に直そうとすると、状況を悪化させてしまうこともあります。


そのため、クルマが故障したときは、業者に相談して故障の原因を探ってもらい修理しましょう。


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故障が少ないジープの特徴


さまざまな故障が発生する可能性があるジープですが、なかには故障しにくいモデルもあります。故障が少ないジープの特徴は、年式が新しいモデルであることです。


年式が新しいモデルであれば、過去にあった故障しやすい部分が改善されている可能性が高く、万が一故障したときも修理しやすいでしょう。


そのため、ジープの購入を検討している方は、可能な限り年式が新しいモデルを選ぶことをおすすめします。


ただし、年式が新しいからといって、絶対に故障しないという保証はありません。購入後は、定期的な点検やメンテナンスを確実に実施し、不具合やトラブルが発生したときに相談できる販売店や整備工場の目星をつけておきましょう。


ジープが故障した場合の修理の依頼先と費用相場


もしジープが故障したら、どこに相談したり修理の依頼をしたりすればよいのでしょうか。ここからは、ジープが故障したときの修理依頼先や費用の相場を解説します。


ディーラー


ジープが故障したとき、まず最初に思い浮かぶ修理依頼先がディーラーです。ディーラーであれば、ジープの販売・点検・メンテナンス・修理を実施しているため、ほとんどのジープの修理ができます。


修理費用は、修理箇所によって異なるものの、部品代や工賃など込みで数万円以上かかる可能性が高いでしょう。


整備工場


整備工場もジープの修理先の候補の1つです。整備工場ではメーカーや車種を問わず、さまざまなクルマの修理を受け付けています。


修理費用は、修理箇所によって異なりますが、ディーラーより安く抑えられる場合が多いです。詳しい修理費用は見積もりを取って確認しましょう。


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ジープの乗り換えを検討した場合には外車王での売却見積もり


ジープの故障が頻発したり、走行に関わる箇所に不具合が生じたりすると、ジープから次のクルマへ乗り換えを検討する方もいるでしょう。


もし、ジープを売却して新しいクルマに乗り換えようとしたときは、ジープをはじめとする外車の買取を専門としている「外車王」にお任せください。


外車王であれば、外車を高く買い取っている実績があるだけでなく、日々外車の査定・買取を実施しているため、安心して任せることができます。


ジープを売却しようと考えはじめたときは、外車の査定・買取を専門としている外車王にご相談ください。


故障対応を頭に入れて安心してジープに乗りましょう


ここまで、ジープの故障や故障時の対応方法について解説してきました。


ジープを含む外車は、国産車よりも故障する可能性が高いです。そのため、ジープなどの外車に乗るときは、故障したときの対応まで頭に入れて乗ることをおすすめします。


また、安心してジープに乗るためにも、故障しやすい箇所がどこなのか把握し、故障したときに相談する場所を事前に決めておくとよいでしょう。


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ジープを高く買い取ってもらうには


これまで大切に乗ってきたジープを少しでも高く売りたい、ジープの真の価値を正しく評価してもらいたいと思ったときは、輸入車専門の買取業者である「外車王」がおすすめです。


外車王では、それぞれのクルマの真の価値を正しく評価するスタッフが在籍しています。また、これまで多くの外車の査定・買取を実施してきた経験があるため、大切に乗ってきたジープを高く評価できる可能性が高いです。


ジープを高く売りたい、大切にしてきたことを評価に反映してもらいたいのであれば、輸入車の買取を専門としている「外車王」にお任せください。

外車王SOKENは輸入車買取20年以上の外車王が運営しています

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