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更新2023.11.22
「クルマに惹かれる乙女心」HUNT高浦めぐみさんとMAZDAロードスターが共にあゆむストーリー
中込 健太郎
しかし、「クルマで房総におでかけ」ひいては、クルマだけではなく一緒に盛り上げていけるパートナー企業と日々様々な企画を打ち出し、オープンからようやく間もなく一年と言うタイミングですが、早くもかなり多くの地元の人に浸透しています。そして、そこから現在私も一緒にプロジェクトに加わり参加させていただいています。ただ、この施設ができたそのこと以上に、私を驚かせ、そしてとても嬉しかったことが今回お話を伺った、自身も大のHUNT好きという高浦めぐみさんが、一緒にHUNTで働いてくれることになったと聞いた時のことでした。
HUNTには、いつも入り浸っていました
今でこそスタッフとして働かれている高浦さん、実はHUNTとの関わりは普通の一利用者としてがスタートだったと言います。「地元にこんなクルマに浸れる場所ができるなんて感激過ぎました」ややオーバーな表現などは普通に今時の若い女性と言った雰囲気。ファンを味方についたというのはいいことだなと思うわけです。
もともとはそんなにクルマが好きなわけでもなく、クルマの仕事をしていたわけでもなかったのだそうです。「初めはアウトレットのブランドショップで働いていました」のだそうです。もともとはアパレル大好き、他のショップの面接に言ったら、そのときに誘われて働くことになったのがはじまりなのだとか。それがどうしてHUNTに?「実はつとめていたショップの撤退が決まってしまい、何か仕事も探さないと、と思っていたのです」前職に勤務していた頃から、仕事の終わりにHUNTに来ては「リフトに乗せられているクルマを見ながら美味しいコーヒーを見る」のが楽しみだったと言う高浦さん。その後実際ここでクルマを買うことになるのでした。
Z33のフェアレディZが欲しい
交際していた彼が購入したZ33のフェアレディZが気に入ってしまい、それが本当は欲しかったのだそうです。しかし、交際相手と同じクルマでは・・・一般論で考えるとやや釈然としない部分が。かぶるクルマに乗らなくても。また一緒にドライブできないのでは・・・。話を伺っていると来筆者の脳裏には「?マーク」がしきりに点灯しました。「同じクルマならいつもミーティングができるじゃないですか。あと1台でドライブもいいけれど、トランシーバーで連絡を取りながらドライブもいいものですよ」と独自の楽しみ方を発掘されているのだということがわかりました。しかし、その彼に具体的に相談したところ、「エンジンも大きいので維持費などは安くないよ」とアドバイスをもらったのだそうです。
節目で現れ、共にあゆむクルマを選択
そこでいろいろ見ていたところで偶然見つけた三代目MAZDAロードスターに「アレ?いいんじゃない?コレ」と感じたのだそうです。維持費がまかなえず、「我が子」と称する愛車に対して「育児放棄」するのだけは避けたかったと語る高浦さん。ライトのデザインがかわいらしく、フェアレディよりは小さいエンジンですが、小さな軽量ボディに2,000ccエンジンも十分な性能な上、燃費も良好ガソリン代、もとい高浦さん曰く「ミルク代」も安く済むチョイスは間違いなかったと大満足な様子です。結局、頻繁に通い詰めていたHUNTにある「WOW!TOWN木更津」でカッパーレッドの「ロドリゲスくん」と名付けたNC型ロードスターを購入、昨年のクリスマスに納車してもらうことになるのです。
クルマも、人生も、HUNTから再出発
そんな高浦さん、結局クルマを購入、そして大好きなHUNTを次の職場としても選択。HUNTとの出会いで、すべての歯車がここと噛み合った気がしたと感じているのだそうです。今ではHUNTからの情報発信の際は「高浦探検隊」を率いて大好きなクルマで、地元房総のおでかけ情報を、大好きなHUNTから発信しているのです。そしてついに自動車専門メディアコリズムで自動車のインプレッションをかいたり、地元木更津の情報誌「かぷら」のカバーガールをつとめるなど大活躍。「かぷらの表紙の子よね、頑張って!」房総の人のこころ暖かい声援にもしばしば触れるのだといいます。
最後に「憧れるクルマは?」と聞いたところBMW Z4、スイフトスポーツ、ランボルギーニウラカンなのだとか。いずれもヘッドライトまわりの雰囲気によるところが大きいのだと言います。
なんとなくいいなと思う完成にそって、クルマに触れて、知識や憧れ世界観を広げている高浦さん。クルマ好きは昔に比べ少ないと「憂慮する声」もよく聞きますが、憂慮するような話でなく、「ふとそこにあるクルマに惹かれる乙女心」そんなチョイスを純粋にしているクルマ好きなのだなと感じました。そしてそういう出会いだってあるのがHUNTなのだな。高浦さんからお話を伺っていたらそんな風に感じたものでした。
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[ライター・カメラ/中込健太郎]