更新2023.05.02
西ゲスタンプ、上海モーターショーで次世代EV向けソリューションを展示
外車王SOKEN編集部
スペインの自動車部品大手ゲスタンプは18日、第20回上海モーターショー(4月18日~27日)で最新の電気自動車(EV)向けイノベーション技術を展示すると発表した。高性能でコストパフォーマンスが良い、持続可能性の高いEVモデルに最適なソリューションを紹介するとしている。
次世代EV向けの、バッテリーボックス、セル・トゥ・パック(CTP)コンセプト、接合技術、シャシ軽量化の革新技術、前部トランクのボンネットの全自動開閉システム「アクティブフランク」などのイノベーション技術を展示する。これらの技術や新製品を通して中国市場における地位を強化する。
ゲスタンプでアジア地域を統括するアントニオ・ロペス氏は、「バッテリーボックスによるEVの大幅な重量増加や車両構造の変化は製品や技術開発で考慮すべきことのほんの一例だ。上海モーターショーでは、安全性や軽量構造、二酸化炭素(CO2)排出削減などに焦点を当てたイノベーション技術を紹介する」と述べた。
ゲスタンプは2007年、江蘇州昆山に工場を開設して中国に進出した。現在、中国国内で約5,000人を雇用している。また、昆山と上海に研究開発(R&D)拠点を持つ。
[画像/Adobe Stock 提供元/FBC Business Consulting GmbH]