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輸入車の処分

更新2021.03.31

フィアットの処分は売却がベスト。高く売るためのポイントも解説

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外車王SOKEN編集部

処分を検討しているあなたのフィアットのコンディションはいかがでしょうか。長年あなたの足となってくれた愛車のコンディションは、決して良いものではないかもしれません。実は、状態の悪いフィアットでも売却という処分方法を選択することができます。本稿ではフィアットが最も高く売れる処分方法である売却について解説します。

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フィアットを処分する4つの方法

車を処分する時には何から手をつけて良いのか途方に暮れてしまう人も多いのではないでしょうか。ここでは車を処分する代表的な4つの方法について、各々のメリットとデメリットを解説していきます。

売却する

売却とは、自動車販売店や車の買取を専門に行っている中古車買取業者で車を買い取ってもらう方法です。売却は買取業者には車を売渡すだけで、同じ業者から次の車も購入する場合は「売却」ではなく「下取り」になります。
買取られた車は買取店自らが販売するか、業者間オークションに出品されます。今日では大手中古車買取業者のCMを見ない日はないほど普及している車の売却方法です。

メリット

売却のメリットは、手軽に高くフィアットを売却することができることです。中古車買取業者は次に説明する「下取り」に対抗する存在なので、ディーラーなどでの下取り価格より高い買取額を提示してもらえることが多いです。また、買取のタイミングや場所なども柔軟に対応してくれるので、手軽に車を売却することができます。

デメリット

デメリットは、売却する買取業者選びが難しいことです。
買取業者には取り扱う車種の得意不得意があります。運悪く買取業者が不得意としている車を持ち込んだ場合は、その価値を正しく評価できず安く買い取られてしまうこともあります。特に、フィアット等の欧州車を得意としている買取業者は限られているので注意が必要です。また、悪質な業者の場合には、しつこい勧誘や契約後の減額といったトラブルに巻き込まれる恐れもあります。

下取りに出す

下取りとは、次の車を購入する業者で、今乗っている車の買取も行ってもらう売却方法です。以前は一般的な車の売却方法でしたが、ニーズの多様化に伴い、上述の中古車買取業車への売却にシェアを奪われています。

メリット

メリットは、売却に伴う手間が少なく、新しい車への乗り換えがスムーズなところです。
下取りの場合は、ひとつの業者に販売と買取を依頼します。納車日に今乗っている車を引き渡すので、生活に車が欠かせない人には便利な方法です。また、車の購入と売却をひとつの商談で完結できるので、心理的な負担や書類を書く手間を少なくできるのもメリットと言えるでしょう。

デメリット

下取り額が、中古車買取業車への売却に比べて安いことです。
フィアットのディーラーでの下取りの場合、フィアットの車は比較的高く買取ってくれます。しかし、他車ディーラーでフィアットを下取してもらう場合は、買取後に自社でフィアットを販売することが難しいので、必然的に買取額が安くなります。

廃車にする


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廃車にするには、所管の陸運局で一時抹消登録か永久抹消登録の手続きを行います。
一時抹消は手続き後も、申請を行えば再び登録することができるので、個人売買で車を売却した時などに行います。永久抹消は車が故障、または老朽化で使用できない状態にあるときに行われる手続きで、永久抹消後は再び登録することはできません。

メリット

業者に依頼した場合に発生する代行手数料を節約できることです。

全ての手続きを自分で行うので、行政書士や専門業車に依頼した場合に必要となる5,000円〜30,000円の代行手数料が不要となります。また、一時抹消、永久抹消の申請が行われると自賠責保険ならびに自動車税が月割りで返還されます。さらに、永久抹消は自動車重量税の還付も行われるので忘れずに申請しましょう。また、一時抹消を行うと税負担なく車を保管できるのもメリットと言えます。なお、自分で手続きを行う場合に必要な書類は以下の通りです。

・一時抹消

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・永久抹消

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デメリット

廃車登録に伴う手続きが煩雑で難解、一時抹消後は自走での移動に制限がある、永久抹消は解体後ではないと申請できないの3つです。

陸運局で抹消登録を行う場合には、一時抹消、永久抹消ともに上述の必要書類を準備し陸運局に申請します。しかし、この書類の記入方法や陸運局での手続きは細かな説明や案内が無く、初めて手続きに行った人にはハードルが高いでしょう。
また、一時抹消を行うと容易に車を移動できなくなるのもデメリットです。一時抹消後は公道を走行できなくなるので、移動の必要がある場合は市町村から臨時運行許可証(通称:仮ナンバー)の公布を受ける必要があります。しかし、臨時運行許可証は「車検もしくは車検を前提とした整備のための回送」に運行の目的が制限されているので、使用頻度の低い車を一時抹消して、休日のみ臨時運行許可証で使用する行為は禁じられています。過去には検挙事例もある行為なので注意してください。

永久抹消は解体を行った後でなければ陸運局に申請することができません。つまり、解体業者が解体後に発行する解体証明書を受けてから、陸運局で申請する必要があるので、申請完了までに相当の時間と労力が必要になります。

譲渡する

譲渡とは、家族や知人に車を譲ることです。
譲渡する場合には、事実があった日から15日以内に名義変更の申請を行う必要があります。手続きを行わずに車を引き渡してしまうと、税金や駐車違反金が元の持ち主に請求されてしまうので注意が必要です。ここでは、無償で譲渡することを前提に説明します。

メリット

車の売却に伴う心理的負担がないことです。
通常車を手放す場合には、何らかの形で売却の商談や契約が必要になりますが、家族や知人に譲渡する場合は、その心理的負担が無いことが魅力です。また、家族や知人と会う時には元の愛車に再会できるのもメリットのひとつと言えるでしょう。

デメリット

無償で譲渡するので、次の車の購入資金にはなりません。

譲渡できるということは、まだ使用できる状態の車ということです。この場合、無償で譲渡してしまうと次の車の購入資金が減ることになります。長く乗ってボロボロだから値打ちが無いだろうと、友人に無償で譲渡したら数年後の乗換の時に意外な高値で買取ってもらえた、というのはよくある話です。自己判断で諦めずに中古車買取業者への相談をお勧めします。

フィアットの処分なら売却がおすすめ


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近年、ネットオークションやフリマアプリの普及によって、個人間での車の取引「個人売買」が増えてきました。個人売買は、わずかなシステム使用料以外の中間マージンが発生しないので「売る側は高く・買う側は安く」取引できるメリットがあります。一方で、トラブルに巻き込まれるリスクが高く、車の知識に乏しい一般ユーザーにはハードルの高い売却方法です。そのニーズに応えるために大手中古車買取業車が始めたのがWEB上での「業者委託販売(以下、業車委託)」です。しかし、委託販売も全くリスクが無いわけではありません。ここでは個人売買と業者委託のリスクについて説明します。

個人売買

個人売買とは、ネットオークションやフリマアプリを使って個人間で車を取引することです。個人売買では、準備から価格交渉、そして発送まで全てを自分で行う必要があります。

ネットオークションなどに出品する場合には、指定のフォーマットがないので車のアピールポイントを含めた全ての事実について、分かり易くまとめて出品ページに記載する必要があります。この時に故障箇所を記載し忘れると、車を引き渡し後にトラブルに発生する可能性が高くなります。また、自分では不具合と感じていなかった部分も、買い手からすると大変な不具合に感じるケースもあるため、双方の認識の違いも考慮しなければなりません。このように個人売買では売る側に無限の責任が課されています。このリスクを考慮すると、中古車買取業車に売却するメリットを理解しやすくなるかもしれません。

業者委託

業者委託とは、保証制度や専門家が取引を仲介してくれるメリットがある一方、高い手数料が発生します。

業者委託は、商品説明をフォーマット通りに行ってくれたり、車の状態確認を専門家が行ってくれたりというメリットがあります。しかし、業者によって販売価格に対し7〜10%のシステム使用料が売り手・買い手共に課されます。個人売買と比較すると一定のサポートが受けられる反面、高額な手数料の割に保証制度が弱い場合があることを考慮すると、中古車買取業者で売却した方がコストに対するメリットは大きいと言えるでしょう。

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自分で廃車解体することは違法

車を解体して部品ごとに処分するのは手間がかかります。また、古くなった車を自分で分解してパーツごとで販売する行為は法律で禁止されています。

よほど希少価値の高い車でも無い限り、15年以上経過した車は数万円での下取りを提示されることが多々あります。そんな時に「下取り価格より、自分で廃車解体して中古部品として販売した方が高く売れる」と思うかもしれませんが、許可を受けていない個人が自動車を解体することは自動車リサイクル法で禁止されています。
例えばアルミホイールやボディーパーツはすぐに売ることができます。しかし、割れたヘッドライトや壊れたショックアブソーバー、使い古しのオイルエレメント、穴の開いたマフラーは当然売れないので別途処分する必要があります。その際に、適切に処分されないと環境汚染や不法投棄に繋がってしまいます。このような事態を防ぎ、自動車のリサイクルを促進するために自動車の解体処分は法律で規制されているのです。

フィアット の買取相場についてチェックする >

故障したフィアットも売却可能?

もう動かなくなったフィアットでも、売却先によっては高値で売ることが可能です。

修理不能な事故車や、水没した車は中古車としての価値がなくなってしまうので買取業車によっては買取を断られたり、無償での引取を提案されます。しかし、豊富な流通ルートを持っている外車王なら事故車、水没車、不動車、解体車でも高価買取が可能です。
事故車、水没車、不動車、解体車の買取について詳しくは、こちらの記事を参考にしてください。

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フィアットの売却で外車王がおすすめな理由

フィアットを売却するなら、安心して高く買取ってくれる外車王がおすすめです。ここでは外車王での売却をお勧めする4つの理由を説明します。

フィアットに詳しいスタッフが在籍している

できるだけ高く売却するには、車の価値を正しく評価できるフィアットに詳しいスタッフがいる買取業車を選ぶことが肝心です。
外車買取専門の外車王ならフィアットに精通したスタッフが在籍しているので、特別仕様車や限定車の評価も漏れなく評価可能なので、結果的に高く買い取ることができるのです。

遠方でも無料出張査定可能

高い買取額を提示されても、高い出張料金を請求されては手元に残るお金が減ってしまいます。外車王は日本全国どこでもフィアットに精通した買取スタッフが無料で出張査定に伺います。

二重査定は一切なし

二重査定とは契約後またはお車の引取後に、修理費用や手数料を最初に提示した買取額から減額をする行為です。これが行われると、「契約金額=入金額」と思い、新しい車の予算を組んでいた場合には資金が足りなくなってしまいます。外車王では、最初にお約束した金額がお客様の手元に入金される金額です。紛らわしい二重査定がない外車王なら安心して車を売却できます。

水没車・解体車・故障車の買取も可能

外車王なら水没車や解体車、故障車でも創業20年で培った多様な販売ルートがあるので高価買取が可能です。また、上述の通り全国無料出張買取に対応しているので、動かなくなった車でも問題なく買取いたします。お車の保管場所まで専門のスタッフが無料で査定に伺います。

フィアットの処分なら売却がおすすめ

本稿では、フィアットの処分は中古車買取店への売却が価格面も含めてメリットが多いことを解説してきました。確かに個人売買などで手間と時間をかければ、僅かながら車を高く売却することは可能です。しかし、外車王で売却すれば僅かな金額で貴重な時間と安心を得ることができるのです。フィアットの処分方法に迷っているのなら、まずは外車王に査定を依頼してください。外車王の査定額はベストな売却方法を選択する指針になるでしょう。

[ライター/外車王SOKEN編集部]
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フィアットを高く買い取ってもらうには

フィアット を高値で売却したい場合は外車王がおすすめです。輸入車に精通した専門スタッフは フィアット の特徴及びセールスポイントを把握しているため、一般買取店では評価が難しい車種でも正確かつ高額査定を実現します。一般買取店で思った金額が出なかった方、ディーラー下取りに不安のある方、一括査定にうんざりの方など、愛車の価値を少しでも理解してほしいとお考えでしたら、ぜひ外車王にお任せください。

フィアット の買取専門ページはこちら >

外車王SOKENは輸入車買取20年以上の外車王が運営しています

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輸入車に特化して20年以上のノウハウがあり、輸入車の年間査定申込数20,000件以上と実績も豊富で、多くの輸入車オーナーに選ばれています!最短当日、無料で専門スタッフが出張査定にお伺いします。ご契約後の買取額の減額や不当なキャンセル料を請求する二重査定は一切ありません。