ドイツニュース
更新2020.11.17
独NRW州、「水素ロードマップ」発表
外車王SOKEN編集部
ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州は9日、同州における水素経済の発展を加速させるための今後の計画をまとめた「水素ロードマップ」を発表した。産業分野における水素利用や燃料電池車の導入、水素の生成・輸送インフラの整備などについて2025年と2030年の目標を設定している。

※画像はイメージ
NRW州のアンドレアス・ピンクヴァルトエネルギー・気候保護相はロードマップの発表に際し、「2050年までにNRW州の産業プロセスをほぼ気候中立とするためには、水素を投入するしかない」との見解を示した。また、水素の利用を徹底すれば、現在の二酸化炭素(CO2)排出量を将来的に25%減らすことができるほか、NRW州において最大13万人の雇用創出効果を期待できる、と説明した。
なお、水素経済の発展に向けた前提条件として、法整備が必要であると述べ、水素輸送網の構築をエネルギー経済法の規定に盛り込む必要がある、と指摘した。
NRW州の発表によると、ユーリッヒ研究所は、NRW州の水素需要が2050年までに年104テラワット時に拡大する見通しであり、うち、18テラワット時をNRW州で生産することができると分析している。このため、NRW州では水素の輸入に向けた国際的な協力関係を構築していく方針を示している。
ロードマップでは、2025年までの目標として、◇デュースブルクに最初の水素ベースの大型鉄鋼プラントを建設する◇燃料電池トラックを400台以上に増やし、トラック用の水素ステーションを20カ所以上、乗用車用の水素ステーションを60カ所以上、整備する◇公共近距離旅客輸送用のバスを500台に増やすほか、水素を燃料とする内陸船を運行する◇ドイツ全体で水素輸送網を500キロメートル、うち、NRW州は120キロメートルを整備する◇産業用の水素を生成するための100メガワットを超える電解層(エレクトロライザー)工場を整備する――などを掲げている。
さらに、2030年までの目標として、◇20トン超の燃料電池大型トラックを1万1,000台、トラックおよび乗用車向けの水素ステーションを200カ所整備、燃料電池ごみ収集車を1,000台導入、燃料電池バスを3,800台導入◇水素輸送網をドイツ全体で1,300キロメートル、うち、NRW州は240キロメートル整備◇NRW州における電解層(エレクトロライザー)の生産能力を1~3ギガワットに拡大する――などとしている。
[提供元/FBC Business Consulting GmbH]
※画像はイメージ
NRW州のアンドレアス・ピンクヴァルトエネルギー・気候保護相はロードマップの発表に際し、「2050年までにNRW州の産業プロセスをほぼ気候中立とするためには、水素を投入するしかない」との見解を示した。また、水素の利用を徹底すれば、現在の二酸化炭素(CO2)排出量を将来的に25%減らすことができるほか、NRW州において最大13万人の雇用創出効果を期待できる、と説明した。
なお、水素経済の発展に向けた前提条件として、法整備が必要であると述べ、水素輸送網の構築をエネルギー経済法の規定に盛り込む必要がある、と指摘した。
NRW州の発表によると、ユーリッヒ研究所は、NRW州の水素需要が2050年までに年104テラワット時に拡大する見通しであり、うち、18テラワット時をNRW州で生産することができると分析している。このため、NRW州では水素の輸入に向けた国際的な協力関係を構築していく方針を示している。
ロードマップでは、2025年までの目標として、◇デュースブルクに最初の水素ベースの大型鉄鋼プラントを建設する◇燃料電池トラックを400台以上に増やし、トラック用の水素ステーションを20カ所以上、乗用車用の水素ステーションを60カ所以上、整備する◇公共近距離旅客輸送用のバスを500台に増やすほか、水素を燃料とする内陸船を運行する◇ドイツ全体で水素輸送網を500キロメートル、うち、NRW州は120キロメートルを整備する◇産業用の水素を生成するための100メガワットを超える電解層(エレクトロライザー)工場を整備する――などを掲げている。
さらに、2030年までの目標として、◇20トン超の燃料電池大型トラックを1万1,000台、トラックおよび乗用車向けの水素ステーションを200カ所整備、燃料電池ごみ収集車を1,000台導入、燃料電池バスを3,800台導入◇水素輸送網をドイツ全体で1,300キロメートル、うち、NRW州は240キロメートル整備◇NRW州における電解層(エレクトロライザー)の生産能力を1~3ギガワットに拡大する――などとしている。
[提供元/FBC Business Consulting GmbH]