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更新2018.05.22

カネのためにカネを稼がず、好きなことに投資してカネを稼いでクルマを買おう

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JUN MASUDA

この記事を見てくれている人であれば、「もっといいクルマ」に乗りたい、と思うことがあるかもしれない。
そうでなくても、「もっと愛車にメンテナンスコストをかけたい」「もっと良いパーツを装着したい」と考えているかもしれない。

そして、その「もっと」を実現するのは「カネ」である。

カネのためにカネを稼がず、好きなことに投資してカネを稼いでクルマを買おう

節約だけでは「いいクルマ」は買えない



日本では、「カネ儲け」はあまりいいことだとは認識されていない。
むしろ「清貧」こそが日本では美徳だとされている。

ボクは拝金主義ではないが、清貧をヨシとするわけでもない。
もちろんムダなことにお金をつかうのは大嫌いだが、自分を抑えつけることもしたくない。

ボクは今、幸運にもランボルギーニ・ウラカンを所有しているが、そもそもこのクルマは節約をして買えるような金額ではない。

日本では「節約」というキーワードが好まれるが、ボクは節約よりも「稼ぐ」ことのほうが重要だと考えている。
節約して買える範囲のモノでは満足できず、ボクは常に「稼がないと買えない」モノにしか興味がないからだ。

カネのためにカネを稼がず、好きなことに投資してカネを稼いでクルマを買おう

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活きたカネの使い方をしよう



ボクは、カネについてはまさに「天下の周りモノ」だと考えている。
適切な投資をすれば、ちゃんとまわりまわって自分のところへ戻ってくる、ということだ。
そして、その「適切」の度合いによっては大きく増えて戻ってくることもある。

世の中には、様々な方法でカネを稼ぐ人がいる。
一見すると食べ歩きにばかりお金を浪費しているように見える人がいるかもしれない。
だが、その人はもしかすると将来、食レポライターとして大成する可能性も同時に秘めている。
フィギュアに熱中する人も、ゲームに熱中する人も、クルマに熱中する人も同じだ。
他の人からは見て無価値なものであったとしても、ごく限られた人々の間では価値を持つモノがある。

そして、その価値の「伝道師」となることでカネを稼ぐ人々もいる、ということだ。

だから、ボクはなにか好きなこと費用を投じるという行為は悪くない、と思う。
いいクルマが欲しければ、まずなんらかのクルマを購入し、クルマに関する知識を高め、その知識をカネに換えることだって(今の世の中なら)できる。

スーパーカーが欲しいのであれば、スーパーカー購入までの道のりをブログとして公開し、広告収入をスーパーカー購入の足しにするのもいいだろう。

実際にそうやって「成り上がって」きたボクが言うのだから間違いはない。

これがボクの考える「カネは天下の周りモノ」の解釈だ。
節約しても貯金残高はスーパーカーを買えるほどにはならないし、カネは使わなければ単なる数字の羅列でしかない。

カネのためにカネを稼がず、好きなことに投資してカネを稼いでクルマを買おう

カネのことだけを考えると人として何かを失う



ただ、日本もずいぶんカネを稼ぐことについて雰囲気が変わってきたように思う。
多くの起業家がメディアに出てくるようになり、それに憧れる人々が増え、カネそのものについての話題が普遍的になったからだろう。

ネット上のバナー広告もカネに関するものが増えてきたし、転売も一つのビジネスモデルとして確立されている。

ただ、とボクは思う。
カネは好きなモノを買うための手段であって、目的ではない。
カネを稼ぐことを目的に行動すれば、必ず何か大切なものを見失う、と考えている。

たとえば、ボクらがカーディーラーにクルマを買いに行ったとき、「カネのためにクルマを売っている」セールスマンと、「クルマが好きで、その良さを伝えようとしている」セールスマンとがいたとしたら、どちらを選ぶだろう?
ボクだったら、迷うことなく後者を選ぶ。

きっと多くの人も同じだと思われ、結果的に「カネのためにクルマを売っている」セールスマンはあまり稼げず、「クルマが好きで、その良さを伝えようとしている」セールスマンはたくさんボーナスをもらうかもしれない。

ボクはこうやって文章を書き、その対価として報酬をもらう身ではあるが、「カネのために」文章を書きたくない、と考えている。
結局カネのためだけにとった行動はのちのち自分のためになることはない、と考えているからだ。

[ライター・撮影/JUN MASUDA]

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