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中古車の豆知識

更新2024.11.26

4WDのハイブリッドSUV一覧 | 国産車・輸入車を一挙紹介

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外車王SOKEN編集部

4WDのSUVに対して、「燃費が悪い」というイメージを持つ人は少なくありません。たしかに以前は燃費が悪いモデルが多かったものの、近年は低燃費のハイブリッド型SUVが増えており、必ずしも4WDの燃費が悪いとはいえなくなっています。


本記事では、輸入車・国産車それぞれのハイブリッド型4WD・SUVを紹介します。4WDのSUVの購入を考えている人はぜひ参考にしてください。


ハイブリッド4WDの魅力


ハイブリッド4WDの魅力を下記4つのポイントに分けて解説します。


4WDでも燃費がよい


4輪駆動の4WDは2輪駆動の2WDに比べてパーツが多く、重量も重めです。そのため通常のクルマよりガソリンの消費量が多く、燃費が悪くなりやすいという特徴があります。


しかし、ハイブリッドエンジンを搭載した4WDであればガソリン車より燃費を抑えられます。特にプラグインハイブリッドモデルの場合、電気モーターのみで走行できる距離が長いため、ちょっとした街乗りであれば低燃費走行が可能です。


室内空間や荷室が広い


一般的に4WDのSUVはボディが大きく、室内空間や荷室を広く確保しています。荷室は特に広く、キャンプ用品や車中泊用のシートなど、大量の荷物を積むことが可能です。


ただし、コンパクト型やクーペ型SUVの場合、広さよりも取り回しのよさやデザイン性を重視している傾向があります。人によっては頭上空間や後部座席を狭いと感じる可能性があるため、購入時は必ず試乗し、体感的な広さを確認しましょう。


4WDならば悪路走破性も高い


4WDの魅力はなんといっても悪路走破性の高さです。坂道や雪道・山道など、凸凹が多く舗装されていない道でも、快適かつ安定した走行が可能です。


豪雪地帯や山間部に住んでいる人やキャンプなどで悪路走行の機会が多い人は、事故を防ぐためにも安全性の高い4WDを検討しましょう。


デザインがかっこいい


4WD仕様車はミニバンやワゴンでもあります。特にミニバンはSUVより室内空間や荷室が広い車種が多く、ハイブリッドモデルも充実しています。それでもあえてSUVを選ぶ理由は、「デザインのかっこよさ」ではないでしょうか。


ミニバンのような箱型の形状とは異なり、SUVは大きなタイヤと起伏のあるボディラインが特徴です。また、スポーティなモデルからラグジュアリー感のあるモデルまで、多彩なデザインがあります。クルマごとに際立つ個性があり、好みのデザインを選べる点も一つの魅力といえます。


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ハイブリッドで4WD(AWD)のSUV一覧


ハイブリッドカーで4WD(AWD)のSUVを一覧で紹介します。


なお、駆動方式の呼び方はメーカーによって異なり、近年は全輪駆動を意味する「AWD」表記が増えています。どちらの表記も、一般のクルマにおいて4つの車輪すべてを駆動する点は同じです。


ボルボ XC60


ボルボ XC60


XC60は、安全性に定評があるボルボのベストセラーモデルです。適度なミドルサイズで乗りやすく、どの角度から見ても知的なデザインと、ボルボならではの安全性と快適性が魅力です。


プラグインハイブリッドモデルとマイルドハイブリッドモデルがあり、どちらのモデルでも4WDが用意されています(Plus B5を除く)。常時4WD方式で、走行状況にあわせて5つのドライブモードに切り替えることが可能です。


ポルシェ カイエン E-ハイブリッド


ポルシェ カイエン E-ハイブリッド


カイエンE-ハイブリッドは、ポルシェの人気SUV、カイエンシリーズのプラグインハイブリッドモデルです。スポーツカーブランドとして圧倒的な存在感を誇るポルシェの人気モデルですが、ハイブリッドでも卓越した走行性能は顕在です。0-100km加速タイムは5.0秒をマークしており、一度アクセルを踏めば一瞬で時速100kmに到達します。


XC60と同様に常時4WD方式で5つのドライブモードがあり、走行場所にあわせて自在に切り替え可能です。


ランドローバー レンジローバー


ランドローバー レンジローバー


レンジローバーは、ラグジュアリーSUVの代名詞的存在です。圧倒的な存在感と上質なインテリア、どのような悪路でも走破できる高いオフロード性能が魅力です。プラグインハイブリッドとマイルドハイブリッドモデルがあり、それぞれのモデルに4WDが用意されています。


ハイブリッドといえどもパワフルな走りに妥協はなく、オンロードでもオフロードでも快適な走行が可能です。ボルボやポルシェ同様、駆動方式は常時4WD方式です。


ランドローバー ディフェンダー


ランドローバー ディフェンダー


レンジローバーシリーズを改良して作られたディフェンダーは、ランドローバーのなかでもっともタフなクロスカントリーSUVです。各国の軍用車や赤十字社の支援車として採用されており、頑強なボディと無骨なデザインが特徴です。


ディフェンダーは乗り心地のよさや高級感よりも、過酷な環境や悪天候にも立ち向かえるパワフルな走行と耐久性がポイントです。そのような環境で4WDでオフロード走行を存分に楽しみたい人に適しています。


BMW X5 xDrive50e


BMW X5 xDrive50e


X5は、BMWの高級クロスカントリーSUVです。BMW独自のプラグインハイブリッドシステムを搭載したxDrive50eは、電気モーターのみで110.3kmのEV走行換算距離を実現します。日常的な街乗りであれば、ほぼ電気モーターでカバーできるほどの低燃費(電費)です。


また、BMW独自のインテリジェント4輪駆動システム「xDrive」により、1ランク上のスポーティなドライビング体験が可能です。


アウディ Q5


アウディ Q5


Q5は、アウディのベストセラー高級SUVです。精悍なフロントグリルの印象に見合うパワフルなクリーンディーゼルエンジンにより、力強い走行と低燃費を両立しています。乗り回しやすいミドルサイズSUVのため、日常使いから長距離ドライブまで幅広く対応できます。


アウディの4WDは走行する際に前輪と後輪の力配分を調整する「クワトロシステム」を採用しており、どんな悪路でも安定感のある走行が可能です。


メルセデス・ベンツ GLC


メルセデス・ベンツ GLC


GLCは、メルセデス・ベンツの高級クーペ型SUVです。同じメルセデスのSUVであるGLEやGLSに比べてコンパクトなため乗り回しやすく、日本での街乗りに適しています。クーペ型ならではの流麗なフォルムとスタイリッシュなデザインは、洗練された印象を与えます。


また、GLCのプラグインハイブリッドシステムでは約118km*(WLTCモード)のEV走行が可能です。日常的な街乗りや近距離の移動であれば、電気モーターのみで十分走行できるでしょう。


トヨタ ハリアー


ハリアーは日本のSUVを代表するトヨタの人気モデルで、比較的高価格帯ながら安定した人気を誇ります。


大容量リチウムイオンバッテリーを搭載したプラグインハイブリッドモデル「ハリアーPHEV」のZモデルのEV走行換算距離は93km、WLTCモードの燃費は20.5km/Lです。電気モーターによる高い燃費性能とトヨタの安全性、加えてスタイリッシュかつ普遍的なデザインが魅力です。


日産 エクストレイル


エクストレイルは、多様なライフスタイルに対応できる日産のSUVです。日産が開発した次世代の電動パワートレイン「e-POWERシステム」におけるエンジンは発電専用で、駆動時は大出力の電気モーターのみを使用します。そのため、ハイブリッドシステムながらEVのような走行を楽しめる特徴があり、高い燃費性能とEVのような静粛な走行が特徴です。


日産の4WDシステム「e-4ORCE」はすべてのシーンで走る・曲がる・止まる性能が高く、滑りやすい雪道でも高い安定感を保った走行が可能です。


三菱 アウトランダー PHEV


アウトランダーPHEVは、三菱のクロスオーバーSUVのプラグインハイブリッドEVモデルです。2024年10月に発売された新型では駆動用バッテリーを刷新し、ハイブリッド性能がさらに強化されました。EV航続距離は100kmを超えており、日常生活においては電気のみで十分走行できるでしょう。


また、アウトランダーは力強いデザインが魅力ですが、新型ではない内外装デザインを一部変更し、質感がさらに向上しました。頑強さに加えてラグジュアリー感もパワーアップしています。


まとめ


近年のSUVブームと環境志向の高まりにより、4WDでも燃費がよいハイブリッドSUVは増えています。4WDの駆動システムにはメーカーそれぞれのこだわりがあるため、実際の走行シーンを想定しながら自身に適したモデルを選びましょう。


 

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