イベント
更新2017.06.12
フェラーリ百花繚乱の「フェラーリレーシングデイズ 2015」イベントレポート
松村 透
・去る、2015年4月25日および26日に富士スピードウェイにて開催されました「フェラーリ・レーシング・デイズ 富士 2015」の模様をご紹介いたします。
まずは横アングル特集です。フェラーリに限らず、クルマを撮るときにどのアングルがベストなのかを探ることになるわけですが、このメーカーのモデルはどこから眺めても美しい…と、思わず仕事を忘れそうになります。
ではまず、右サイドから。
黄色のボディカラーが眩しい、458スペチアーレ。
黒いボディカラーは珍しいですね。ディーノ246GTS。
512TRとテスタロッサです。テスタロッサのホイールが512TR用に変更されているので、どちらが該当モデルだか一瞬迷いますね。
限定モデルのSAアペルタ。こんな素敵なカラーコーディネートがオーダーできるのですね。
エンツォフェラーリも数台やってきていました。日本人デザイナーのケン奥山氏が手がけたモデルとして話題になりましたね。
最新のスペチアーレ、ラ フェラーリも数台参加していました。紺色のボディカラーは珍しいですね。
では、ここからは左サイドです。
なんと当日は、458スペチアーレがペースカーに。フェラーリのオフシャルウオッチであるHUBLOT仕様になっています。
鮮やかブルーのボディカラーが眩しい458スパイダー。これもオーダーカラーでしょうか。
シャンパンゴールドに近いシルバーに塗られたF12。フェンダーやホイールキャップの跳ね馬がカーボン柄になっています。
サイドから見たV8フェラーリたち。F355は、最近のフェラーリに比べると小柄に見えるほどです。
白い575Mと赤い512TR。ミッドシップからフロントエンジンになってから、12気筒フェラーリのデザインも随分変わりましたね。
紺色のボディカラーが珍しいチャレンジストラダーレと、白い458スパイダー。
限定モデルである、スーパーアメリカも来ていました。
黄色に塗られたエンツォフェラーリ。ボディカラーでずいぶん印象が変わります。
いかがでしたか?テスタロッサや348が現役の頃は、フェラーリ関連のイベントといえば赤一色に近い状態でした。360モデナが登場したあたりから、色とりどりのフェラーリが日本の路上を走るようになったように思います。
自分の好きな色や好きな仕様にフェラーリをオーダーするのは、まさにクルマ好きにとって夢と憧れかもしれません。
続けて、カレントライフ的に気になったフェラーリをピックアップしてご紹介いたします。
ソリッドのブルーという、鮮やかかつ非常に珍しいカラーの458スパイダーです。イエローのキャリパーとフェンダーのキャバリーノランパンテのバッチがアクセントになっていてお洒落ですね。
こちらは非常にシックなボディカラーを纏ったF12。どんなオーナーさんが所有されているのでしょうか?ファッションなどにもこだわりがあるのかもしれないですね。お会いしてみたかったです。
現行フェラーリのオシリ…です。お好みのモデルはどれですか?
カレントライフ的には会場内でお洒落度ナンバーワンだった、限定モデルのSAアペルタに惹かれました。
外装がこれだけお洒落な個体ですから、内装の色合いもご覧の通り。いつか、こんなオーダーにチャレンジしたいです…(遠い目)。
リアビューもご覧の通り。ボディカラーはもちろん、こんなオーダーができるのだと初めて知りました。
ブルーツールドフランスのボディカラーが珍しいチャレンジストラダーレ。このボディカラーにタンの内装というお洒落な組み合わせ。直射日光が当たらないよう、フロントガラスをシェードで覆うあたりに、オーナーさんのクルマへの愛情を感じますね。
一見、ノーマルのF355と思いきや、これまたレアなアイディング F355。エンジン音を聴いてみたかったです。
いまも高い人気を誇る512TRも数台参加していました。最近、値上がりの気配が…(泣)。
こちらは白いテスタロッサ。当時は圧倒的に赤が多かったので、白いテスタロッサはレアですね。
テスタロッサと512TRが仲良く並んでいました。こうして眺めていると、ずいぶん雰囲気が違いますね。
F355と348チャレンジ。周辺に停まっている近代のフェラーリとデザインを見比べることができるのも、このイベントの大きな魅力です。
328GTSが圧倒的に多いなかで、328GTBはレアな存在かもしれません。こうしてディーノと並んでいると、心なしかホッとするのは私だけでしょうか?
ソリッドのブラックが印象的なディーノも参加していました。屋根が取り外せるGTSのようです。
最新のフェラーリに混じって、デイトナも参加していました。存在感でも現行モデルに負けていません!思わず見とれてしまいました。
512BBと最新のF12が仲良く並んでいました。こうして見ると、BBがとてもコンパクトであるように感じられます。
何気なく置かれているサインボードも洒落ています。
F1とXXオーナーや関係者だけが入ることが許されるスペース。まさに、限られたひとにだけ入ることができる空間です。
オーナーの方には絶品のイタリアンランチが振る舞われていました。主催者様のご厚意でお邪魔させていただきましたが、あまりの美味しさに思わずおかわりをしてしまい…。※室内は撮影禁止とのことで、入口のサインでご容赦ください。
最新のスペチアーレ、ラ フェラーリも3台参加していました。ボディカラーで、ずいぶん印象が異なりますね。
リアビューもご覧の通り。まだまだ日本の道で見掛けることは稀なので、会場内でも一番の注目度でした。
エンツォ フェラーリは2台参加していました。ピニンファリーナ時代のケン奥山氏が手掛けたデザインであることは有名なエピソードですね。
お洒落は足元から…といいますが、ボディカラーとホイール、ブレーキキャリパーの組み合わせでさまざまな表情を見せてくれます。
まずはこちらのF12。シックなボディカラーにイエローのキャリパーがアクセントになっています。ホイールキャップとフェンダー部分のキャバリーノランパンテがさりげなくカーボンパーツになっています。
赤のボディカラーにシルバーのキャリパーというシックな組み合わせ。こちらの458も、ホイールキャップとフェンダー部分のキャバリーノランパンテがさりげなくカーボンパーツになっています。
黒いボディカラーにシルバーのキャリパーというシックな組み合わせ。こちらの458も、ホイールキャップとフェンダー部分のキャバリーノランパンテがさりげなくカーボンパーツになっています。フェラーリオーナーの間で流行しているのでしょうか?
カレントライフ的足元のお洒落度ナンバーワンはやはりこのSAアペルタ。チョコレートブラウンの差し色だけでも充分にお洒落ですが、ホイールキャップまでボディカラーと同色。細部にわたり、まったく隙がありません。
いかがでしたか?フェラーリのイベントだけに華やかな雰囲気が漂っていました。取材でありながら「やはりいつかは…」と思わせてしまう魔力こそが、フェラーリの魅力なのかもしれません。
最後に、4月26日(日)の模様をお届けいたします。富士スピードウェイのコースから撮影したものも満載です。今回は、山田カメラマンが撮影した会場の模様をピックアップしてご紹介いたします。
天候にも恵まれ、日本各地から続々とフェラーリが集まってきます。
最新の458スペチアーレや、
いまだに高い人気を誇るフェラーリ328の姿も。
ラフェラーリは計5台が富士に集結!
458チャレンジEVOのワンメイクレース「Ferrari Challenge Trofeo Pirelli」も同時開催。
見た目は458ですが、もはや完全にレーシングサウンドといえる音色を轟かせていました。
白熱したバトルが繰り広げられていました。
サーキット専用モデルである、FXXと599XXが疾走する「XX Programmes」。見た目はロードカーですが、もはやレーシングカーの雰囲気とサウンドを轟かせていました。
「F1 Clienti」のデモ走行も実施されました。こちらは。V12からV10エンジンへと変更された最初の年にあたる。1996年の「F310」。3リッターV10のエンジン音を轟かせていました。
こちらは主に2001年シーズンのF1を戦った「F2001」。同じく、3リッターV10のエンジン音を轟かせていました。カレントライフ的には、こちらのF1サウンドにしびれました。
599XXを間近で見られる機会は滅多にないので、会場内でも注目されていました。
Cピラーからそのまま生えたようにそびえ立つリアウィングです。
前日(25日)には紺色のデイトナが参加していましたが、この日はイエローの個体も。
会場にはフェラーリP4も参加していました。
当時のレーシングカーが放つ独特のオーラは、ロードカーでは醸し出せません。エンジン音を聴いてみたかったです。
前日(25日)には参加していなかったF40もやってきていました。
F40越しにもう1台のF40を撮影してみました。
このF40にはモディファイが加えられているようで、ブレーキ周りだけでなく、リアカウルなどもノーマルとは異なります。
このとき山田カメラマンが「あぁ、これが家のガレージだったらなあ〜」とつぶやいたような気がします(笑)。
F40とエンツォ フェラーリのバックシャン。こういったスペチアーレモデルを間近で見られるのもこのイベントの魅力です。
微妙に色味が異なる2台のエンツォ フェラーリ。手間の方が、フェラーリF1のカラーに近いようです。
ナンバーの取り付け場所に苦慮したのかもしれませんが、せっかくのデザインが台無しになっているように思えてなりません。
手前のラ フェラーリのバンパーには、パークセンサー(障害物に近づくとセンサーが反応して警告音を発する)が装備されているのが確認できます。
ピット内にはイエローに塗られた、ラ フェラーリとエンツォ フェラーリがひっそりと佇んでいました。
薄暗いピットに浮かび上がる2台のスペチアーレモデル。いつまでも眺めていたくなります。
スペチアーレなフェラーリたちはここに集められていました。あるところには、きちんとあるんですね・・・。
大きく分けて3回にわたってお届けしてまいりました「フェラーリレーシングデイズ 富士 2015」いかがでしたでしょうか?
最新のモデルがじっくり見られるだけでなく、往年のモデルがいまも元気に走っている姿を確認できました。
海外では、砂埃にまみれてしまっているようなフェラーリの画像を見たことがあります。このイベントで富士スピードウェイに集結したフェラーリは、どれも美しく磨き上げられていて、オーナーさんから大事にされていることが伺えました。はるばる海を渡ってやってきたフェラーリたちにとって、日本はいい環境なのかもしれません。
[ライター/江上透・カメラ/山田勇]
〜編集前記〜
今週末に開催されるフェラーリレーシングデイズのメディアパスが届きました。直前の取材申請だったんですが、事務局の方がすぐに手配してくださいました。直前のご準備でお忙しいなか、ご対応いただきありがとうございます!
例え仕事でも、各案件の締め切りに追われつつ、ほぼ徹夜状態で出発することになろうとも、フェラーリのイベントの取材となると、おのずと胸が高まります。
左がプレスパスです。厚みのあるプラスチック製です。うっすらと写っているのは、サーキット専用車のフェラーリFXXですね。右の跳ね馬が刻印された厚手の黒い紙はランチチケット。こういうツールにも手を抜かないのがフェラーリなのでしょうか。お洒落です。
オーナーの皆さまが笑顔でパドック内を歩いている光景を、遠くから苦々しく羨ましく眺めることになりそうです(笑)。
[ライター/江上透]
まずは横アングル特集です。フェラーリに限らず、クルマを撮るときにどのアングルがベストなのかを探ることになるわけですが、このメーカーのモデルはどこから眺めても美しい…と、思わず仕事を忘れそうになります。
ではまず、右サイドから。
黄色のボディカラーが眩しい、458スペチアーレ。
黒いボディカラーは珍しいですね。ディーノ246GTS。
512TRとテスタロッサです。テスタロッサのホイールが512TR用に変更されているので、どちらが該当モデルだか一瞬迷いますね。
限定モデルのSAアペルタ。こんな素敵なカラーコーディネートがオーダーできるのですね。
エンツォフェラーリも数台やってきていました。日本人デザイナーのケン奥山氏が手がけたモデルとして話題になりましたね。
最新のスペチアーレ、ラ フェラーリも数台参加していました。紺色のボディカラーは珍しいですね。
では、ここからは左サイドです。
なんと当日は、458スペチアーレがペースカーに。フェラーリのオフシャルウオッチであるHUBLOT仕様になっています。
鮮やかブルーのボディカラーが眩しい458スパイダー。これもオーダーカラーでしょうか。
シャンパンゴールドに近いシルバーに塗られたF12。フェンダーやホイールキャップの跳ね馬がカーボン柄になっています。
サイドから見たV8フェラーリたち。F355は、最近のフェラーリに比べると小柄に見えるほどです。
白い575Mと赤い512TR。ミッドシップからフロントエンジンになってから、12気筒フェラーリのデザインも随分変わりましたね。
紺色のボディカラーが珍しいチャレンジストラダーレと、白い458スパイダー。
限定モデルである、スーパーアメリカも来ていました。
黄色に塗られたエンツォフェラーリ。ボディカラーでずいぶん印象が変わります。
いかがでしたか?テスタロッサや348が現役の頃は、フェラーリ関連のイベントといえば赤一色に近い状態でした。360モデナが登場したあたりから、色とりどりのフェラーリが日本の路上を走るようになったように思います。
自分の好きな色や好きな仕様にフェラーリをオーダーするのは、まさにクルマ好きにとって夢と憧れかもしれません。
続けて、カレントライフ的に気になったフェラーリをピックアップしてご紹介いたします。
ソリッドのブルーという、鮮やかかつ非常に珍しいカラーの458スパイダーです。イエローのキャリパーとフェンダーのキャバリーノランパンテのバッチがアクセントになっていてお洒落ですね。
こちらは非常にシックなボディカラーを纏ったF12。どんなオーナーさんが所有されているのでしょうか?ファッションなどにもこだわりがあるのかもしれないですね。お会いしてみたかったです。
現行フェラーリのオシリ…です。お好みのモデルはどれですか?
カレントライフ的には会場内でお洒落度ナンバーワンだった、限定モデルのSAアペルタに惹かれました。
外装がこれだけお洒落な個体ですから、内装の色合いもご覧の通り。いつか、こんなオーダーにチャレンジしたいです…(遠い目)。
リアビューもご覧の通り。ボディカラーはもちろん、こんなオーダーができるのだと初めて知りました。
ブルーツールドフランスのボディカラーが珍しいチャレンジストラダーレ。このボディカラーにタンの内装というお洒落な組み合わせ。直射日光が当たらないよう、フロントガラスをシェードで覆うあたりに、オーナーさんのクルマへの愛情を感じますね。
一見、ノーマルのF355と思いきや、これまたレアなアイディング F355。エンジン音を聴いてみたかったです。
いまも高い人気を誇る512TRも数台参加していました。最近、値上がりの気配が…(泣)。
こちらは白いテスタロッサ。当時は圧倒的に赤が多かったので、白いテスタロッサはレアですね。
テスタロッサと512TRが仲良く並んでいました。こうして眺めていると、ずいぶん雰囲気が違いますね。
F355と348チャレンジ。周辺に停まっている近代のフェラーリとデザインを見比べることができるのも、このイベントの大きな魅力です。
328GTSが圧倒的に多いなかで、328GTBはレアな存在かもしれません。こうしてディーノと並んでいると、心なしかホッとするのは私だけでしょうか?
ソリッドのブラックが印象的なディーノも参加していました。屋根が取り外せるGTSのようです。
最新のフェラーリに混じって、デイトナも参加していました。存在感でも現行モデルに負けていません!思わず見とれてしまいました。
512BBと最新のF12が仲良く並んでいました。こうして見ると、BBがとてもコンパクトであるように感じられます。
何気なく置かれているサインボードも洒落ています。
F1とXXオーナーや関係者だけが入ることが許されるスペース。まさに、限られたひとにだけ入ることができる空間です。
オーナーの方には絶品のイタリアンランチが振る舞われていました。主催者様のご厚意でお邪魔させていただきましたが、あまりの美味しさに思わずおかわりをしてしまい…。※室内は撮影禁止とのことで、入口のサインでご容赦ください。
最新のスペチアーレ、ラ フェラーリも3台参加していました。ボディカラーで、ずいぶん印象が異なりますね。
リアビューもご覧の通り。まだまだ日本の道で見掛けることは稀なので、会場内でも一番の注目度でした。
エンツォ フェラーリは2台参加していました。ピニンファリーナ時代のケン奥山氏が手掛けたデザインであることは有名なエピソードですね。
お洒落は足元から…といいますが、ボディカラーとホイール、ブレーキキャリパーの組み合わせでさまざまな表情を見せてくれます。
まずはこちらのF12。シックなボディカラーにイエローのキャリパーがアクセントになっています。ホイールキャップとフェンダー部分のキャバリーノランパンテがさりげなくカーボンパーツになっています。
赤のボディカラーにシルバーのキャリパーというシックな組み合わせ。こちらの458も、ホイールキャップとフェンダー部分のキャバリーノランパンテがさりげなくカーボンパーツになっています。
黒いボディカラーにシルバーのキャリパーというシックな組み合わせ。こちらの458も、ホイールキャップとフェンダー部分のキャバリーノランパンテがさりげなくカーボンパーツになっています。フェラーリオーナーの間で流行しているのでしょうか?
カレントライフ的足元のお洒落度ナンバーワンはやはりこのSAアペルタ。チョコレートブラウンの差し色だけでも充分にお洒落ですが、ホイールキャップまでボディカラーと同色。細部にわたり、まったく隙がありません。
いかがでしたか?フェラーリのイベントだけに華やかな雰囲気が漂っていました。取材でありながら「やはりいつかは…」と思わせてしまう魔力こそが、フェラーリの魅力なのかもしれません。
最後に、4月26日(日)の模様をお届けいたします。富士スピードウェイのコースから撮影したものも満載です。今回は、山田カメラマンが撮影した会場の模様をピックアップしてご紹介いたします。
天候にも恵まれ、日本各地から続々とフェラーリが集まってきます。
最新の458スペチアーレや、
いまだに高い人気を誇るフェラーリ328の姿も。
ラフェラーリは計5台が富士に集結!
458チャレンジEVOのワンメイクレース「Ferrari Challenge Trofeo Pirelli」も同時開催。
見た目は458ですが、もはや完全にレーシングサウンドといえる音色を轟かせていました。
白熱したバトルが繰り広げられていました。
サーキット専用モデルである、FXXと599XXが疾走する「XX Programmes」。見た目はロードカーですが、もはやレーシングカーの雰囲気とサウンドを轟かせていました。
「F1 Clienti」のデモ走行も実施されました。こちらは。V12からV10エンジンへと変更された最初の年にあたる。1996年の「F310」。3リッターV10のエンジン音を轟かせていました。
こちらは主に2001年シーズンのF1を戦った「F2001」。同じく、3リッターV10のエンジン音を轟かせていました。カレントライフ的には、こちらのF1サウンドにしびれました。
599XXを間近で見られる機会は滅多にないので、会場内でも注目されていました。
Cピラーからそのまま生えたようにそびえ立つリアウィングです。
前日(25日)には紺色のデイトナが参加していましたが、この日はイエローの個体も。
会場にはフェラーリP4も参加していました。
当時のレーシングカーが放つ独特のオーラは、ロードカーでは醸し出せません。エンジン音を聴いてみたかったです。
前日(25日)には参加していなかったF40もやってきていました。
F40越しにもう1台のF40を撮影してみました。
このF40にはモディファイが加えられているようで、ブレーキ周りだけでなく、リアカウルなどもノーマルとは異なります。
このとき山田カメラマンが「あぁ、これが家のガレージだったらなあ〜」とつぶやいたような気がします(笑)。
F40とエンツォ フェラーリのバックシャン。こういったスペチアーレモデルを間近で見られるのもこのイベントの魅力です。
微妙に色味が異なる2台のエンツォ フェラーリ。手間の方が、フェラーリF1のカラーに近いようです。
ナンバーの取り付け場所に苦慮したのかもしれませんが、せっかくのデザインが台無しになっているように思えてなりません。
手前のラ フェラーリのバンパーには、パークセンサー(障害物に近づくとセンサーが反応して警告音を発する)が装備されているのが確認できます。
ピット内にはイエローに塗られた、ラ フェラーリとエンツォ フェラーリがひっそりと佇んでいました。
薄暗いピットに浮かび上がる2台のスペチアーレモデル。いつまでも眺めていたくなります。
スペチアーレなフェラーリたちはここに集められていました。あるところには、きちんとあるんですね・・・。
大きく分けて3回にわたってお届けしてまいりました「フェラーリレーシングデイズ 富士 2015」いかがでしたでしょうか?
最新のモデルがじっくり見られるだけでなく、往年のモデルがいまも元気に走っている姿を確認できました。
海外では、砂埃にまみれてしまっているようなフェラーリの画像を見たことがあります。このイベントで富士スピードウェイに集結したフェラーリは、どれも美しく磨き上げられていて、オーナーさんから大事にされていることが伺えました。はるばる海を渡ってやってきたフェラーリたちにとって、日本はいい環境なのかもしれません。
[ライター/江上透・カメラ/山田勇]
〜編集前記〜
今週末に開催されるフェラーリレーシングデイズのメディアパスが届きました。直前の取材申請だったんですが、事務局の方がすぐに手配してくださいました。直前のご準備でお忙しいなか、ご対応いただきありがとうございます!
例え仕事でも、各案件の締め切りに追われつつ、ほぼ徹夜状態で出発することになろうとも、フェラーリのイベントの取材となると、おのずと胸が高まります。
左がプレスパスです。厚みのあるプラスチック製です。うっすらと写っているのは、サーキット専用車のフェラーリFXXですね。右の跳ね馬が刻印された厚手の黒い紙はランチチケット。こういうツールにも手を抜かないのがフェラーリなのでしょうか。お洒落です。
オーナーの皆さまが笑顔でパドック内を歩いている光景を、遠くから苦々しく羨ましく眺めることになりそうです(笑)。
[ライター/江上透]