更新2024.08.09
フォードのリセールバリューが悪いって本当?残価率や価値が低くなる理由についても紹介
外車王SOKEN編集部
フォードは、惜しまれながらも2016年末に日本市場から撤退しています。しかし、いまだにマスタングやエクスプローラーが高い人気を誇っています。一方で、それ以外のモデルの知名度は低く、リセールバリューが低くなる傾向があります。
この記事では、フォードのモデルごとのリセールバリューの相場を紹介します。また、リセールバリューが安くなる理由についても解説しますので、参考にしてください。
フォードのリセールバリューの相場
フォードは、コンパクトカーからSUVまで全てのタイプをラインナップしています。フォードは、リセールバリューが悪いといわれますが、中には新車価格を超えるモデルも存在します。
ここでは、フォードの各モデルの特徴と残価率を紹介します。
エクスプローラー
エクスプローラーは、1991年から2016年にかけて販売されていたフォードを代表するSUVです。残価率は、最終モデルが最高で5割程度となっており、非常に高い水準と言えます。(※2024年8月時点の情報です。)ただし、10年目を境に急激に下落する傾向があり、さらに2000年代の個体に関しては値段がつかない場合もあります。
マスタング
マスタングは、1994年から2016年にかけて販売されていたアメリカを代表するスペシャリティーカーです。残価率は、最終モデルとなった50イヤーズ エディションが最高で8割程度となっているほか、先代モデルでも5~7割程度のリセールバリューを維持しています。(※2024年8月時点の情報です。)国内のスポーツカーブームと相まって、今後も高値で取引きされることが予想されます。
クーガ
クーガは、2010年から2016年にかけて販売されていたコンパクトSUVです。残価率は、最高で2割程度です。(※2024年8月時点の情報です。)買取相場としては厳しい状況ですが、クーガが人気のSUVということもあり、大幅に下落するようなことはなさそうです。
エスケープ
エスケープは、2006年から2013年まで販売されていたミドルクラスのSUVで、残価率は、グレードや走行距離に関係なく1割程度です。ただし、10年以上経過した車輌に関しては値段がつかないケースが多く見られます。
エコスポーツ
エコスポーツは、2014年から2016年にかけて販売されていたコンパクトSUVで、フォードのSUVの中では最もコンパクトなモデルになります。残価率は、最高で2割程度です。(※2024年8月時点の情報です。)ただし、流通台数が少ないため、傾向が見えづらい部分があります。
フォードのリセールバリューはなぜ安い?
フォードのリセールバリューが安い理由は、「日本市場からの撤退」「日本での人気が今一つ」の2つです。
ここでは、この2つの項目について解説します。
日本市場からの撤退
フォードのリセールバリューが安い理由のひとつとして、2016年末の日本からの撤退が挙げられます。撤退をきっかけに、一部の車種にはプレミアがつきました。しかし、全体的に見れば、アフターサービスの不安や新車が買えないなどの理由で、買取相場にマイナスの効果をもたらしています。
また、縮小傾向の国内市場を鑑みると、フォードの復活は難しいといえるでしょう。
日本での人気が今一つ
フォードは、日本での人気が今一つという面があることは否めません。また、輸入車に関しては、ドイツ勢を除けば同じような傾向が見て取れます。ただし、他の輸入車メーカーには、必ず1~2車種ヒット車が存在します。
もちろん、フォードにもマスタングやエクスプローラーといった人気のモデルがありますが、他のモデルの人気の落ち込みがそれ以上の影響をもたらし、結果としてフォードが日本市場から撤退せざるを得ない状況が生まれてしまいました。
フォードを少しでも高く売る方法とは?
フォードを少しでも高く売るためには、業者の選び方や日頃のメンテナンスが大切なポイントになります。
ここでは、2つの項目に分けてフォードを高く売る方法を解説します。
フォードの価値を正しく算出できる業者を選ぶ
フォードを少しでも高く売却するためには、査定の依頼先がフォードの価値を正しく算出できる業者なのかどうかを確認する必要があります。
理由は、フォードのようにリセールバリューが厳しい車は、適正価格よりも著しく低い価格で買い取られてしまう可能性があるためです。たとえば、輸入車を専門に買取している買取業者なら、アメリカ車の買取実績を豊富に持っている可能性があるため、希望額に近い査定額が期待できるかもしれません。
日頃からメンテナンスを欠かさない
日頃からメンテナンスを欠かさないことは、フォードを少しでも高く売却するための大切なポイントといえます。
フォードの撤退でアフターサービスを不安視するユーザーは多いかもしれません。しかし、撤退後の日本におけるアフターサービスは、ピーシーアイという輸入代理店が担当しています。つまり、日頃のメンテナンスを行うことは十分に可能なのです。
そのピーシーアイは、全国に60以上のサービス拠点があり、正規輸入されたフォード車に限って、アフターサービスや純正パーツの供給を行っています。
フォードを高く売りたいなら外車王がおすすめ
フォードを少しでも高く売りたい人には外車王がおすすめです。
外車王は創業20年以上の輸入車専門の買取店のため、たとえ流通台数が少ないモデルであっても、今まで培ってきたスキルや経験を存分に生かし、1台1台の個体差まで正確に評価することができます。さらに全国への無料出張査定を行っているので、たとえ遠方の方であっても買取サービスを受けることができます。また、スピーディーな対応をモットーとしているので、最短即日で買取が可能です。
査定においても、契約後の減額交渉や不当なキャンセル料を請求するなどのいわゆる二重査定が一切ありません。したがって、申し込みから最後のお振込みまで、安心してサービスを利用できます。ただし、査定のお時間を1時間から1時間半程いただきます。理由は、全体の査定項目が100箇所以上に及ぶためです。外車王の査定スタッフは、内外装のコンディションはもちろんのこと、内装の一部を外して骨格の状態までしっかりとチェックします。
フォードを正しく査定できる業者に売却しましょう
ここまでフォードのリセールバリューについて解説してきました。
フォードは、ひと世代前のモデルで値段がつかないケースが多く見られるため、リセールバリューが悪いメーカーだと言わざるを得ないでしょう。一方で、一部の最終モデルに関しては、他の輸入車と比べても遜色ないリセールバリューが維持されています。
少しでも高く売却したい場合は、フォードを正しく査定できる業者に査定を依頼しましょう。
フォードを高く買い取ってもらうには
フォード を高値で売却したい場合は外車王がおすすめです。輸入車に精通した専門スタッフは フォード の特徴及びセールスポイントを把握しているため、一般買取店では評価が難しい車種でも正確かつ高額査定を実現します。一般買取店で思った金額が出なかった方、ディーラー下取りに不安のある方、一括査定にうんざりの方など、愛車の価値を少しでも理解してほしいとお考えでしたら、ぜひ外車王にお任せください。